日産"パルサー"は、日産伝統のセダンタイプの乗用車"サニー"より派生したコンパクトサイズの乗用車です。そのなかでも5代目 N15型は、シリーズの最終型となってしまいましたが、欧州市場で高評価を得たクルマです。
Contents
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- 日産・パルサー(N15型)とは
- 日産・パルサー(N15型)最大の特徴は「エンジンバリエーション」
- 日産・パルサー(N15型)オススメポイントその1:5ナンバー限界まで拡大したボディサイズ
- 日産・パルサー(N15型)オススメポイントその2:トーションビーム式サスペンション
- 日産・パルサー(N15型)オススメポイントその3:「セリエ」を名乗ったハッチバック
- 日産・パルサー(N15型)オススメポイントその4:ショートワゴン「S-RV」
- 日産・パルサー(N15型)オススメポイントその5:ホットモデル「VZ-R」
- 日産・パルサー(N15型)の中古車相場
- 日産・パルサー(N15型)の維持費
- 日産・パルサー(N15型)スペック紹介
- まとめ
日産・パルサー(N15型)とは
パルサーは、多彩なボディバリエーションで日産のライ
「サニー」、「マーチ」などのコンパクトカー、「スカイライン」
1978年の初代登場から2000年に生産を終了するまで、約20年ものモデル
加えて、欧州市場を視野に入れたクルマの設計が行われ、「アルメーラ」
そして、1995年登場のN15型は、シリーズ最終型であり、その
日産・パルサー(N15型)最大の特徴は「エンジンバリエーション」
N15型パルサーが持つ最大の特徴は、「エンジンバリエーション」です。
1.5リッター(1500cc)や1.6リッター(
コンパクトカーとラグジュアリーカーの間を埋める、最適なバリエ
日産・パルサー(N15型)オススメポイントその1:5ナンバー限界まで拡大したボディサイズ
N15型パルサーでオススメしたい1つ目のポイントは、
全幅が1.7mに抑えられたにもかかわらず、
運転席と助手席にゆったりとした空間が生まれ、
日産・パルサー(N15型)オススメポイントその2:トーションビーム式サスペンション
N15型パルサーでオススメしたい2つ目のポイントは、足回りです。
特に、FF(フロントエンジン・前輪駆動)
部品点数を絞り軽量化した反面、
FFレイアウトながら、
日産・パルサー(N15型)オススメポイントその3:「セリエ」を名乗ったハッチバック
N15型パルサーでオススメしたい3つ目のポイントは、
4代目に引き続き、
「セリエ」のサブネームが与えられ、イメージを一新。
大きな窓と運転席・助手席ドアが特徴で、
日産・パルサー(N15型)オススメポイントその4:ショートワゴン「S-RV」
N15型パルサーでオススメしたい4つ目のポイントは「S-RV」で、1996年に追加された5ドアショートワゴンモデルです。
ドア枚数を5枚に増やすことで使い勝手を向上させたほか、
大型フロントバンパーやルーフレール、
日産・パルサー(N15型)オススメポイントその5:ホットモデル「VZ-R」
N15型パルサーでオススメしたい5つ目のポイントは、
1.6リッター(1600cc)「SR16VR」エンジンは、
リッター100馬力を実現したハイスペックに、
日産・パルサー(N15型)の中古車相場
2020年8月現在の、日産 パルサー(N15型)の中古車相場は、以下のとおりです。
【セダン】
最低価格:75万円(2020年8月時点)
最高価格:79万円(2020年8月時点)
平均価格:77万円(2020年8月時点)
【S-RV】
平均価格:64万8000円(2020年8月時点)
【セリエ】
最低価格:9万8000円(2020年8月時点)
最高価格:59万9000円(2020年8月時点)
平均価格:36万4000円(2020年8月時点)
日産・パルサー(N15型)の維持費
日産 パルサー(N15型)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。
パルサーのグレード VZ-R(1.6リッター、FF、MT仕様)の実燃費は平均12.20km/Lです。
(参照:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/1305)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
パルサーを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約100,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
737(L)×140(円、ガソリンの値段)=103,278(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、パルサーの場合は「自動車税」に分類されます。パルサーのグレード VZ-R(1.6リッター、FF、MT仕様)は、以下の金額が課税されます。
自動車税(1.5リッター超、2リッター以下):39,500円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、パルサーにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)102,410円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし45,000円
パルサーの年間維持費は約29万円
パルサーの年間維持費は290,188円です。ガソリン代 | 103,278円 |
自動車税 | 39,500円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 102,410円 |
任意保険 | 45,000円 |
合計 | 290,188円 |
車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
日産・パルサー(N15型)スペック紹介
日産 パルサー(N15型)のスペックを簡単に紹介します。
全長 | 4.190~4.340mm |
全幅 | 1.690mm |
全高 | 1.385mm |
排気量 | 1497~1973cc |
燃費(10・15モード) | 11.0~19.6km/L |
駆動方式 | FF/4WD |
乗車定員 | 5名 |
まとめ
欧州市場も意識した日産のベーシックカーとして活躍した、N15型パルサー。
VZ-Rを始めとしたホットモデルは、ドライブやサーキット走行でも実力を発揮するクルマです。
質の高い走りをコンパクトなサイズで楽しみたいなら、オススメの1台。
N15型パルサーで楽しいカーライフを実現しましょう!