エンジン性能を引き出す!S15型シルビアにオススメの吸気・排気カスタムパーツ特集!

エンジン性能を引き出す!S15型シルビアにオススメの吸気・排気カスタムパーツ特集!

日産S15型シルビアは1999年の登場以来、モータースポーツの第一線で活躍し続けるスポーツカー。
生粋のスポーツカーであっても、ノーマルの吸気・排気パーツは静粛性や乗りやすさ、コストダウンが優先されるためエンジンの性能を100%発揮しているとは言い切れません。
より高効率な社外マフラーやエアクリーナーなどに交換すれば、パワーアップやエンジンフィーリングの改善が期待できるとともに、スポーツカーらしい迫力ある排気音を発する車にカスタムすることができます。
今回はS15型シルビアオーナーなら知っておきたい「エンジン性能を引き出す、オススメの吸気・排気カスタムパーツ特集」をご紹介します!

NAはフィルタータイプ!ターボは剥き出しエアクリーナーを装着

自然吸気(NA)エンジンで吸気抵抗を極端に低減させると低回転域ではトルクが薄くなるため、自然吸気エンジンはフィルタータイプのエアクリーナー交換の留めるのがベターです。
ターボなら吸気抵抗が少ないほどタービンレスポンスが向上するため、剥き出しエアクリーナーを装着しましょう。
金属製のサクションパイプ付きのエアクリーナーキットなら負圧時の変形が抑えられるため、さらに吸気効率がアップします。

さらに吸気効率を改善するならサージタンクやスロットルを交換!

スロットル径を拡大したビッグスロットルや、空気の流れや容量を改善した社外サージタンクに交換することで、さらに吸気効率を高めることができます。
とくにターボエンジンでは、ブーストが高まった際の変形を防ぐ金属製のインタークーラーパイプに交換することでもタービンレスポンスがアップします。
ゼロからのECUセッティングが必要ではあるものの、各気筒それにスロットルバルブを設けて吸気効率を最大限に高められる4連スロットルもラインナップしています。

NAエンジンはマフラー&エキマニ交換で排気効率を高めよう!

自然吸気(NA)エンジンは、太いマフラーを装着するほど高回転域でパワーが上がる代わりに低回転域のトルクが失われる傾向にあります。
純正のエキマニは製造時のバリや溶接跡、寸法精度が悪く、排気ガスの流れを阻害するためエンジンパフォーマンスを引き出せていません。
より高精度のエキマニや、適度な太さのマフラーへの交換で排気の流れを改善すれば、より広い回転域で鋭く回るエンジンになります。

太いターボマフラーでタービン効率アップ&パワーアップ!

ターボエンジンは、マフラーのパイプ径が細すぎると排気詰まりを起こしてタービンが十分に稼働できないため、自然吸気用よりもメインパイプ径が太くつくられたターボ専用のマフラーが用意されています。
ただし、太すぎるパイプ径では、ブーストがかかっていない低回転時のトルクの落ち込みが激しいため、チューニングの度合いによって適度なパイプ径のマフラーを選ぶようにしましょう。

エキマニ&フロントパイプ&触媒交換でタービン性能を使い切る!

ターボ用エキマニ・タービンアウトレット・フロントパイプなどは、いずれもタービン効率に直結する排気パーツです。
ブーストアップやタービン交換をして容量不足になる場合は、これらを抵抗の少ないパーツへ交換することでブーストの立ち上がりが鋭くなります。
触媒ストレートが禁止されているサーキット場も増えているため、純正触媒より低抵抗のスポーツ触媒への交換がオススメです。

フローオフバルブやウェイストゲートでタービンを保護しよう!

ブローオフバルブもウェイストゲートもタービンへの過剰な負荷を減らすための安全弁として機能します。
ただし、ブローオフバルブは吸気側に装着されるパーツであるのに対し、ウェイストゲートは排気側のパーツです。
社外ブローオフバルブに交換すると、アクセルオフ時に大きな吹き返し音を発生するようになりますが、大気開放型(リリーフタイプ)は車検非対応である点には注意しましょう。

【S15型シルビア 吸気・排気】あとがき

今回はS15型シルビアオーナーなら知っておきたい「エンジン性能を引き出す、オススメの吸気・排気カスタムパーツ特集」をご紹介しました!

吸気・排気パーツを高効率なカスタムパーツへと交換すると、吸気音や排気音の変化とともにパワーアップが体感できます。ターボエンジンではタービンの稼働回転数が拡大し、自然吸気(NA)エンジンでは、最大トルク発生回転数が高い回転数へシフトするのが一般的です。

ただし、吸気・排気パーツの交換程度のカスタムであってもノーマルECUの燃料補正範囲を超えてしまう場合があります。ターボ・NA問わずマフラーやエアクリーナーを交換したら、ライトチューン向けのECUへの交換やサブコンピュータによる燃料の補正をおこなうことで、さらに吸気・排気カスタムの効果を高めることができます。

S15型シルビア用の吸気・排気パーツを選ぶ際はエンジン形式に注意しましょう。

S15型シルビアのエンジンラインナップは、ターボモデルのspec.Rには250馬力の「SR20DET」、NAエンジンモデルのspec.Sには165馬力の「SR20DE」の2種類が用意されています。各カスタムパーツはエンジン型式で適合が表示されているため、購入時には自然吸気エンジン用とターボエンジン用のパーツを間違えないように注意して下さい。

また、一部の排気系パーツにはABS装着車やハイキャス装備車に適合しないパーツがあります。また、車検非対応の競技用パーツも混ざっているため、パーツを選ぶ際はエンジンの適合確認に加え、注意事項などを熟読してから購入するようにしましょう。

今回ご紹介したS15型シルビアにイチ押しのカスタムパーツは売れ筋の人気パーツばかりでなく、モタガレだからこそ購入できるパーツもたくさんあるので是非チェックしてみて下さい!

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