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中古車ならZ34よりも、Z33の方が狙い時!?日産フェアレディZ(Z33)の魅力とは

中古車ならZ34よりも、Z33の方が狙い時!?日産フェアレディZ(Z33)の魅力とは

2000年、極度の経営不振でルノー傘下に入った日産は、Z32フェアレディZの生産中止でその長い歴史に幕を下ろすかと思いきや。

「Zカー」とはいかに多くの人々に愛されていたか、経営再建のために送られてきた再生専門家にとってすら「思い出の1台」だったことで運命は変わりました。

というより、1969年の初代S30Zから自ら作り上げてきた実績が、Z自身を救った、フェアレディZはそんなドラマチックな運命が付いて回る車で、このZ33も例外ではありません。

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フェアレディZ33出典:http://www.nissan.co.jp/
 

カルロス・ゴーンの思い出に救われた、Z33フェアレディZ

フェアレディZ33出典:http://www.nissan.co.jp/

1989年のZ32以来、日産の業績不振でモデルチェンジのタイミングを失い、放置せざるをえなかった日産伝統のスポーツカーフェアレディZ。

スポーツカー不況も重なったとはいえ、「いい加減に俺たちのZをどうにかしろ!」と怒り出した北米のZファンによって、1999年には日産のアメリカ法人が独自に「240Zコンセプト」を作って北米国際オートショーに出展する騒ぎにまでなりました。

しかし、同年日産を傘下に入れたルノーから派遣され、その剛腕で奇跡のV字回復を成し遂げたカルロス・ゴーン氏の思い出が、Zを救いました。

かつて北米に居を構えていた時代、Z32フェアレディZにほれ込んで夜な夜な走りこんでいたエピソードを持つ彼は、次期フェアレディZを日産復活のイメージリーダーとしてGT-Rともども開発することを決断。

こうして2002年、5代目となるZ33フェアレディZは誕生しました。
 

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Z33フェアレディZの特徴・特色・新技術

フェアレディZ33出典:http://www.nissan.co.jp/

3代目Z31後期から、それまでの「プアマンズ・ポルシェ」路線から高級ラグジュアリースポーツに転換していたフェアレディZですが、Z33も基本的にそのコンセプトの延長線上で生まれました。

しかし、ロングノーズ・ショートデッキのスポーツカースタイルなど、Z32よりは過去の初代S30Zに近い姿となっています。
 

待望の新エンジン「VQ35DE」

フェアレディZ33出典:https://ja.wikipedia.org/

1980年代から日産の次世代エンジンとして期待された一方、旧来のL型後継たるRB型直6エンジンを更新しきれなかったVG型V6エンジン。

Z32にも最強スペックのVG30DETTが搭載されていましたが、VGがさらに新世代のVQエンジンに更新された際にZ32の換装計画は実現せず、これもまたZ32が放置・不振される悪循環の原因となっていました。

このZ33Zでは待望のVQ35DEエンジンが搭載され、出力も初期は280馬力から今回はしっかり強化され、最強スペックのVQ35HR改(3.8L)では400馬力を発揮しています。
 

新FMプラットフォーム

フェアレディZ33出典:https://ja.wikipedia.org/

プラットフォームも一新され、後にV35スカイラインとなる新スポーツセダンXVLで開発が進められていたFR-Lプラットフォーム、通称「FMプラットフォーム」が採用されました。

この「FM」がフロントミッドシップの略で、軽量大排気量V6エンジンをフロントミッドシップに搭載するという、日産系スポーツセダン / クーペの標準形となります。

Z33はこれを採用した初期のモデルで、同様のプラットフォーム、エンジンを使い、2ドアクーペとなったV35スカイラインクーペは兄弟車に近い存在です。
 

2シータースポーツへの割り切り

フェアレディZ33出典:http://www.nissan.co.jp/

前述のように、事実上の兄弟車であるV35スカイラインクーペが4人乗りだったので、Z33は2シーターの本格スポーツクーペに専念できることとなりました。

スカイラインがGT-Rを独立させて呪縛から逃れ、完成度の高いスポーツセダン / クーペに仕上がったことがZ33にも影響を及ぼし、フェアレディZも本格スポーツへの道を歩み出すことができました。

 

発売当時クラストップの空力性能

フェアレディZ33出典:http://nissan-heritage-collection.com/
 

空力抵抗値を示すCd値は0.30、前後スポイラーの装着で0.29まで下がり、発売当時は世界トップクラスの低抵抗を実現しています。

フロント・リアともにゼロリフトを実現して高速走行時の浮き上がりを抑え、FMプラットフォームの前後重量配分最適化による低速からの運動性能と、高速安定性を見事に両立しました。

ただ復活するだけではなく、当時FMプラットフォームの準備ができていたことも、Z復活には最高のタイミングだったと言えます。
 

Z33フェアレディZの特別版

基本的には2シーターのクーペ、およびオープンカーのロードスターの2グレード構成で、内外装の特別仕様車が数種設定されています。

そのほか、下記のようなコンプリートカーがZ32時代に放置されたうっぷんを晴らすように、積極的に展開されました。
 

S-tune GT

フェアレディZ33出典:https://ja.wikipedia.org/

300馬力までパワーアップした「S1仕様」と呼ばれるチューンドVW35DEを搭載したニスモ仕様。

かつてのS30Zが装着したGノーズの再来、ロングノーズバンパーを装着したクーペのTypeFがベースになっています。

サスペンションやブレーキ、ホイール、スポイラーなども専用仕様。
 

Version NISMO/NISMO 350Z

フェアレディZ33出典:https://ja.wikipedia.org/

「パフォーマンス・ダンパー」と呼ばれるボディに減衰力を付与するヤマハ製ボディダンパーを装着した、ニスモとオーテックの共同開発車。

単純にボディをガチガチに固めるだけではサスペンションセッティングやそもそもの車体設計の限界以上のパフォーマンスを発揮できないため、ボディを意図的に動かし、それを制御することで一歩進んだパフォーマンスとセッティングを可能にしました。

今では当たり前のような技術ですが、当時としては画期的な技術として注目されています。

エクステリアも専用エアロに派手なディフューザー効果を狙ったリアバンパーなど、コンプリートカーらしい見かけに。
 

Version NISMO Type 380RS-Competition

フェアレディZ33出典:https://ja.wikipedia.org/

スーパー耐久レース参戦用ホモロゲーションモデルで、上記Version NISMOと同時発売された、通称「380RS-C」。

BNR34スカイラインGT-Rまで設定されていた「N1」グレードのZ33版です。

排気量を3.8Lまで拡大し、400馬力にパワーアップしたVQ35HR改に6速MTもクロス化されるとともに、専用エアロやサスペンション、ブレーキなどレース向けパーツが満載。
 

Version NISMO Type 380RS

フェアレディZ33出典:https://upload.wikimedia.org/

上記「380RS-C」の一般向け仕様で、同じエンジンながら公道向けに350馬力にデチューンされています。

外観はVersion NISMO/同様ですが、リアのRSエンブレムが識別点です。
 

再来した「Zカー」のライバルは国際色豊か

2002年に強化された排ガス規制で多くの国産スポーツカーが廃止されたことや、2シーターの純スポーツカーとなったことから、Z33も日本でのライバルは不在に近い状態で、また日産も海外市場をそれまで以上に重視したことから、ライバルも国際色豊かになります。
 

マツダ SE3P RX-8

マツダRX-8出典:https://ja.wikipedia.org/

同時期デビューで車格は1段下の4人乗り4ドアスポーツクーペ。

日産同様、経営危機でフォード傘下となっていたマツダが、そのオーダーで北米向けに保険が安い4ドア車として開発されたものの、実質的にはリアドアは独立して開かない特殊な観音開きドアの2+2ドアというべき、実は純粋たるスポーツカーです。

その意味ではフロントミッドに搭載したNA版13Bロータリーや、軽快な運動性能とエンジンの吹け上がりなどZ33との共通点も案外多く、ユーザー層も一部被るところがあったでしょう。
 

メルセデス・ベンツ CLK(C209 / A209)

出典:https://ja.wikipedia.org/

クーペのC208型とカブリオレのA208型に分かれ、特に272馬力の3.5リッターV6DOHCを搭載したCLK350が車格的にはZ33に近い車。

メルセデス・ベンツゆえにラグジュアリー志向が高く価格帯も上ですが、後に日産・ルノー連合とダイムラー(メルセデス・ベンツ)の関係が深まるとZの兄弟たるスカイライン(北米ではインフィニティ車)と近い存在になっていきます。

Z33を高級スポーツカーとしても捉える層にとってはライバル車。
 

BMW Z4(E85 / E86)

bmwz4出典:https://ja.wikipedia.org/

1台でラグジュアリーからスポーツまでカバーしようとするメルセデス・ベンツとは異なり、BMWは明確にスポーツ色の強いZシリーズを1990年代のZ3からラインナップ。

Z33の時代には2リッター直4から3.2リッター直6DOHCまでグレード構成の多かった初代Z4が同時期に販売されており、BMWのブランド力が強い日本ではともかく、北米ではこれもZ33のライバルです。

特にNAながら343馬力を発揮する3.2リッター直6DOHCエンジンを搭載した「M仕様」、Z4MおよびZ4Mロードスターは、Z33にスペック面でも負けていません。
 

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Z33フェアレディの新車価格・中古相場価格は?

フェアレディZ33出典:https://ja.wikipedia.org/
新車価格
通常(クーペ各モデル):300~427万3,500円
クーペTypeE:650万円
ロードスター(各モデル):380~456万7,500円
Version NISMO:439万9,500~449万4,000円
Version NISMO 380RS:539万7,000円
Version NISMO 380RS-C:2,625万円

中古車相場
通常(クーペ各モデル):33~343万7,000円
ロードスター(各モデル):67万6,000~379万8,000円
Version NISMO(各モデル):134~376万8,000万円


ライバル車のお値段は?
 

マツダ SE3P RX-8

新車:240~383万2,500円

中古車:19万5,000~378万円
 

メルセデス・ベンツ CLK350各型

新車:798~885万円

中古車:48~219万円
 

BMW Z4M / Z4Mロードスター

新車:807~860万円

中古車:295万9,000円~398万円
 

Z33フェアレディZの代表的なスペック

フェアレディZ33出典:https://ja.wikipedia.org/
日産 Z33 フェアレディZ ベースグレード 2008年式

全長×全幅×全高(mm):4,315×1,815×1,315
ホイールベース(mm):2,650
車両重量(kg):1,480
エンジン仕様・型式:VQ35HR V型6気筒DOHC 24バルブ
総排気量(cc):3,498cc
最高出力:313ps/6,800rpm
最大トルク:36.5kgm/4,800rpm
トランスミッション:6MT
駆動方式:FR

先代・次代フェアレディZとの見分け方

6代目Z34(2008年~)

フェアレディZ34出典:http://www.nissan.co.jp/

9年目を迎えてまだ生産中…と言ってもR35GT-Rより後に出たので、まだまだモデルライフがありそうな現行Z34フェアレディZ。

デザイン面ではZ33からのキープコンセプトなのですが、ヘッドライト・テールライトともにZ34は切り欠きのあるような有機的形状、Z33は割と平板な異形ヘッドライトの延長線上で淡白な印象があることから、目つきで大体わかります。

フロントフェンダー上部、特にタイヤハウス上のラインも、Z34の方が若干うねってグラマラスな印象を受けますね。
 

4代目Z32(1989~2000年)

フェアレディZ32出典:http://nissan-heritage-collection.com/

今となっては古さを感じさせるZ32で、それ以前のZと違い最初から高級ラグジュアリークーペとして作られたので、80年代の骨太感溢れるスタイリングは、2000年代のデザインを持つZ33以降とは2世代も違うだけあり、新しさは無く明確な違いを見せます。

また、この時代のZはフロントミッドシップではなく、ロングノーズ・ショートデッキではなくワイド&ロースタイルだったことや、その当初に幻のミッドシップスポーツMID4-IIの市販版デザインを元にしたという説もあったくらいで、どの世代のZともかけ離れた印象です。
 

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【フェアレディZ33】まとめ

重度の経営危機に陥った日産とともに消えていく運命から一点、経営再建のために派遣されてきた専門家がたまたま好きだったから、という理由もあって、奇跡の大逆転復活を遂げたZ33フェアレディZ。

再建屋の肝いりで蘇っただけに、スカイラインGT-Rばかりが可愛がられて放置されたZ32時代とは異なり、ニスモ仕様など楽しいカスマイズカーが続々登場しています。

現行Z34がキープコンセプトなこともあって、今でも古さを感じさせないのが魅力ですね!
 

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