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「その時、スズキが変わった」軽自動車メーカーからの脱却、2代目スイフト(ZC11/21/31/71)とは

「その時、スズキが変わった」軽自動車メーカーからの脱却、2代目スイフト(ZC11/21/31/71)とは

今でこそスイフト、イグニス、ソリオと好調に売れる小型車メーカーとして定着したスズキですが、その前は「軽自動車メーカーが輸出用に作る小型車も細々と売っている」に過ぎませんでした。

そこからスズキが変わる大転換点となったのが、この2代目スイフトです。

現在の「小型車メーカー・スズキ」の原点、2代目スイフト

出典:https://ja.wikipedia.org/

「軽自動車メーカーからの脱却」を公言し、2016年にはついに日本国内での普通車販売台数年間10万台の「大台」を突破したスズキ。

かつてのスズキ普通車と言えば、エスクードのように手頃なサイズのオフロードモデルや、カルタスGTiのようなホットモデルを除けば「とにかく安いので買ってください」という車ばかりでした。

そこから一念発起して世界中で売れる車を目指して開発したら、これが日本でも大ヒット!

スイフトスポーツがハンドリングの楽しいホットモデルとして良いイメージリーダーになり、通常モデルも高い評価を受けるなどして、「軽自動車ばかりでは無いスズキ」として、一気に存在感を高めた記念碑的モデル、それが2004年11月にデビューした、2代目スイフトです。
 

2代目スイフトの特徴・特色・特別モデル

完成度の高いショーモデルで見せた、異例の開発体制

出典:https://ja.wikipedia.org/

通常の自動車メーカーはモーターショーに展示するコンセプトカーやメディアに流した事前情報などで、ある程度反応を見てからモデルチェンジや新型車を発売するのが常です。

しかしスズキの場合、ショーモデルかと思っていたら突然発売したり、何の前触れも無く新型車を発売することもある「一風変わった、予測しにくいメーカー」でした。

カプチーノやカルタスワゴンがその代表例で、近年でもキザシのような例があります。

そのスズキが事前に完成度の高いコンセプトカーをモーターショーで展示、その様子を見ながら2年もかけて万全の態勢で開発、デビューさせたという「異例」の車が2代目スイフトでした。

それだけでも、スズキがこの車に何かを賭けていたことがわかります。
 

軽自動車にあらず!完全新設計プラットフォーム

出典:https://upload.wikimedia.org/

それまでのスズキ普通車は、新設計でも軽自動車のを元に開発されたプラットフォームが多く、「乗ってみればどれもアルト」と評価されることは珍しくありませんでした。

しかし、2代目スイフトでは軽自動車から独立した完全新設計プラットフォームを開発、ボディ剛性が飛躍的に高まったことで防振や防音など快適性、ハンドリングなど走りの質感が目覚ましく向上しています。

言うなれば「普通に作ったら普通にいい車ができた」というだけの話なのですが、それまで「最強の軽自動車メーカー」だったスズキがその路線を大きく転換して本気で普通車を作ったという、歴史的な出来事でした。
 

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サスペンションも軽自動車から一新

出典:https://upload.wikimedia.org/

かつてのスズキ車といえば軽自動車もそれをベースにした普通車も「ITL」というスズキ独自の3リンクリジッド式リアサスペンションを採用していました。

それを一転、リアにトーションビーム式サスペンションを採用。

単純軽量な構造で低コスト、設計の自由度も高まるため小型車や軽自動車に採用例が多い同サスペンションで、スズキでもこれを初採用したことにより、バネ下重量の軽い、軽快な乗り味を実現しています。

合わせてフロントサスペンションも一新したほか、ロアアームやステアリングギアボックスをサブフレームに取り付けることで剛性を出し、ハンドリングの評価を一気に高めました。
 

初代から一転、定番コンパクトスポーツとなった2代目スイフトスポーツ

出典:http://mos.dunlop.co.jp/

初代スイフトから設定されていたホットモデル「スイフトスポーツ」は、1.5リッターエンジンが上まで気持ちよく回らないなど酷評されましたが、それも通常モデルから遅れて2005年9月にデビューした2代目で一新。

新開発の1.6リッターエンジンは90年代の高回転ハイパワーテンロクスポーツほどのスペックでは無かったものの、気持ちよく回るエンジンとして好評でした。

そして何よりベース車のスイフトが性能・質感ともに大幅に向上したことと、それに重ねてリアサスペンション取り付け部剛性アップなど、スペックに表れない地道なチューニングでハンドリングが高い評価を受けます。

日本を代表する近代コンパクトスポーツとなったのはこの代からです。

デビュー以降もミッションのギア比変更やエンジンのレブリミット引き上げなど地道な改良を行い、1,500ccクラスのライバルに対し単に100cc排気量が上回る以上の格差をつけ、モータースポーツでも主力モデルとなりました。
 

2代目スイフトの燃費性能

出典:https://upload.wikimedia.org/

※いずれも10.15モード燃費・最終モデル

2代目スイフト

ZC71S(1.2L・FF):21.0km/L

ZC11S / ZD11S(1.3L・FF / 4WD):18.8km/L / 16.0~16.8km/L

ZC21S / ZD21S(1.5L・FF / 4WD):16.4km/L / 15.0km/L

ZC31S:(1.6L・FF・スイフトスポーツ):13.6~14.6km/L


気になるライバル車の燃費は?

トヨタ ヴィッツ(2代目)

出典:https://ja.wikipedia.org/

KSP90(1.0L・FF):22.5km/L

SCP90(1.3L・FF):20km/L

NCP95(1.3L・4WD):16.0km/L

NCP91(1.5L・4WD・ヴィッツRS):17.6~18.6km/L
 

日産 マーチ(3代目)

出典:https://ja.wikipedia.org/

AK12(1.2L・FF):19.0~21.0km/L

BNK12(1.4L・4WD):16.8km/L

YK12(1.5L・FF):19.8km/L
 

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気になる2代目スイフトの中古相場価格は?

出典:https://upload.wikimedia.org/

2代目スイフト

中古車相場(車両本体価格)

8,000~128万円


2代目スイフトと競合する車種のお値段は?

トヨタ ヴィッツ(2代目)

中古車:1.8~106.9万円
 

日産 マーチ(3代目)

中古車:0.1~109.8万円
 

2代目スイフトの代表的なスペック

出典:https://upload.wikimedia.org/

スズキ ZC71S スイフト 1.2XG 2009年式

全長×全幅×全高(mm):3,755×1,690×1,510

ホイールベース(mm):2,390

車両重量(kg):1,000

エンジン仕様・型式:K12B 直列4気筒DOHC16バルブ

総排気量(cc):1,242

最高出力:90ps/6,000rpm

最大トルク:12.0kgm/4,400rpm

トランスミッション:CVT

駆動方式:FF

スズキ ZC31S スイフトスポーツ 2009年式

全長×全幅×全高(mm):3,765×1,690×1,510

ホイールベース(mm):2,390

車両重量(kg):1,060

エンジン仕様・型式:M16A 直列4気筒DOHC16バルブ

総排気量(cc):1,586

最高出力:125ps/6,800rpm

最大トルク:15.1kgm/4,800rpm

トランスミッション:5MT

駆動方式:FF
 

歴代スイフトの見分け方

キープコンセプトの3代目(2010~2016)

出典:https://ja.wikipedia.org/

3代目スイフトのデザインは2代目とあまり変わらないキープコンセプト。

特にフロントから見た場合は、3代目でヘッドランプが大型化してフロントグリルやフロントバンパー開口部にU字デザインが採用されたとは言うものの、並べて初めてわかる「間違い探し」レベルの差しかありません。

見分ける場合はリアがポイントで、リアコンビネーションランプが2代目は一面赤なのに対し、3代目はウィンカーやバックランプの部分がクリアレンズになっています。

さらに2代目はリアハッチ開口部がリアバンパーにまで食い込んでいましたが、3代目は食い込まずに開口部が高めになり、ナンバープレート装着位置も上がりました。

その他、側面から見ると2代目は前後ドア開口部がルーフまで食い込んでいたのに対し、3代目はルーフまで達していないため、ルーフとドアの継ぎ目がハッキリ見えます。

全体的に細かな使い勝手よりは、開口部を実用に問題無い範囲で小さくして、乗車中に感じる質感を高めているように見え、リアやサイドから見た時の違いが顕著です。

中古車相場は29.8~168万円で、2016年12月に新しい4代目がデビューしていますが、未登録の新車や、新車同然の登録済み未使用車がまだ多数販売されています。
 

keiの普通車版といえる初代(2000~2006年)

出典:https://ja.wikipedia.org/

2代目以降コンセプトが一変したのは、初代スイフトを見るとよくわかります。

当時の軽クロスオーバーSUV「kei」を拡幅したようなデザインで、一目で軽自動車の普通車版とわかってしまうものでした。

GMからシボレー クルーズという兄弟車も発売されています。

中古車相場は5~59万円。
 

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まとめ

通常モデル、スイフトスポーツともに、デビュー時は「あのスズキがここまでやったのか!」と誰もが驚いた2代目スイフト。

これでスズキは普通車メーカーとしてもその実力を認められ、現在のソリオやイグニスなども含めた好調な販売に結び付いています。

かつてGMが「小型車で本当に恐ろしいのはスズキ」と認めて長く提携していた時代、日本では「最大の軽自動車メーカー」にすぎませんでした。

スズキは2008年にGMグループから完全離脱しましたが、その末期に開発した2代目スイフトを見ると、「本気を出したスズキの実力」を見抜いていたGMの目は確かだったということになります。

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