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10年間も売れ続けた軽スポーツカー、初代L880Kコペンの魅力や性能とは

10年間も売れ続けた軽スポーツカー、初代L880Kコペンの魅力や性能とは

リーザスパイダーの商業的失敗から9年、他社の軽スポーツカーを横目で見ながら同種モデルが無いことに寂しさを感じたダイハツが送り出した渾身のFFオープンスポーツがコペンでした。それは優れたスポーツカーであると同時に、気軽にオープンエアを楽しめるオープンカーとして広く支持されるヒット作となり、10年に渡るロングライフモデルとなります。

FFオープンスポーツへの不安を一蹴し、10年作り続けた名車


アルティメット・エディションⅡ リア(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)

1998年10月、軽自動車の企画改定で最後の軽スポーツカー、スズキ カプチーノが生産終了。

一時はカプチーノとオートザム AZ-1 / スズキ キャラ、ホンダ ビートと豪華な顔ぶれが勢ぞろいしていたこともある軽スポーツが一旦途絶えてしまいました。

しかし、他社が本格的な後輪駆動軽スポーツを輩出していた頃に大手軽自動車メーカーでありながらその波に乗らなかったメーカーがダイハツです。

スペシャリティカーのリーザを2シーターオープン化したリーザスパイダーを発売したものの人気は今ひとつで、スポーツイメージでは他社に乗り遅れた形となります。

そこでリーザスパイダーの開発者がリベンジを図ったと言われているのが初代コペンです。

「FFオープンスポーツなどリーザスパイダーで懲りたんじゃなかったのか?」という声は当然あったものの、1999年の東京モーターショーで発売されるや途端に話題の車になりました。

基本的にはミラやムーヴのメカニズムを流用したFFスポーツということで賛否両論は依然としてあったものの、軽自動車初、そして世界的にも前例が少ない電動アクティブトップの採用がモノを言います。

走るだけではなく、ルーフを閉じれば快適な2シータースポーツ、そしてロックを外せばスイッチひとつでフルオープンにできる手軽さが受けて、走り一辺倒ではない気軽にオープンエアを楽しめる車として、10年も作られる名車になりました。
 

名機を持つ本格スポーツであり手軽なオープンカー、初代L880Kコペンの特徴・特色

オープンエアを身近にしてコペンの性格を決定づけた電動アクティブトップ

出典:http://u-catch.daihatsu.co.jp/

2002年に初代L880KCOPENがデビューした当時、電動でハードトップを開閉するフルオープンカーというのはほとんど存在しませんでした。

輸入車ではメルセデス・ベンツ SLKクラス、国産車では日産 S15シルビア・ヴァリエッタくらいのもので、「まさか軽自動車に搭載されるとは」と世間を驚かせます。

停車中にフロントガラス上部とルーフを固定するロックを外し、スイッチで作動させれば20秒ほどで電動油圧ポンプにより開閉できるという、高級車に対しても全く遜色無いメカニジムで、これが初代からコペンの性格を決定づけました。

それまでのオープンスポーツカーと言えばソフトトップ(幌)はあるものの開閉は一部電動を除けば面倒な手動で快適性やセキュリティ面でも不安を感じさせるか、あるいは重くて脱着が面倒、外しても置き場所に困る脱着式ハードトップがほとんどです。

そこに高級車用装備かと思っていた電動トップを軽自動車に採用したことで、「最高のセカンドカー」需要を生み出しました。

全くスポーツ走行をしないユーザーでも、出かけた先で気軽にオープンにできる電動アクティブトップは大いに歓迎され、スポーツユーザー以外からも高い支持を受けたのです。
 

高品質を求めるユーザーも、スポーツユーザーも満足させた名機JB-DET

出典:http://u-catch.daihatsu.co.jp/

この初代コペンに搭載されたエンジンがまた名機でした。

旧規格軽自動車時代後期に投入された4気筒DOHCターボエンジン、JB-JLを新規格向けにバージョンアップしたDOHCツインスクロールターボ、JB-DET。

4気筒エンジンは低速トルクや燃費で3気筒エンジンに劣るものの、振動の少なさからは高品質を求めるユーザーに、高回転まで軽快に吹け上がる特性はスポーツ走行での速さを求めるユーザーから、高い評価を受けました。

ノーマル状態では行楽やレジャー用途でオープンカーに乗りたいユーザーを満足させましたが、スポーツユーザーにはさらにその先があります。

JB-DETは「軽自動車のRB26DETT」と呼ばれるほどチューニングベースとして高い潜在的ポテンシャルを持っており、原型となったモータースポーツ向けエンジン、JC-DET(ストーリアX4に搭載)のパーツを流用するなどして、大幅なパワーアップが可能でした。
 

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チューニングベースに最適!スポーツ走行向け仕様も


出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

エンジンもさることながら、基本的にミラやムーブをベースとしていることで、コペンユーザーのみならず、あらゆるダイハツ車ユーザーにチューニングの幅を広げる役割も果たしました。

ミッションなど駆動系、サスペンションなどが同時期のミラやムーヴなど軽自動車と同じパーツを使えただけでなく、ストーリアやYRVなど普通車から流用できるパーツもあったのです。

そのため、COPENでもターボチャージャーを大型のものに換装した上でブーストアップしたり、クロスミッションを組むことができました。

そうした他車からコペンへ、あるいはコペンからミラなど他車に純正パーツやチューニングパーツを使うことで、ダイハツ車でスポーツ走行を行うユーザー多数が何らかの恩恵を受けています。

また、L880Kコペン自体にも電動アクティブトップを廃して軽量化、代わりに脱着式の樹脂製ハードトップを装着したスポーツ走行向け「デタッチャブルトップ仕様」が存在しました。
 

世代は若干違いますが、初代コペンのライバル車

スズキ EA11R / EA21R カプチーノ

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

初代コペンがデビューする前、最後まで作られていたのがカプチーノです。

ジムニーのパワートレーンを流用する形でサスペンションも前後ダブルウィッシュボーンという、コペンとは別な意味で軽自動車の枠を超えた贅沢なオープンスポーツカーでした。

ただし、トップの脱着が面倒なのでオープンカーとしての姿はあまり見かけません。

F6Aターボを搭載した前期型(EA11R)とK6Aターボの後期型(EA21R)があり、人気が高いのは前期型です。


ホンダ PP1 ビート出典:http://www.honda.co.jp/

コアなファンからの人気は非常に高く、未だにオーナーズミーティングで数百台を集めるパレードランが行われるほど愛される車だったビート。

しかし商業的には成功と言えなかったようで、1996年には生産終了してしまいました。

NAで唯一64馬力の自主規制値を達成している軽自動車ですが、車重に対してトルク不足はいかんともしがたく、速く走らせるのは結構難しい車です。
 

オートザム PG6SA AZ-1 / スズキ PG6SS キャラ

出典:https://upload.wikimedia.org/

マツダオリジナルボディにアルトワークスのパワートレーンをミッドシップに搭載した軽スポーツカーで、1992~1995年の約3年間(キャラはその間の約2年間)のみ販売されたレア車。

軽自動車唯一の純正ガルウイングドア車で、ボディ剛性確保のため異常に太くて高いサイドシルなどが特徴でした。

リアミッドシップとは言うもののほとんどRRに近いレイアウトで前後重量配分も極端にリア寄り、さらにエンジンなど動力系の装備位置がアルトワークスそのままだったので重心が高く、うまく安定して乗りこなすのが難しい車です。

先のカプチーノ、ビートと合わせ「軽スポーツのABC」と言われますが、その中でもっともスポーツ一辺倒でもっとも難しく、それゆえ現存台数も少ない、もっともレア車となりました。
 

初代コペンとライバルの中古相場価格は?

出典:https://upload.wikimedia.org/

ダイハツ L880K コペン

中古車相場

26.9~208.8万円


ライバル車のお値段は?

スズキ EA11R / EA21R カプチーノ

中古:27~288万円


ホンダ PP1 ビート

中古:19~155万円


オートザム PG6SA AZ-1 / スズキ PG6SS キャラ

中古:69.8~238万円
 

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初代コペンの代表的なスペック

出典:https://upload.wikimedia.org/

ダイハツ L880K コペン アクティブトップ 2002年式

全長×全幅×全高(mm):3,395×1,475×1,245

ホイールベース(mm):2,230

車両重量(kg):830

エンジン仕様・型式:JB-DET 直列4気筒DOHC 16バルブ ICターボ

総排気量(cc):659cc

最高出力:64ps/6,000rpm

最大トルク:11.2kgm/3,200rpm

トランスミッション:5MT

駆動方式:FF
 

初代コペン・貴重なバージョン違いの見分け方

出典:https://upload.wikimedia.org/

初代コペンにはほとんど派生型が無く、10年間でのデザイン変更も最低限です。

特別仕様車も内装やサスペンション変更がほとんどで、外観上の違いはありません。

しかし、2007年まで設定があった、電動アクティブトップではない軽量仕様「デタッチャブルトップ」は、ルーフに折り畳み用の継ぎ目が無いほか、アクティブトップにあったドアガラス後方の三角窓がありません。

また、デタッチャブルトップはルーフがボディ同色ではなく黒のことも多く、黒いトップならデタッチャブルトップと思って間違いないでしょう。

また、2008年12月に保安基準の改正で右リアフェンダーにあったアンテナが廃止され、フィルムアンテナになっているため、それ以降2012年4月に生産終了するまでのコペンとの識別点になっています。

また、660ccターボのほか1,300ccNAエンジンを搭載した輸出仕様もあり、その中には左ハンドル仕様も存在しました。
 

まとめ

いかがでしたか?

初代コペンは10年も作り続けられた名車でしたが、その生産終了も決まった末期も末期、東京モーターショーに販売中の車両として展示されました。

デビューから長い時を経た古い車にも関わらずその周囲には人だかりができ、最後まで愛されていたことがよくわかります。

現在見ても古さを感じさせないそのデザインは、これからも長く愛され続けていくことでしょう。
 

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