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中古相場を見ても今買わないと損?ロータリースポーツ、マツダサバンナRX-7(FC3S)とは

中古相場を見ても今買わないと損?ロータリースポーツ、マツダサバンナRX-7(FC3S)とは

RX-7以前のマツダには「サバンナ」という名のロータリーエンジン車があり、打倒GT-Rに燃えるマツダロータリー勢の最新鋭マシンとして第1世代スカイラインGT-Rの連勝記録を食い止めたことが有名です。

サバンナは後にピュアスポーツクーペ「サバンナRX-7」という名を残しましたが、その2代目がFC3S サバンナRX-7でした。

マツダサバンナRX-7(FC3S)PHOTO:Bryce Womeldurf
 

漫画「頭文字D」でのラスボス的扱いで人気となったFC3S RX-7

マツダサバンナRX-7(FC3S)PHOTO:Grant C

マツダロータリーファンにとって、宿敵スカイラインGT-Rを破った栄光の車名「サバンナ」の名を冠したサバンナRX-7は1985年に2代目FC3Sへとバトンタッチ。

573cc×2ローターの12Aから、それまで輸出仕様のみだった654cc×2ローターの13Bへとエンジンも一新され、ターボ車では165馬力から185馬力へと出力も向上しました。

ちょうどバブル景気の始まった頃でボディも先代よりグラマラスで内装も豪華になり、スポーツ性だけでなくラグジュアリー性も大きく高まった、1980年代中盤以降の典型的なスポーツクーペです。

新車販売当時は数あるスポーツカーの1台に過ぎませんでしたが、再び脚光を浴びたのは1995年に漫画「頭文字D」の連載が始まってから。

主人公と公道バトルで対決し、その後もメインキャストとして常にラスボス的存在だったキャラの愛車として登場し、AE86同様古いながらも高いパフォーマンスを誇るマシンとして描かれ続けました。

後継のFD3Sが活躍し続けたこともあって現在はその数を減らしていますが、実際の世界でもドリフトやレースなどで活躍し、今でも根強いファンがいます。
 

FC3S RX-7の特徴・特色

マツダサバンナRX-7(FC3S)出典:https://ja.wikipedia.org/
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スタイルは先代よりボリュームアップ

マツダサバンナRX-7(FC3S)出典:https://ja.wikipedia.org/

「リトラクタブルライトとリアハッチつき3ドアファストバッククーペ」という点では先代SA22Cと共通ですが、ひたすら「平べったい」という印象から異なり、だいぶ厚みのあるグラマラスなデザインとなりました。

12Aターボから13Aインタークーラーターボとなり、インタークーラーは上置き型だったのでその分ボンネット位置も高くなり、日本国内版はターボ仕様のみだったので漏れなくインタークーラーのエアインテークがついてきます。

全体的な印象としては初代をそのまま上方向に分厚くしたようなデザインで、初代や3代目(FD3S)のボンネットの低さとは対照的です。

ただし、意外にも全高は先代から10mmほど高くなっただけで、低重心コンパクトなロータリースポーツというコンセプトは変わっていません。
 

4輪独立懸架と、トーコントロールハブ採用で操縦安定性向上

マツダサバンナRX-7(FC3S)ドリフト仕様PHOTO:Noli Fernan "Dudut" Perez

先代はターボ化もあって「ロータリーロケット」と呼ばれるほどの加速を見せましたが、FC3Sではリアサスペンションもセミトレーリングアーム マルチリンクで独立懸架となり、ついに4輪独立懸架となりました。

しかし、セミトレーリングアームには荷重がかかった時にトーアウトとなる特性からコーナリング時は車線変更時に操縦性が敏感過ぎるという悪癖があります。

それを解消するため、荷重がかかった際に意図的にトーインとするトーコントロールハブを開発し、操縦安定性を向上させています。

いわば路面からの入力で擬似的に4WS(4輪操舵)的な動きをするように改良しているのですが、そのためFC3Sでは「4WS感覚」というキャッチコピーが使われました。

ただし、後の時代ではトー変化そのものをなくした方が走りにダイレクト感が出て乗りやすいという考え方もあり、「トーコンキャンセラー」と呼ばれる製品でこの機能をキャンセルしている例も多くなっています。
 

「プアマンズポルシェ」の名は高性能ゆえ

マツダRX-7(FC3S)PHOTO:Grant C

そのスタイルが当時の高級FRスポーツ、ポルシェ944と似ていたこともあり「プアマンズポルシェ」と呼ばれるスポーツカーの1台となりました(他にはS30フェアレディZやポルシェ914など)。

しかし、その通称から感じる「貧乏人のポルシェ」というわけではなく、0-100km/h加速は7秒以下、最高速238.5km/hなど実際に高性能を持っており、「安価ながらもポルシェなみの高性能が味わえる」という意味でのネーミングです。

デビュー当時はまだ円高ドル安が現在ほどでは無かったため北米では安価だったFC3Sですが、すぐに猛烈な円高で高価な車へなっていったので、次代のFD3Sではほかのスポーツカー同様、大型・高級・高性能化が図られていきます。
 

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マツダロータリー唯一のカブリオレもあり

マツダサバンナRX-7カブリオレ(FC3C)出典:https://ja.wikipedia.org/

当時はスポーツカーのみならず、普通の乗用車でもオープンカーモデルを設定することが多く、FC3Sでもカブリオレ(型式名はFC3C)が設定されました。

まだ初代ロードスターデビュー前だったため、マツダ唯一のオープンスポーツで、ソフトトップ(幌)ながら開閉は電動式の豪華仕様。

マツダでは他にもファミリアでカブリオレを作りましたが、ロータリーエンジンではこれが唯一の市販オープンカーです。
 

FC3S RX-7のライバル車

トヨタ ST160系 セリカ

トヨタセリカ(ST160)出典:https://ja.wikipedia.org/

FC3Sと同年にデビューした初のFFセリカで、1.6~2リッターのDOHCエンジン搭載のスペシャリティクーペとしてスタート、後に3S-GTEを搭載した4WDターボのGT-FOURも設定しました。

GT-FOURはWRCでの活躍や映画「私をスキーに連れてって」での雪中激走シーンで一躍有名になりましたが、同じリアハッチ付きファストバッククーペでリトラクタブルヘッドライトなどFC3Sとのデザイン共通点多し。
 

日産 S12 シルビア

日産シルビアS12出典:https://ja.wikipedia.org/

セリカ同様リトラクタブルヘッドライトで、2ドアノッチバッククーペのほかに3ドアファストバッククーペも設定され、FRでターボ車もあるという意味ではFC3Sと共通点の多い車。

トップモデルはR30スカイラインRS譲りのDOHCエンジンFJ20およびそのターボ版を搭載した豪快なFRスポーツでしたが、後期型ではNAモデルと同じ1.8リッターエンジンのターボ版CA18DETに換装し、後継のS13シルビアに続くエンジンラインナップになりました。
 

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三菱 スタリオン

三菱スタリオン出典:https://ja.wikipedia.org/

発売後、グループBラリー車が漫画原作の映画「SS」で有名になりましたが、ベースモデルは映画「キャノンボール2」でジャッキー・チェンが乗っていた2~2.6リッターのFRクーペであるスタリオン。

これもリトラクタブルヘッドライトのリアハッチつき3ドアファストバッククーペで、80年代はいかにこのスタイルが流行ったかがわかります。

グループAレースでR31スカイラインGTS-Rと戦ったりと、戦績は豊富ですが、後継がGTOなのを見てもわかるように、北米向けスポーツクーペとして作られました。

同時代のスポーツクーペの中では、そのデザインから人気は非常に高かったのですが、スペック面で90年代のスポーツカーにかなわなかったこともあってか、現在ではあまり見かけません。
 

FC3S RX-7の中古相場価格は?

出典:https://ja.wikipedia.org/
FC3S RX-7
中古車相場
49~328万円


ライバル車のお値段は?

トヨタ ST160系 セリカ

中古車:-


日産 S12シルビア

中古車:79.8~198万円


三菱 スタリオン

中古車:129~228万円
 

FC3S RX-7の代表的なスペック

マツダRX-7(FC3S)出典:https://ja.wikipedia.org/
マツダ FC3S サバンナRX-7 GTリミテッド 1989年式

全長×全幅×全高(mm):4,335×1,690×1,270
ホイールベース(mm):2,430
車両重量(kg):1,300
エンジン仕様・型式:13Bロータリー ICターボ
総排気量(cc):654cc×2
最高出力:205ps/6,500rpm
最大トルク:27.5kgm/3,500rpm
トランスミッション:5MT
駆動方式:FR
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歴代RX-7の見分け方

3代目FD3S(1991~2002年)

マツダRX-7(FD3S)出典:https://ja.wikipedia.org/

2代目までの「安価なスポーツカー」から一転、円高により主要市場である北米で高価なスポーツカーとなったことから、他のスポーツカー同様キャラクターがガラリと一転。

ひと回り大きくなりハイパワー高性能スポーツとなったのが3代目です。

さらにマツダがブランドを増やす多チャンネル戦略をとりアンフィニ店扱いとなり、そのイメージリーダーとしてサバンナRX-7からアンフィニRX-7へと改名しましたが、後にアンフィニ消滅で単にRX-7となりました。

大型化に伴いデザイン面での自由度が上がったのを活かし、思いきった曲面多用というより曲面だらけのデザインで名前以上にスタイルが一変しており、ロータリーターボを搭載したリトラクタブルライトの3ドアファストバッククーペという以外にあまり共通点はありません。

13Bターボもシーケンシャルツインターボ化され、最終型では280馬力に到達して思い切りパワフルとなった結果、現存するRX-7、ことにモータースポーツでも現役となればほぼこのFD3Sです。
 

初代SA22C(1978~1985年)

マツダサバンナRX-7(SA22C)出典:https://ja.wikipedia.org/

12Aターボにインタークーラーが無かったこともあり、コスモスポーツ以来の思い切り低いボンネットを採用、「とにかく平べったい」という印象がある初代サバンナRX-7。

ただし、キャビン部分まで極端に平べったくできなかったので車高は意外と高く、ファストバック部分などガラス面積の大きさはFC3Sより目立ちます。

軽量で加速に優れていましたが、リアがまだ4リンクリジッドというところが、まだ1970年代の車だなと感じる部分ですね。

なお、FC3Sはポルシェ944に似ていると言われましたが、SA22Cも944の先代、ポルシェ924にソックリでありました。
 

まとめ

今でこそ手頃な価格のスポーツクーペはほとんど新車販売されていない時代になっていますが、FC3Sがデビューした当時にはそうした車が数多く販売されており、その中でさらに「流行りのジャンル」がある時代でありました。

リトラクタブルライトのリアハッチつきファストバッククーペなどその典型例で、オープンモデルも当たり前のように設定されていたことから、選択肢も多かった時代です。

その中でもロータリースポーツクーペとして異彩を放っていたのがFC3Sでしたが、それも含めて実際にはほとんどの車が北米を主要市場としており、円相場でスタイルが変わり、やがて売れなくなって消える直前が1980年代中盤でした。

日本車が質的変換を起こす前の大らかな時代その最後に生まれた1台であり、そうした時代背景を見るとFC3Sのような車をその後なかなか作れない理由もわかる気がします。
 

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