ただいま会員登録すると、500ptのお買い物ポイントをプレゼント!

ポイントキャンペーン実施中
NA型から正常進化を遂げたNBロードスター、その魅力と性能を振り返ります

NA型から正常進化を遂げたNBロードスター、その魅力と性能を振り返ります

歴史的名車、NAロードスターは当初のユーノス ロードスターからマツダ ロードスターに変わってからも長く作り続けられましたが、ついにモデルチェンジの日がやってきました。

CMキャッチコピーは”Roadster Reborn”。

NBロードスターはどのようなクルマだったのでしょうか?

初代初期型を忠実に再現したNBロードスター

NBロードスター出典:https://ja.wikipedia.org/

1989年のデビュー当初、1.6リッターエンジン搭載で決してパワー型ではない「小型FRピュアスポーツの軽快感と楽しさを追求した」NAロードスター。

しかし、9年のモデルサイクルの中で排気量の増大、車重の増加、最終減速比の迷いによる軽快性のスポイルなど、若干方向性を見失いかけていたのも、また事実でした。

そこで、一旦全てを仕切り直して「初期化」を行うともに、時代の流れに対応した改良も加えることで、一度初期型ロードスターの原点に戻ろうとしたのがNBロードスターです。

その意味で、デビュー時のCMキャッチコピー”Roadster Reborn”は、まさに的を得ていたと言って良いでしょう。

ただし、実質的にNAのビッグマイナーチェンジ版と言えたNBでは1990年代末期にデビューして2000年代のスポーツカーとして古さは否めません。

結果的にターボ車やクローズドボディ版など、モデルライフ後半は「今後のロードスターがどうあるべきか」という実験を兼ねていたようにも思えます。
 

保守的かと思うと異色のモデルも!NBロードスターの特徴・特色

基本的にはNA初期型に回帰しつつ、現代風リファイン

NBロードスター出典:https://ja.wikipedia.org/

NBロードスターはそのスタイルを見るとわかるように、実質的にはNAからリトラクタブルライトを廃し、ボディラインにコークボトル的なうねりで躍動感を持たせたビッグマイナーチェンジ版と言っても過言ではありません。

内容的には5速MTと組み合わせた1.6リッター版はNA初期型(NA6C)のリメイク、新開発の6速MTと組み合わせた1.8リッター版はNA中期以降(NA8C)の正常進化版と言って良いでしょう。

それ以外の大きな変化というと幌のリアウインドウがビニールからガラスになり、細部の変更やボディ剛性強化、エンジンの仕様変更があるためNBからNAへのパーツ流用が案外効かない面もありますが、基本的には同じような車と言えます。
 

ロードスターの歴史上唯一のターボ車も限定販売

出典:http://www.mazda.com/

モデル末期の2004年2月には、350台の限定販売ながら1.8リッターDOHCターボ搭載車が販売されました。

NAの頃にマツダの商品企画部門「M2」が作ったさまざまなロードスター派生試作車の中に3リッタークラスV6エンジン搭載のマッスルカー仕様もあり、「ロードスターらしくない」と否定されて市販に至らなかった経緯があります。

しかし、そこであえてパワー嗜好のロードスターを具現化してみたのがNBのターボ仕様で、後継のNCが搭載した2リッターエンジンに近いスペックを持っていました。
 

「ロードスタークーペ」という矛盾した名のモデルも登場

出典:http://www.mazda.com/

2003年10月からは、受注生産ながら完全クローズドボディの「ロードスタークーペ」も販売していました。

オープンカーを表すロードスターという車名でありながらクーペという、何か矛盾した名前だったので違和感を感じるネーミングも話題になりました。
 

NBロードスターのライバル車

トヨタ MR-S

MR-SPhoto by Tommy Wong
 

同期の後輪駆動オープンスポーツ筆頭といえば、トヨタブランド最後のミッドシップスポーツ、MR-Sでしょう。

2代にわたるMR2のハイパワー路線から一転、わずか140馬力の1ZZ-FE搭載で軽快なハンドリングマシンへと変貌したMR-Sは、当時のロードスターにも近かったスポーツカーだったと言えます。
 

日産 S15シルビア

http://history.nissan.co.jp/SILVIA/S15/0201/

日産最後の小型FRスポーツ、S15シルビアもNBの同期。

2リッターNA、または2リッターターボでNBよりややハイパワーでひと回り大きかったものの、手頃な価格の小型FRスポーツクーペ、それも先代のS14からダウンサイジングしての登場でしたから、期待値は高かったのです。

2000年には電動トップのヴァリエッタが追加されましたが、オープンスポーツというよりラグジュアリー仕様だったので、NBのライバルはあくまでクローズドボディ版。
 

ホンダ AP1 / AP2 S2000

AP1 S2000出典:http://www.honda.co.jp/

初期のAP1型S2000もNBに近い存在で、S15同様ひと回り大きく250馬力で超高回転型NAのF20Cエンジンを積んだ、ハイパワー路線という意味ではS15寄り。

ただし、オープンスポーツという意味では明らかにNBやMR-Sと並ぶ存在です。

しかし、リアルスポーツ路線をあまりにも追いすぎてエンジンが扱いにくく、NCになる頃には排気量を上げて低中速トルクがあり、扱いやすいF22Cエンジンに換装したAP2へと変わります。

そのあたり、走る楽しさを難しさでスポイルしないロードスターのキャラへと、パワー路線のスポーツカーも結局集約していくということなのでしょう。
 

会員登録すれば500ポイント付与

NBロードスターとライバルの中古相場価格は?

NBロードスター出典:https://ja.wikipedia.org/
NBロードスター
中古車相場
13.8~248万円

ライバル車のお値段は?


トヨタ MR-S

中古:23.8~208.8万円


日産 S15シルビア

中古:21~278万円


ホンダ AP1 / AP2 S2000

中古:69.8~424.3万円
 

NBロードスターの代表的なスペック

NB6C ロードスター出典:https://ja.wikipedia.org/
マツダ NB6C ロードスター (標準車) 1998年式
全長×全幅×全高(mm):3,955×1,680×1,235

ホイールベース(mm):2,265
車両重量(kg):1,010
エンジン仕様・型式:B6-ZE 直列4気筒DOHC 16バルブ
総排気量(cc):1,597cc
最高出力:125ps/6,500rpm
最大トルク:14.5kgm/5,000rpm
トランスミッション:5MT
駆動方式:FR

NBロードスター、前後モデルとの違い

ロードスター出典:http://www.mazda.com/
 

3代目 NCロードスター(2005~2015年)

NCロードスター出典:https://ja.wikipedia.org/

3ナンバーボディへ拡幅してブリスターフェンダーも勇ましく、厚みあるボリューミーなフロントマスクからはマッスルカー的雰囲気も漂うNCは、NBとだいぶ雰囲気が異なります。

ボディラインもうねりのあるNBに対してビシッと筋の通った、というより筋肉質のNCは同じ車名でも別な車と思うほど印象が違い、固定式ヘッドライトもパッチリしたNBに対してNCはロボットの目のような無機質感があります。

そのあたり、「20世紀最後のロードスター(NB)」と「21世紀最初のロードスター(NC)」というくらいの違いを感じますね。

エンジンもNBが1.6 / 1.8リッターなのに対し、NCは2リッターと強力。
 

初代 NAロードスター(1989~1997年)

NAロードスター出典:https://ja.wikipedia.org/

リトラクブルヘッドライトも含めて、古の初代ロータス・エランの再来と言えるNAロードスターは、そのデザインのエレガントさが際立ちます。

気品を漂わせつつ、決して周囲に対して出しゃばらないそのスタイルは、それがアメリカであろうとヨーロッパであろうと、はたまた日本の京都であろうと似合わない場所がおよそ考えつかないほど。

NBも基本的にキープコンセプトのはずなのですが、ヘッドライトでどうしても自己主張してしまうNBに対し、いざとなれば目をつぶれるリトラクタブルヘッドライトでこれだけ違いが出るものかと、今更ながらに驚かされます。

昔も今も飽きのこないデザインがNA最大の持ち味です。
 

会員登録すれば500ポイント付与

まとめ

NBロードスター出典:https://ja.wikipedia.org/

初代NAロードスターのデザインにうねりによるアクセントをもたせた、ちょっとばかりグラマラスなボディに、リトラクタブルライトを廃したことで、フロントの軽量化や歩行者衝突時安全など時代の流れにも適応した、正常進化版。

それがNBロードスターです。

どうしても「デザインでNAに勝てず、パワーでNCに勝てない」というネガティブ面から人気が今一つなところはありますが、「走行性能でNAに勝り、軽快感でNCに勝る」という一面もあります。

パワー勝負以外でならば、歴代ロードスターの中で屈指のバランスを持つだけに、もっと評価されて良いと思う1台です。
 

会員登録すれば500ポイント付与

この記事をシェアする!