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高級スポーツセダン/クーペとしての完成形、日産V36型スカイラインの魅力とは?

高級スポーツセダン/クーペとしての完成形、日産V36型スカイラインの魅力とは?

いろいろな意味で衝撃的だったV35スカイラインのデビューから5年、望外の高い評価を得た新世代スカイラインは初のモデルチェンジを迎え、インフィニティ車である新世代スカイラインとして最初から作られた、初のモデルとなりました。

それがV36スカイラインです。V35スカイラインからの正常進化とも言える高級スポーツセダンはどのような魅力があるのでしょうか?

インフィニティ車として高い評価を受けた新世代スカイライン

V36スカイライン 出典:http://history.nissan.co.jp/


長年日産のスポーツセダン / クーペとして高い評価を受けてきたスカイラインが現在の高級スポーツセダンとしての地位を得たのは2001年。

この年デビューしたV35スカイラインは発表当時ローレル後継と誤解を産んだコンセプトカーXVLがベースだったため、スカイライン名を名乗ることに賛否両論ありました。

しかし、そうしたしがらみの無い北米では日産の高級ブランド、インフィニティの高級セダンとして高い評価を受けます。

それまでの直6エンジンを搭載し、名車スカイラインGT-Rを頂点とするスポーツカーとしてのスカイラインからはあまりにかけ離れていましたが、既にセダン市場が低迷していた日本よりは北米市場で結果的に大ヒット。

高級スポーツセダンとして高い評価を受け、北米でも日産ブランドの新世代Z33フェアレディZともども新世代のスポーツイメージを確立しました。

ショック状態から立ち直った日本でも次第に評価が高まる中、2006年には12代目V36型スカイラインへモデルチェンジ、引き続き北米市場や、日本でも日産の変化を受け入れたユーザーに人気を博したのです。
 

V36スカイラインの特徴・特色

V36スカイライン出典:http://history.nissan.co.jp/
 

キープコンセプトながら、よりロー&ワイドになったデザイン

V36スカイライン 出典:http://history.nissan.co.jp/


北米では新時代のインフィニティ高級セダンとして受け入れられた11代目V35スカイラインでしたが、スポーツセダンとしてはややルーフが高すぎるという意見もあり、V35スカイラインの欠点になっていました。

ただし、それはV35のベースになったコンセプトカーXVLを開発していた時期はセダンでも頭上スペース確保のため高めのルーフが求められていたことも原因だったかもしれません。

そこでV36スカイラインでは、全体的にキープコンセプトながら、全幅を20mm拡大してフロントマスクやフェンダーにボリューム感を増してグラマラスなボディへと小変更。

懸案だったルーフも20mm下げられて、重厚感とスポーティさを兼ね備えるロー&ワイドなスタイルになりました。

ただし室内高の減少はわずか5mmにとどまり、乗車姿勢をスポーティにするためシートのヒップポイントが27mm下げられたのも幸いし、V35スカイラインと比較して頭上空間はむしろ広くなっています。
 

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最上級グレードはフェアレディZ譲りのエンジン

V36スカイライン 出典:http://history.nissan.co.jp/


エンジンラインナップは2.5リッターと3.5リッター2種類のV6エンジンで、特に3.5リッターエンジンは元より315馬力とパワフルでしたが、後にCV36スカイラインクーペやZ34フェアレディZと同じ3.7リッターのVQ37VHRに換装、330馬力にパワーアップしています。

R34スカイライン以前のスカイラインからの変化で高級セダンとしての一面ばかりが目立ちますが、実際にはZ33以降のフェアレディと同じ系統のプラットフォームやパワーユニットを使っており、実はフェアレディZのスポーツセダン版と言っても良いのです。

特にクーペは2シーターのみになった新世代Zを補完する4シータークーペとしてZの兄弟車ですから、もっと評価されてよいモデルです。
 

伝統のHICASは4WASに進化


V36スカイライン 出典:http://www.nissan-global.com/


日産では「HICAS」と呼ばれる独自の4WS(4輪操舵)メカニズムが1980年代後半からスポーツ系モデルへ伝統的に搭載され、時代とともに進化していましたが、V36では進化した新システム4WAS(4輪アクティブステア)がオプション設定されました。

これはHICASのように低速域でリアタイヤの逆位相(フロントタイヤと逆方向に向く)操舵は行いませんが、速度に対応して4輪の操舵角を変えて、あらゆる速度域でスムーズかつ安定した走行性能をもたせたシステムです。

同じようにハンドルを切っても、低速ではリアを動かさずフロントのみタイヤを大角度に曲げ、中速域ではフロントの角度を緩めてリアタイヤも少し曲げます。

高速域ではフロントを小さく動かすだけで車線変更などができるので、リアタイヤはそれが車線変更なのか、その車速に対して急なカーブなのかなどを判断しつつ、どれだけ曲げるかコンピューターで制御するという仕組み。

軽快性というより高速安定性と低速での違和感無く安定した取り回しを両立させており、高速長距離巡航を主用途とする高級スポーツセダン向きのシステムです。
 

V36スカイラインのライバル

レクサス 20系IS

レクサス IS 出典:https://ja.wikipedia.org/


V36スカイラインがデビューした頃の日本では、ちょうど前年の2005年にレクサス店が日本進出、アルテッツァの2代目がレクサス ISとして日本でもデビューしていました。

世界的には2代目となる20系ISはエンジン、ボディともに大きくなったとはいえ、つい先日までアルテッツァと呼ばれていた2リッターFRセダンが先代でしたから、車格をどう判断すべきか、日本のユーザーはまだ迷っていたような時期です。

さらに現在のスピンドルグリルでアグレッシブなISとは異なりデザインもおとなしかったため、日本市場では評価が少しずつ上ってきていた頃にモデルチェンジして登場したV36スカイラインとは良い勝負でした。

もちろん北米でもV36スカイラインの海外版、インフィニティGのライバルです。
 

メルセデス・ベンツ Cクラスセダン(3代目W204)

メルセデス・ベンツ Cクラス 出典:https://ja.wikipedia.org/


メルセデスベンツのCクラスも先代がV36スカイラインのライバルで、この頃からエンジンのダウンサイジングを始めていたメルセデスはCクラスに1.8リッタースーパーチャージャー(後にターボ)を搭載したほか、2~3.5リッターのガソリンエンジンを搭載。

この次の代ですとAMGモデルを含め大排気量エンジンが軒並み排気量を減らしてターボ化したダウンサイジングターボになりますが、この頃のエンジンラインナップはV36スカイラインと大差ありません。

上級車(EクラスやSクラス)と類似したデザインや、7速ATを装備しているところなど、V36との類似点は他にも意外と多いです。


BMW 3シリーズセダン(5代目E90)

BMW 3シリーズ 出典:https://ja.wikipedia.org/


この頃のBMWもメルセデスやレクサス同様、2010年代にガラリと変わる前で、3シリーズに関して言えばクーペやカブリオレが4シリーズとして独立する前です。

エンジンもまだ2.5~3リッターNAの「シルキーシックス」直列6気筒エンジンが残っており、3リッターターボを残してシルキーシックスが無くなる前の、古いBMWを思わせるラインナップでした。

なお、これらライバル車は3台ともV36スカイラインより全長は短く、幅は広いのが特徴です。
 

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V36スカイラインとライバルの中古相場は?


V36 スカイライン 出典:http://history.nissan.co.jp/

V36スカイライン

中古車相場

34.8万~369万円


ライバル車のお値段は?

レクサス 20系IS

中古車:49.8万~328万円


メルセデス・ベンツ Cクラスセダン(3代目W204)

中古車:75.9万~848万円


BMW 3シリーズセダン(5代目E90)

中古車:33~299万円
 

V36スカイラインの代表的なスペック

KV36 スカイライン 370GT 出典:http://history.nissan.co.jp/

日産 KV36 スカイライン 370GT タイプSP 2009年式

全長×全幅×全高(mm):4,755×1,770×1,450

ホイールベース(mm):2,850

車両重量(kg):1,640

エンジン仕様・型式:VQ37VHR V型6気筒DOHC 24バルブ

総排気量(cc):3,696

最高出力:330ps/7,000rpm

最大トルク:36.8kgm/5,200rpm

トランスミッション:7AT

駆動方式:FR

V36スカイライン前後モデルの違い

13代目V37(2014年~)

V37 出典:https://ja.wikipedia.org/


12代目V36まではフロントに日産エンブレムがついていましたが、これがインフィニティエンブレムになったのが大きな違い。

リアに至っては日産やインフィニティのエンブレムは無く、左右リアランプユニットをつなぐメッキモールに「SKYLINE」と掘られているだけです。

日本以外ではインフィニティ車として販売されているため、他の日産車のようにデザインアイデンティティであるVモーショングリルを持たないのもV37の特徴。

V36とデザイン上の違いは、V36で縦長でフェンダーに沿って持ち上がっていたヘッドライトユニットがV37では横長に切れ上がり、その間のフロントグリルもメッシュの大型グリルになっていることです。

リアデザインもV36がバンパーにナンバープレートをつけていたのが、V37はトランクリッドにナンバーがつき、テールランプユニットもヘッドライト同様切れ長になりました。


11代目V35(2001年~2006年・クーペは2003~2007年)

V35 出典:https://ja.wikipedia.org/


基本デザインはV36スカイラインに持ち越されたため似ていますが、幅が狭く車高が高いため、ややズングリしたように見えるのがV36スカイラインです。

ヘッドライトも同じ縦長ながらフロントフェンダー上部近くまでつり上がるV36スカイラインと異なり、V35スカイラインはそこまで大きくない「つぶらな瞳」という雰囲気で、ちょっと時代を感じさせます。

そのほかのデザインで大きく変わったところが無いので、遠目でしかも後ろからだと違いはわかりにくいかもしれません。
 

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まとめ

出典:http://history.nissan.co.jp/

先代で大きく変わったとはいえ5年もするとさすがに慣れてくるもので、通算12代目、新世代としては2代目のV36スカイラインがデビューした時には既に高級スポーツセダンとして認められていました。

この次のV37スカイライン時代では日産車がVモーショングリルを採用、インフィニティ車と大きくデザインが変わっていきましたので、同じ時代の日産車と共通したデザインアイデンティティを持つスカイラインとしては、このV36スカイラインが最後ではないでしょうか。

そしてV37では4輪アクティブステアも廃止されたので、HICAS以来の4WSを使った最後のスカイラインでもありますから、中古でこのオプションが搭載された350GTを探してみるのもいいかもしれませんね。
 

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