助手席側大型スライドドアが特徴のトヨタ スペイドの魅力とは?

助手席側大型スライドドアが特徴のトヨタ スペイドの魅力とは?

助手席側に大型スライドドアを持つ、ヴィッツベースのコンパクトカーとして人気を得ていたトヨタ ポルテが2代目へとモデルチェンジされる際、ポルテを扱っていなかったネッツ店 / カローラ店向けに発売されたのがスペイド。フロントマスクなど若干のデザイン違いを除けば、ポルテの同型で使い勝手も同一です。

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2代目トヨタ スペイドとは?

トヨタスペイド出典:https://toyota.jp/

ガバっと大きく開くスライドドアを採用し、狭いところでも、誰にでも優しい良好な乗降性を提供する『ユニバーサルデザイン』を、一回り大きいラウムに続いて採用したトヨタのセミトールワゴンがポルテでした。

ラウムより全長が大幅に短いためスライドドアは同乗者が乗降する助手席側に1枚の大型ドアを設置するにとどめ、運転席側は軽快な乗り降りが可能になるヒンジドアを採用。

コンパクトかつ同乗者に優しい車として登場し、2012年には2代目へモデルチェンジ、運転席側後席ヒンジドアを追加、助手席スライド量を大きくして左右どちらからも後席へのアクセスや使い勝手を向上させます。

そのモデルチェンジの際、それまで販売していたトヨタ店とトヨペット店だけでなく、ラウム後継としてネッツ店と、さらにラクティスの販売終了(2016年8月)でトールワゴンが無くなったカローラ店でも販売するように開発されたのがスペイドです。

開発と言ってもフロントマスクなど細部の違い以外はポルテと同じで車検証上の型式も同一であり、事実上はネッツ店 / カローラ店向けポルテと言って構いません。

スペイドの特徴

トヨタスペイド出典:https://toyota.jp/

2代目ポルテ同様、助手席側の大開口電動スライドドアや、後席へのアクセス性を向上させた2WD車の低床フラットフロアや拡大された助手席スライド量が特徴です。

運転席側は前後席とも通常のヒンジドアで軽快な乗降性を確保、運転席側からは通常のヒンジドアで軽快に乗り降りし、助手席側はお年寄りや子供、体の不自由な人の乗降を容易にして、うっかりドアを勢いよく開けたり、強風などによる隣車へのドアパンチを防ぎます。

現在では両側スライドドアを装備して、より全長の短いコンパクトトールワゴンが登場、部分的にはスペイドより使い勝手が優れていますが、助手席回転シートと大型スライドドアは、歩行は可能だけれども乗降に苦労する人へもっとも優しい組み合わせです。

なお、客層が若いネッツ店やカローラ店で販売するスペイドは、2代目ポルテより薄目のヘッドライトを採用するなど、若干アグレッシブなフロントマスクが採用されています。

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スペイドのライバル車

トヨタスペイド出典:https://toyota.jp/

両側スライドドアのトールワゴンというわけでも無く、さりとて3列シートミニバンほど大きくないというスペイドは、大きめの2列シートコンパクトワゴン、あるいは福祉車両としての需要が相当ありますが、同種で比較検討するような車はほとんど無い特殊な車です。

2代目トヨタ ポルテ

トヨタポルテ出典:https://toyota.jp/

スペイドがネッツ店 / カローラ店扱い扱いで販売開始される以前から販売されているのがトヨタ店 / トヨペット店扱いのポルテで、既に2代目。

基本的にはヘッドランプなどフロントマスクの違いを除けばスペイドと同じ車で、住んでいる地域によって同じトヨタ系販売店でもどのディーラーと付き合いが深かったり対応が気に入るか、あるいはどちらのデザインが気に入るかで、スペイドと比較になります。

プジョー 1007

プジョー1007Photo by M 93: „Dein Nordrhein-Westfalen“

既に新車販売はされていませんが、2006年から2008年まで日本でも販売されていたプジョーの小型両側スライドドアハッチバック車が、プジョー 1007です。

両側スライドドアの3ドア車はかつてスズキが550cc軽自動車時代にアルト・スライドスリムを販売していたくらいで、新しめの車の中では唯一、スペイド / ポルテに相当する車と言えます。

乗降性は良好なものの運転席までスライドドアにすると、いかに電動化されていても開閉に時間がかかることや、3ドア車が売れない時代とあって、スペイド / ポルテほどの定番車にはなれませんでした

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スペイドの新車&中古車価格

トヨタスペイド出典:https://toyota.jp/spade/

2018年5月現在、スペイドの新車価格は以下のようになります。

※()内は4WDの価格

X:182万8,440円(198万8,280円)
Y:189万0,000円(204万1,200円)
F:187万9,200円(203万0,400円)
G:197万7,480円(212万8,680円)
F“Queen Ⅲ”:199万4,760円(214万5,960円)※特別仕様車

グレードごとの装備面での違いはわずかで、ベーシックな『X』に対し、『Y』ではフロントがベンチシートとなり、分割可倒リヤシートと運転席シートバック、ベンチシートワンクッショントレイを追加。

『F』はX同様の前席左右独立シートながら撥水タイプで、ベンチシートワンクッショントレイの代わりに運転席アームレスト追加です。

『G』はFをベースにフロントドアガラスがスーパーUV&IRカット機能付きとなり、オートエアコンや本革巻きのステリング&シフトレバーノブなどが追加装備されます。

特別仕様車の『F“Queen Ⅲ”』もFがベースですが、メッキ加飾 / サイドターンランプ付ドアミラーやディスチャージ(HID)ヘッドランプ、千鳥格子柄入りブラックルーフトリム、ウォッシャブルカバーシートなどが追加されたものです。

中古車相場は以下の通り。

25.9万円~189万円

兄弟車のポルテに比べるとやや低めですが、全長が短くスライドドア採用車種が少ないことや、その中でもスライドドア開口部が非常に大きいという他車種に無い利点もあり、特に低年式のものは比較的相場が高めでリセールバリューも期待できそうです。

スペイド 主要グレードのスペック

トヨタスペイド出典:https://toyota.jp/

トヨタ NSP141 スペイド G(2WD) 2018年式
全長×全幅×全高(mm):3,995×1,695×1,690
ホイールベース(mm):2,600
車両重量(kg):1,170
エンジン仕様・型式:2NR-FKE 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量(cc):1,496
最高出力:80kw(109ps)/6,000rpm
最大トルク:136N・m(13.9kgm)/4,400pm
トランスミッション:CVT
駆動方式:FF

まとめ

トヨタスペイド出典:https://toyota.jp/

ポルテともども『スライドドア装備のコンパクトトールワゴン』として好評のスペイドでしたが、2016年11月により全長が短く頭上スペースに余裕のあるコンパクト・トールワゴン、タンク / ルーミーが発売されて以降、目に見えて販売台数が減少しました。

同じくヴィッツ系のプラットフォームを使うシエンタのように、ハイブリッド車メインの次期モデル登場は否定できないものの、販売車種整理を進めるトヨタとしては、このままタンク / ルーミーを後継として販売終了する意向かもしれません。

特に、ラウムやラクティスの後継としてスペイドの販売を始めたネッツ店とカローラ店では、タンク / ルーミーの登場とヒットで役目を終えたと言っても良いほどで、ポルテはともかくスペイドの廃止は確実と思われますから、新車購入希望の方は急ぐべきでしょう。

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