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イギリス生まれのタイプR、FN2型シビックタイプRの魅力とFD型と違いとは?

イギリス生まれのタイプR、FN2型シビックタイプRの魅力とFD型と違いとは?

国産シビックタイプRが4ドアのFD2として復活した頃、イギリスではEP3後継車としてFN2シビックタイプRが生まれていました。

あくまで3ドアハッチバックにこだわりたいユーザー向けに「シビックタイプRユーロ」として日本でも台数限定で販売されていました。

プラットフォームが異なる欧州版シビックタイプR、FN2

FN2シビックタイプR

Photo by Tomislav Mavrovic

2007年に日本市場では4ドアセダンのFD2シビックタイプRが発売されますが、この頃のシビックは市場によってデザインやプラットフォームがマチマチで、各国で違う型式のモデルが発売されていました。

日本市場では4ドアセダンのFD型シビックだったのでタイプRもそれをベースにしましたが、北米・南米と中国・香港市場ではFA型とFG型とこれまた違い、欧州市場では3ドアハッチバックのFN型と5ドアハッチバックのFK型でした。

そしてタイプRは欧州市場のFN型をベースに開発されたFN2が、日本同様2007年に発売されています。

日本でもEK9、EP3と続いた3ドアハッチバックのシビックタイプRが消滅したことを惜しむ声は多く、EP3の時と同様にFN2も「タイプRユーロ」として日本での発売が決まりました。

2009年11月から台数限定で2度に渡って2年半ほど販売していました。
 

FN2シビックタイプRユーロの特徴・特色

FN2シビックタイプR Photo by Tomislav Mavrovic
 

プラットフォームはフィットと共通

FN2シビックタイプR Photo by Tomislav Mavrovic


日本仕様のFD型、北米仕様のFA型とは異なり、欧州仕様のFN / FK型はグローバルスモールプラットフォーム、すなわちフィットと共通のプラットフォームを使っています。

そのためセンタータンクレイアウトやフロントがストラット、リアがトーションビームのサスペンションなどフィットとの共通点が多く、ホイールベースと全長・全幅は拡大されているものの、実質的にフィットの大型版3ドアハッチバックと言えるでしょう。

あくまで「3ドアハッチバックのシビックタイプRが欲しい」というユーザーにターゲットを絞ったためか、モータースポーツユーザー向けのアピールはあまりなされず、スーパー耐久や全日本ジムカーナにも参戦しましたが限定的なものでした。
 

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エンジンはFD2と共通ながら、チューニングは控え目

FN2シビックタイプR 出典:https://ja.wikipedia.org/


搭載されているエンジンはFD2と同じDOHC i-VTECのK20Aながら、FD2の225馬力に対して201馬力と控え目。

シフトレバーはEP3のインパネシフトほど極端では無いものの、それに近い位置に配置されています。

サスペンションもFD2のようにスポーツ走行最重視の非常に硬いサスペンションではなく、路面をしっとりといなすしなやかな感触で、乗り心地や快適性の面ではFD2より優れていると言えるでしょう。

過激なほどのパワー感と高速走行でもガッチリグリップさせるサスペンションでスポーツマインドを刺激するというより、あくまで欧州仕様のスポーツグレードにタイプR名を与えたという印象です。
 

日本では2回、計3,510台を限定販売

FN2シビックタイプR 出典:https://en.wikipedia.org/


3ドアハッチバックのシビックタイプRを求める声が多かったので、2009年11月にまず2,010台限定で販売、さらに2010年10月には1,500台限定で合計3,510台が販売されました。

シフトレバー付近には限定車であることを表すシリアルプレートが設置されましたが、2010年に再度発売された時にはプレートが2010年モデル専用になっています。

2010年モデルは2012年6月まで販売されていました。
 

FN2シビックタイプRユーロのライバル車

プジョー207GTi

プジョー207GTI https://www.flickr.com/photos/juanelo242a/14624957507/


同時期の欧州車ホットハッチ、つまり生産されていた欧州でFN2のライバルは何であったかと言えば、まずこのプジョー207。

3ドアハッチバックで175馬力の1.6リッターターボを搭載していたGTiなど、シビックタイプRに相当するモデルだったと言えるでしょう。


フォルクスワーゲン ポロGTI(3代目前期)

ポロGTI 出典:https://ja.wikipedia.org/


ドイツからはフォルクスワーゲン ポロのホットモデルで、ターボ+スーパーチャージャーのツインチャージャーを搭載した179馬力の1.4リッターTSIエンジンを搭載したポロGTIがライバル。

FN2やプジョー207より一回り小さく日本でも5ナンバーサイズなのですが、それだけにこれだけハイパワーだとFN2より過激なモデルに思えます。

なお、ゴルフにもGTIがありサイズ的にはそちらの方がFN2に近いのですが、そちらは2リッターターボと格上なので、ポロGTIを同格と考えました。


アルファロメオ ミト

ミト Photo by Roderick Eime


イタ車でFN2相当の3ドアハッチバックといえばアルファロメオ ミト。

FN2が日本に入ってきたのと同時期に販売されていた1.4ターボスポーツは155馬力の1.4リッターターボエンジンで、アルファロメオらしくガンガン回すというより、ポロGTIと同じくダウンサイジングターボエンジン的ですが、それだけに低回転からトルクフル。

6MTを駆使して操るのは、5速MTの207GTiや7速DSGのポロGTiには無い利点です。
 

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FN2シビックタイプRユーロの中古相場価格は?

FN2シビックタイプR Photo by Tomislav Mavrovic
 
ホンダ FN2シビックタイプRユーロ
中古車相場
122.7~295.3万円


ライバル車のお値段は?


プジョー207GTi

中古車:39~109万円


フォルクスワーゲン ポロGTI(3代目前期)

中古車:79.8~188万円


アルファロメオ ミト

新車:329.4万円

中古車:64.8~257万円
 

FN2シビックタイプRユーロの代表的なスペック

 FN2 シビック タイプRユーロ 出典:https://en.wikipedia.org/
 
ホンダ FN2 シビック タイプRユーロ 2009年式
全長×全幅×全高(mm):4,270×1,785×1,445
ホイールベース(mm):2,635
車両重量(kg):1,320
エンジン仕様・型式:K20A 直列4気筒DOHC i-VTEC16バルブ
総排気量(cc):1,998cc
最高出力:201ps/7,800rpm
最大トルク:19.7kgm/5,600rpm
トランスミッション:6MT
駆動方式:FF

イギリス生まれの欧州仕様シビックタイプR、前後モデル

FK2(2015~2016年)

 FK2シビックタイプ 出典:https://ja.wikipedia.org/


2012年にFN2が販売終了したのを最後に日本ではシビックのみならずタイプRそのものが販売されていませんでしたが、欧州仕様のシビックタイプRそのものが2011年で生産終了していました。

2015年、久々に発売されたシビックタイプRは2リッターVTECターボのK20C1を搭載したFK2型となり、日本でも販売されましたが750台限定だったため、完売後は500万円以上のプレミア価格がついています。

ノーマルで最高出力310馬力、最高速度270km/hに達する化け物じみたFFスポーツで、ニュルブルクリンクサーキット北コースでは一時期「市販FF車世界最速」だったこともありました。


EP3(2001~2005年)

 EP3シビックタイプR 出典:https://ja.wikipedia.org/


初代EK9シビックタイプRの生産終了から1年後の2代目シビックタイプRは、日本仕様が5ドアハッチバックと4ドアセダンだけになっていたため、欧州仕様の3ドアハッチバック・タイプRをイギリスから輸入しました。

特徴的だったのがインパネシフトの6速MTで、AT車のシフトレバーをそのままの位置でMTに置き換えたため、見た目は特異なものの、意外にも操作性は良好です。

タイプR仕様のK20Aも215馬力を発揮し、性能的には全く問題無くジムカーナ競技では同じエンジンを搭載したDC5インテグラタイプRを圧倒したこともありました。

しかし、全高の高さやインパネシフトが嫌われたのか、日本市場で3ドアハッチバック車が嫌われていた時期もあってかDC5に比べると人気は今ひとつで、実力の割に評価が意外なほど低い不遇のタイプRです。
 

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まとめ

FN2シビックタイプR

Photo by Jared-62

2代目EP3の不振により、国産に戻した上で4ドアセダンベースの3代目FD2がヒットしたシビックタイプRでしたが、数は少ないながらも3ドアハッチバック車を求めるユーザー向けに並行して輸入販売されたのがFN2でした。

結局はEP3同様ヒット作とはならず、限定販売で台数もEP3より少なかったので街で見かける機会もかなり少ない希少なタイプRとなりましたが、ユーザーは少ないながらもタイプRの灯を絶やさないようにというホンダの努力が見られる1台です。
 

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