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今となっては希少なタイプR、FK2型シビックタイプRの魅力とは?

今となっては希少なタイプR、FK2型シビックタイプRの魅力とは?

同クラス最速からFF世界最速へ!日本国内ではライバル車が登場せず、市場自体の消滅が危ぶまれる中、シビックタイプRは広い世界で新たな戦いの場を見出しました。それはWTCCでありニュルブルクリンクでの記録走行であり…FK2からは「FF世界最速」を賭けた戦いが始まっています。

歴代最速のみならず、FF世界最速を目指したシビックタイプR、FK2

FK2シビックタイプR 出典:http://www.honda.co.jp/


2011年にイギリスで欧州仕様FN2の生産が終わったことで、1997年以来続いたシビックタイプRの歴史は一旦終わりました。

本来のシビックはあくまで大衆車、そこにスポーツ向けグレードはあれど、あくまで本分に専念するかと思われましたが、仰天するような目的を持った次期タイプRが控えていたのです。

それが4代目FK2シビックタイプで、再び欧州仕様をベースとしつつも、FN2のように大人しめで「あくまでシビックのスポーツグレード」という枠には収まらず、日本仕様タイプRのような、あるいはそれ以上の過激さを身に着けていました。

その根幹となったのが310馬力を発揮するVTECターボと、高速安定性を維持するための空力パーツやベース車より大幅に広げられたワイドボディ。

目指すは世界屈指の過酷なサーキットと言われ、高性能市販車のベンチマークと言われたニュルブルクリンクサーキット北コース。

ここでFK2は発売前に市販FF車世界最速に挑み、2015年3月ついに念願の市販FF世界最速記録を打ち立てたのでした。

記録は翌年フォルクスワーゲン・ゴルフGTIクラブスポーツSに破られましたが、2017年4月に新型のFK8が最速の座を奪還し、今やFF世界最速の座を争う車になっています。
 

FK2シビックタイプRの特徴・特色

FK2シビックタイプR出典:http://www.honda.co.jp/
 

ホンダ2リッター最強のVTECターボK20C

FK2シビックタイプR 出典:http://www.honda.co.jp/


まさに「全てはFF世界最速のために」復活してきたと言ってもいいシビックタイプRのキモは、何と言ってもエンジンです。

かつてDOHC VTECと言えば究極のNAエンジンを狙ったものでターボと組み合わせるなど邪道、と言われたのは過去の話。

今や可変バルブ機構を持つターボエンジンなど当たり前の時代で、むしろホンダの取り組みが遅かったくらいです。

それを一気に巻き返すべく、エコロジー高効率志向のダウンサイジングターボと並行して開発されていたのが高出力型スポーツ仕様VTECターボK20Cで、2リッター4気筒310馬力はついにホンダもなりふり構わず最強の座を狙いに来たことを意味しました。

目的が明確だったのでホンダも量販を最初から考えていたわけではないようで、世界限定販売、日本ではわずか750台のみが正規輸入販売されています。

しかし、それゆえ完売したはずのFK2の新車が中古車店などで一時期500万円以上のプレミア価格で販売されるケースが続出、その反省もあってか、次期型FK8は正式な量産モデルになりました。
 

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ベース車より100m以上拡幅されたワイドボディ

FK2シビックタイプR 出典:http://www.honda.co.jp/


FK2はその型式「FK」が表す通り、欧州仕様シビックの5ドアハッチバック版をベースとしています。

FN2の時から1世代後のモデルをベースとしているのでデザインはかなり異なり、フロントマスクにはベース車の面影も残っていますが、前後フェンダーが大きく張り出したワイドボディにより、ベース車の全幅1,700mmに対しFK2は1,880mm。

日本に導入されているメルセデス・ベンツCクラスやEクラス、BMW3シリーズや5シリーズの大半より全幅が広いと言えば、その迫力がわかるでしょうか?

いわばこれはシビックタイプRというより「シビック・エボリューション」とでも言うべきモデルで、基本的なデザインを残して大衆車シビックとは全く別な車だと思った方が良いでしょう。

その甲斐もあってニュルブルクリンク北コースで7分50秒63の周回記録を残して2015年3月から、翌年4月にフォルクスワーゲン ゴルフGTIクラブスポーツSが7分49秒21を記録するまでFF世界最速だったのです。

ゴルフは同年12月の再アタックで7分47秒19に記録更新しますが、2017年4月に次代のFK8シビックタイプRが7分43秒80を叩き出して、見事その仇を打っています。
 

徹底した空力パーツと、リアサスは驚きのトーションビーム

出典:http://www.honda.co.jp/


最高速度270km/h、世界最速タイムで過酷なニュルブルクリンクサーキット北コースを走破するため、前後空力パーツはバンパーやリアスポイラー、ボディ底面のディフューザーに至るまで徹底されています。

しかしさらに驚くのは、ここまで徹底した空力と太いタイヤで路面をガッシリつかみつつ、310馬力のVTECターボパワーにモノを言わせておきながら、リアのサスペンション形式は平凡なコンパクトカー用トーションビームなことでしょう。

一般的にリアトーションビームは「安くて小さい車がコストダウンしつつスペース効率を稼ぐ苦肉の策」として、あまり良い印象を持たれていません。

もちろんそれは単なる先入観であって、トーションビームだから安くてそれなりの車しかできないというのは幻想に過ぎません。

それを見事に証明したのがFK2で、一時はFF世界最速だった車がトーションビームだったのですから、「トーションビームでもいい車を作れる」と考える人間にとっては最高の心のよりどころです。

次世代のFK8シビックタイプRはベース車自体の変更でリアサスペンションがダブルウィッシュボーンになりましたから、ある意味では今でも「リアトーションビームのFF車では世界最速」と言えるでしょう。
 

FK2シビックタイプRのライバル車

フォルクスワーゲン・ゴルフGTIクラブスポーツ トラックエディション

ゴルフGTIクラブスポーツ トラックエディション Photo by Adam Court


現行ゴルフⅦのスポーツグレード「ゴルフGTI」のエンジンを220馬力から265馬力へパワーアップ、サスペンションやブレーキが強化されたほかLSDも装着された豪華スポーツ仕様です。

ただし、ニュルブルクリンクでFK2の記録を破った「GTIクラブスポーツS」は世界400台限定の超希少車のため、日本へは正規導入されませんでした。

FK2の記録が破られた時は悔しいような気もしましたが、新型FK8が仇を討ったので良しとしましょう。


ルノー メガーヌR.S.トロフィーR

メガーヌR.S トロフィーR 出典:http://www.renault.jp/


FK2以前にニュルブルクリンク北コースで世界最速FFだったのが、このメガーヌ。

正確にはメガーヌR.S.275トロフィーRという記録更新用スペシャルで、ゴルフGTIクラブスポーツSと同様、後席を外すなど軽量化した2名乗車仕様。

ただし、市販版で同様に2名乗車仕様のR.S.トロフィーRも2015年1月に限定販売されています。

R.S.275トロフィーRは275馬力でしたが、R.S.トロフィーRは同じ2リッターターボながら273馬力で、左ハンドルのみ。

同じエンジンで5名乗車・右ハンドル仕様のR.S.トロフィーSとR.S.トロフィーもあり,トロフィーが90台、トロフィーSとトロフィーRが各60台の限定車でした。


アルファロメオ ジュリエッタ クアドリフォリオ ヴェルデ

ジュリエッタ クアドリフォリオ ヴェルデ Photo by M 93: „Dein Nordrhein-Westfalen“


イタリア車の至宝、アルファロメオのスポーツハッチバック「ジュリエッタ」のハイパフォーマンス版がクアドリフォリオ ヴェルデ。

スパルタンは6MT仕様は左ハンドルのみで、1.8リッターターボから235馬力を絞り出します。

ライバルと比べれば動力性能は劣りますが、そこはニュル最速を狙ったわけではないので仕方がありません。

現在も国内で開催されているアルファロメオ車のレースでは大活躍。
 

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FK2シビックタイプRの中古相場価格は?

FK2シビックタイプR 出典:http://www.honda.co.jp/

ホンダ FK2シビックタイプR

中古車相場

429.8~499.9万円


ライバル車のお値段は?


フォルクスワーゲン・ゴルフGTIクラブスポーツ トラックエディション

中古車:408~438万円


ルノー メガーヌR.S.トロフィーR

中古車:358~456万円


アルファロメオ ジュリエッタ クアドリファリオ ヴェルデ

新車:329.4万円

中古車:98~279万円
 

FK2シビックタイプRの代表的なスペック

FK2シビックタイプR 出典:http://www.honda.co.jp/
ホンダ FK2 シビックタイプR 2015年式
全長×全幅×全高(mm):4,390×1,880×1,460
ホイールベース(mm):2,600
車両重量(kg):1,380
エンジン仕様・型式:K20C 直列4気筒DOHC i-VTEC16バルブ ICターボ
総排気量(cc):1,995cc
最高出力:310ps/6,500rpm
最大トルク:40.8kgm/2,500~4,500rpm
トランスミッション:6MT
駆動方式:FF

国内で生のFK2を見たければ、スーパー耐久や全日本ジムカーナ

FK2シビックタイプR 出典:http://www.dome.co.jp/


何しろ日本では750台しか正規販売されなかったFK2シビックタイプR。

他にどれだけ並行輸入車が入っているかは不明ですが、いずれにせよ広い日本のどこかで頻繁に見かけようと思えば、近所にオーナーが住んでいるか、走りに来るサーキットの近くにでも住むしか無いでしょう。

車の特性からサーキット走行会などでよく見かけそうなものですが、それも必ずFK2が来るとは限りません。

「行けば必ずみられる」と言えば、モータースポーツの本番、レースやジムカーナ競技でしょう。

スーパー耐久レースでは2017年シーズンから童夢が2台のFK2を走らせています。

©︎Motorz-Garage


また、全日本ジムカーナでも2017年からPN2クラスへ数台のFK2が参戦し、FD2シビックRやZ34フェアレディZに挑み始めました。

これらの会場では、普段なかなか見る事の出来ない生のFK2を見るチャンスです!
 

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まとめ

©️Motorz-Garage

究極のテンロクスポーツから始まったシビックタイプR、いつしかライバル車不在となり寂しい状態になっていましたが、WTCC(世界ツーリング選手権)やニュルブルクリンクでの記録走行など、生きがいを見つけてイキイキとしています。

通常のシビックとは全く別物ではありますが、このイメージをうまく結びつけることができれば、日本国内でもシビック復権の日が来るかも?!期待してみましょう。
 

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