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デザインや高級感を売りにしたスポーツカー、T200系セリカならではの魅力とは?

デザインや高級感を売りにしたスポーツカー、T200系セリカならではの魅力とは?

1993年10月に登場したトヨタT200系セリカは、ボディ剛性向上などでスポーツ性を高めてきましたが、バブル時代直後で同クラスクーペはスポーツ性だけではなくラグジュアリーや高級感も求められた時代。

多彩なラインナップでもっとも多くの要望に応えたのはセリカは、丸目4灯のキャッチーなデザインも合間って人気を博したモデルです。

4WDターボから2ドアコンバーチブルまで多彩だったT200系セリカ

T200系セリカ

Photo by FotoSleuth

元祖国産スペシャリティカーとして、乗用車をベースにスポーティなボディを持っていたトヨタ セリカ。

最初はカローラ系、次いでFRカリーナ系、FFコロナ / カリーナ系とベースとなる乗用車を変え、6代目T200系では90年代半ばまで流行していた4ドアピラーレスハードトップ、コロナExiv / カリーナEDをベースとしており、型式も同一でした。

全てのベースはやはりコロナ / カリーナでしたから、さらにステーションワゴン版のカルディナ、セリカの2ドアクーペ版カレンを加え、この時代のコロナ / カリーナ系は実に7車種もの兄弟車 / 派生車を持つ大ファミリーだったのです。

しかも単なる「ガワ違い」ではなく、各車種それぞれに個性を持っていたのがすごいところで、セリカはその7兄弟の中でもスポーツカテゴリーを担当していました。

すなわちFFスポーツクーペたる3ドアリフトバッククーペ、オープンスポーツの2ドアコンバーチブル、クーペの4WDターボ版GT-FOURです。

全てのジャンルで最高のマシンとはいきませんでしたが、それでも優れたデザインや、必ずしも走行性能一点張りではない廉価版の設定による総合力で勝負、それがT200系セリカでした。
 

T200系セリカの特徴・特色

T200系セリカPhoto by RL GNZLZ
 

3つの異なるキャラクターを持ちながら、それをまとめたデザイン

T200系セリカ

Photo by Kieran White

前述のように、T200系セリカはスポーツクーペとコンバーチブル、4WDターボと3つの異なるキャラクターを持っていましたが、どれをとっても間違いなくセリカとわかるよう、統一されたデザインアイデンティティを持っていました。

それが丸目4灯式のヘッドライトで、先代まで2台続いたリトラクタブルライトからは大きく印象を変えつつ、柔らかな曲線に包まれた流面系フロントマスクは受け継いでいます。

そのため、同時期に同じデザインを採用した他社ライバルと比べてもスポーティな印象を持たせることに成功し、冷却性能確保のため大きなフロント開口部を持ったGT-FOURでさえ、セリカと一目でわかるデザインでした。
 

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軽快なスポーツクーペから4WDターボ重戦車まで

T200系セリカ

Photo by Carsten Petersen

とはいえ、それ以外の部分においてはそれぞれのキャラクターの持ち味を生かすデザインが施されました。

3ドアリフトバッククーペは、テールに向かってまとまっていき、リアハッチ後端はダックテール上に跳ね上がる軽快なスポーツクーペ。

2ドアコンバーチブルはカレンのテール部分を流用し、実用的なトランクスペースを持ち、後席の2名も含め大人4名が乗車しても快適にドライブできる理想的な4シーターオープン。

GT-FOURは開口部を大きいフロントマスクだけでなく、大型リアスポイラーでラリーベース車の迫力を表現しています。
 

気軽にスポーツクーペに乗りたいユーザーから競技ユーザーまで対応

T200系セリカ Photo by Neil


エンジンラインナップはクーペとコンバーチブルに搭載されたスポーツツインカム、180馬力(後に200馬力)の3S-GEと、GT-FOUR用の255馬力ターボ3S-GTE。

それに加え、クーペの廉価版SS-Iにはハイメカツインカムで140馬力の3S-FE搭載車もありました。

3S-FEと3S-GE型では外観上の大きな差は無く、本格的な動力性能は無くとも華麗なスポーツクーペを安価に乗りたいという需要に応え、本格的なモータースポーツユースにはGT-FOURの大パワーが準備され、同クラスライバルの中ではもっとも多様なユーザーに応えています。

いずれも大柄で重いボディの割にはライバル以上の動力性能を持ったわけではないので「一番」と呼べるモデルはありませんでしたが、その尖り過ぎないところが逆に、一般ユーザーには買い求めやすいという一面もありました。

「最高スペックの製品が一番売れるとは限らない」T200系セリカとはそんな車の典型的な例です。
 

T200系セリカのライバル車

三菱 D32A エクリプス / D38A エクリプススパイダー

三菱 エクリプス

Photo by Jack Snell

T200系セリカの同期と言えるエクリプスは2代目で、初代同様アメリカ製。

初代のように4WDターボは導入されずFFだけだったものの、ランサーエボリューションと同系統の2リッターDOHCターボ4G63エンジンを搭載した、活発な走りをするスポーツクーペ。

3ドアファストバッククーペのほか2ドアコンバーチブルも輸入され、T200系セリカに対して販売台数は少ないながら、やや小さくまとまっていたFTOやモータースポーツ一辺倒のランサーエボリューションとは異なる魅力を提供しました。


ホンダ BA8 / 9 BB1 / 2 / 3 /4 プレリュード

ホンダ プレリュード

Photo by Antti

それまでの5ナンバーサイズリトラクタブルライトのクーペから、3ナンバーサイズのアメリカンクーペへとキャラクターを変えたのが4代目プレリュード。

大幅にサイズアップされたとはいえ200馬力のH22A型DOHC VTECによる走りでスポーツクーペとしては人気があったものの、日本人向けデザインとしてはT200型セリカに人気では分がありました。

しかし根強いファンがモータースポーツなどで参戦させ、ボディが大きいだけにインテグラ以上の存在感を見せることもあったのです。


マツダ GE系 MX-6

マツダ MX-6 Photo by JOHN LLOYD


バブル時代の多チャンネル体制化の中、コロナ / カリーナ同様多くの兄弟車を生み、マツダ、ユーノス、アンフィニ、オートザムと4つのブランドで販売された「クロノス」シリーズ。

そのマツダ店向け2ドアスペシャリティクーペとして販売されたのがMX-6です。

160馬力の2.5リッターKF-VEエンジンはスペック以上にフィーリングの良いエンジンと好評でしたが、車種拡大を急いだマツダにより熟成不足で発売され、品質や個体差の面で酷評を受けてしまいました。

しっかり開発されきった上で、万全の生産体制でデビューしていれば名車になれたかもしれないと思うと非常に惜しまれる1台です。
 

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T200系セリカの中古相場価格は?

T200系セリカ Photo by peterolthof

トヨタ T200系セリカ

中古車相場

6.8~105.8万円


ライバル車のお値段は?


三菱 D32A エクリプス / D38A エクリプススパイダー

中古車:38~159.8万円


ホンダ BA8 / 9 BB1 / 2 / 3 /4 プレリュード

中古車:39.8~49万円


マツダ GE系 MX-6

中古車:-
 

T200系セリカの代表的なスペック

T200系セリカ 出典:http://search.toyota.jp/
 
トヨタ ST202 セリカ GT-III 1999年式
全長×全幅×全高(mm):4,435×1,750×1,305
ホイールベース(mm):2,535
車両重量(kg):1,210
エンジン仕様・型式:3S-GE 直列4気筒DOHC VVT-i 16バルブ
総排気量(cc):1,998cc
最高出力:200ps/7,000rpm
最大トルク:21.0kgm/6,000rpm
トランスミッション:5MT
駆動方式:FF

T200系セリカ前後モデルとの違い

T230系セリカ(1999~2006年)

T230系セリカ Photo by Robin Corps


ホイールベースを延長しつつ全長を切り詰めて軽量化、軽快性と操縦安定性の両立を図ったのがT230系。

エンジンも1.8リッターへとダウンサイジングされましたが3S-Gより新世代のZZ系エンジンに更新され、トップモデルのスポーツエンジン2ZZ-GEは190馬力を発揮して、末期モデルを除くT200系セリカを動力性能で上回りました。

ただしトヨタのラリーベースマシンは、ST205セリカGT-FOURのパワートレーンを欧州仕様カローラFXに詰め込んだカローラWRCに移行したため、T230系ではセリカGT-FOURは設定されていません。

セリカらしいデザインは残しつつヘッドライトは切れ長となり、2000年代にふさわしいデザインで攻めましたが、市場は既にスポーツクーペの存在を許さず、これが最後のセリカとなりました。


T180系セリカ(1989~1993年)

T180系セリカ 出典:https://ja.wikipedia.org/


最後の5ナンバーサイズセリカであり、バブル時代以前の乗用車ベースで買い求めやすい価格、扱いやすいサイズのスペシャリティカー、初代セリカ以来の集大成と言えるモデルがT180系です。

3ナンバーサイズのT200系ほど自由度の無かったデザインは先代T160系からのキープコンセプトでしたが、より曲面を多用した流面系デザインはT200系にも受け継がれました。

GT-FOURはWRC(世界ラリー選手権)で名車ランチア・デルタと互角以上に戦い、1990年代初頭までのWRCで大活躍した日本車と言えば、先代ST165およびこの代のST185セリカGT-FOURだったのです。
 

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まとめ

セリカ ST205出典:http://www.toyota.co.jp/

スポーツカーとは、あるいはスペシャリティカーとは何か?

それを所有する以上、誰もがスポーツマインドを持ち、サーキットなどに行かなければいけないのか?

もちろんそんなはずは無く、誰もがスポーツカーでサーキットやラリーに行くわけでは無い以上、結果的に誰もが安心して買いやすい車が必要でした。

その意味であらゆるジャンルで1番では無かったかもしれませんが、その優れたデザインで総合的に最高得点を叩き出したのがT200系セリカだったのです。

走らせずとも、見ているだけで満足感の得られる車、それもまたスポーツ・スペシャリティカーとしての条件と考えれば、T200系セリカは今でも及第点で中古車として買ってきてもサマになる、美しい車だと言えるでしょう。
 

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