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可愛い見た目と走れるコンパクトカー、日産K12マーチが今でも選ばれる理由とは?

可愛い見た目と走れるコンパクトカー、日産K12マーチが今でも選ばれる理由とは?

日産のコンパクトカー、マーチは今ではタイで生産されていますが、かつてはもちろん日本で生産されていました。

その日本製マーチ最後のモデルになったのが3代目K12。その当時はずいぶん大きくなってデザインの変化にも驚きましたが、女性にも受け入れられやすいファンシーなルックスで人気を博しました。

ある意味、マーチが最もマーチらしかったとも言えるK12マーチ。どんな魅力があるのでしょうか?

ルノー・日産連合となって初のマーチ、K12

マーチK12 出典:https://ja.wikipedia.org/


2代目K11まで軽自動車並に小さかったコンパクトカー、日産 マーチが3代目に移行した2002年、日産は経営再建のためルノー傘下に入り、ルノー日産連合となっていました。

その成果として共同開発されたプラットフォームを初採用したのが3代目K12マーチです。

全長こそ先代までとあまり変わらなかったものの全幅はかなり拡大、ただしキャビン部分は一段狭く下膨れとも言えるボディに、極端に装備位置が高められたつり目のヘッドライトと、従来の日産車とは一線を画したデザインで登場しました。

その変化には驚かされたものの、新プラットフォームによる剛性感の高い走りや、当時としては特異とも言えたヘッドライトを「クリクリとした目」に見立てたテレビCMも功を呈して、安定した人気を得ていきます。

カラーリングやバリエーションも豊富で、2010年に4代目K13へモデルチェンジするまで大ヒットとはいかなくともコンスタントに販売台数を記録する、日産の定番コンパクトカーとして君臨していました。
 

K12マーチの特徴・特色

マーチK12出典:https://ja.wikipedia.org/
 

日本車の常識を覆すようなデザイン

マーチK12 出典:https://ja.wikipedia.org/


K12マーチを語るならば、まずそのデザインに触れなければいけません。

前後に丸みを帯びたキャビンこそ先代K11マーチの面影を残していましたが、その下はこれまでの日本車に無かったような新しいデザインであり、「新時代の日産」をアピールするのにこれ以上の素材はありませんでした。

前後フェンダー、キャビンを含めてサイドウィンドウ直下から一段膨れたようなボディはどっしりとした安定感を持たせ、フロントフェンダー上ともボンネット中ほどとも言える高い位置に置かれたヘッドライトは、それまでの日本車に無いもの。

このヘッドライトの配置と形状が実はユーザービリティに優れており、運転席からの目線でヘッドライト上部の出っ張りが見えるため、車幅の確認が行いやすいというメリットがありました。

それに豊富なカラーバリエーションを組み合わせることで、奇異や奇抜というよりオシャレな輸入車のような印象を与えたK12マーチは、日本車のデザインをここまで変えても受け入れられたという意味で、大きな意義があった1台と言えるでしょう。
 

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新開発プラットフォームによる、剛性感ある走り

マーチK12 出典:https://nissan-heritage-collection.com/


デザイン上の安定感だけでなく、ルノーと共同開発された新プラットフォームによる剛性感ある走りもまた、それまで「軽快」の一言だったマーチとは大きく異なりました。

トレッド(左右タイヤ間の幅)拡大で安定感は高まり、それでいて剛性は非常に高かったので、コンパクトな塊が安定して曲がっていくようなコーナリングも見せたのです。

軽快感溢れるK11以前の走りを懐かしむ声もあったものの、一般的なドライバーからすれば「欧州車のような走り」は歓迎すべきもので、小さいながらも安心して走れる車になりました。

なお、ボディは3ドアと5ドアの2種類(オープンカーのマイクラC+Cを入れれば3種類)ありましたが、当時は既に日本で3ドア車が売れない時代となっていたため、後に5ドアのみとなっています。
 

新開発エンジンとe-4WD

マーチK12 出典:https://ja.wikipedia.org/


エンジンも全て新開発され、1~1.4リッターのCR系または1.5リッターのHR15DEを搭載。

初期にラインナップされていた1リッターのCR10DEはやはり重くなったボディに対してっやや力不足だったようで、初期の1年少々で廃止され、1.2リッターエンジンがベーシックモデルになりました。

動力性能は90馬力の1.2リッターエンジンでも十分で、幅が広いことを別にすれば先代K11並の軽快感と爽快な吹け上がりを味わえます。

さらにK11末期に設定された4WDは、後輪車軸上に独立配置されたモーターを使ったe-4WDとなり、抵抗増加を最低限として発進時のアシストを行うシステムになりました。

ミッションは当初5速マニュアルと4速オートマのみでしたが、2005年に1.5リッターモデルへCVTが搭載されています。
 

K12マーチのライバル車

マーチK12 出典:https://ja.wikipedia.org/


トヨタ CP10系ヴィッツ

トヨタ ヴィッツ 出典:https://ja.wikipedia.org/


1999年にひと足早くトヨタから新時代コンパクトカー時代の到来を告げた、自称「21世紀マイカー」。

ダイハツの開発した1リッターエンジンが優秀でリッターカーとしても成立しており、1~1.5リッターと豊富なエンジンラインナップを誇ったほか、ターボ車もありました。

スペース効率はK12に勝り広い室内空間を誇りますが、デザインはやや保守的だったと言えるでしょう。

K12マーチもこの初代ヴィッツもワンメイクレースが開催されましたが、ヴィッツは3代目となった現在もナンバー付きレースとして多くの参加者を集めています。


マツダ DY系デミオ

マツダ デミオ 出典:https://ja.wikipedia.org/


やや大柄なコンパクトミニバン的なモデルながら、走りも優れていたマツダのコンパクトカー2代目。

K12マーチ同様、4WDは日産から供給されたe-4WDを採用しているという、意外な共通点があります。

キャンバストップを持つカジュアルグレードの「Cozy(コージー)」のほか、1.5リッターエンジンを持つスポーツグレードの「SPORT(スポルト)」もラインナップしており、見た目より活発に走る車でした。


ホンダ GD系フィット

ホンダ フィット 出典:https://ja.wikipedia.org/


ボディ前後重心近くに燃料タンクを配置した「センタータンクレイアウト」で走りのバランスと優れたスペース効率を実現した、ホンダの新時代コンパクトカー。

K12マーチとは違った意味でそれまでのコンパクトカーとは異なる新しいデザインを採用し、精悍な印象でホンダらしいスポーティなコンパクトカーとして大ヒットとなりました。

後に1.5リッターVTECエンジンを搭載し5速MTも設定されたスポーツグレードが追加され、ヴィッツRSやK12マーチ12SRなどと並ぶ、新たなホットハッチ時代が到来します。
 

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K12マーチの中古相場価格は?

マーチK12 出典:https://ja.wikipedia.org/
 
日産 K12マーチ
中古車相場
0.1~118万円


ライバル車のお値段は?


トヨタ CP10系ヴィッツ

中古車:0.1~69万円


マツダ DY系デミオ

中古車:0.1~59万円


ホンダ GD系フィット

中古車:0.1~82.2万円
 

K12マーチの代表的なスペック

日産 AK12 マーチ 12Sコレット 出典:https://ja.wikipedia.org/
 
日産 AK12 マーチ 12Sコレット 2008年式
全長×全幅×全高(mm):3,725×1,660×1,525
ホイールベース(mm):2,430
車両重量(kg):950
エンジン仕様・型式:CR12DE 直列4気筒DOHC
総排気量(cc):1,240cc
最高出力:90ps/5,600rpm
最大トルク:12.3kgm/4,000rpm
トランスミッション:4AT
駆動方式:FF

K12マーチの派生車種

マーチ12SR

マーチ12SR 出典:https://ja.wikipedia.org/


通常90馬力の1.2リッターCR12DEエンジンをチューニングして108馬力(後に110馬力)にパワーアップしたオーテックバージョン。

サスペンションやエキゾーストも変更されており、前後スポイラーが追加されるなど、後に追加された15SR-AとともにK12マーチのホットモデルでした。


マイクラC+C

マイクラC+C 出典:https://en.wikipedia.org/


ヨーロッパ仕様に設定されていた2ドアオープンのクーペカブリオレモデルを、2007年5月に日本でも販売したモデル。

K12マーチそのものではありましたが、英国日産で生産された輸入車ということもあり車名は現地名のままマイクラで登録されました。

先代K11にもあったコンバーチブルモデルとは異なり完全電動メタルトップの豪華仕様で独立トランクもあります。

1,500台の限定輸入でしたから、見かけたらかなりのレア車だと思っていいでしょう。


マーチラフィート

マーチラフィート 出典:https://ja.wikipedia.org/

マーチボレロ

マーチボレロ 出典:https://ja.wikipedia.org/


両車ともにK10マーチ時代のBe-1などパイクカーや、K11マーチ時代のマーチルンバなどオーテック特装車の流れを組む、クラシックフェイスバージョン。

主な違いはフロントグリルとバンパー、それにサイドへのメッキモール追加などでしたが、以前のモデル同様に好評で今でも街でよく見かけます。
 

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まとめ

©️Motorz-Garage

2000年頃といえば日本車のデザインに大きな変化が現れた時期ですが、中でも日産K12マーチの先代からの変わりっぷりは「ルノー傘下に入るとマーチもこうなるのか!」と驚かされたものでした。

しかし、今では同クラス車がいずれも大型化、その下の軽自動車も大きくなってやや動力性能不足という中では、コンパクトで動力性能に余裕がありキビキビ走るK12マーチのような存在は今や貴重です。

2010年まで生産していて末期のモデルはまだそれほど古くないだけに、それほど荷物を積まないなら比較的新しいコミューター(日常の足)として、中古車を買って乗り回しても楽しいでしょう。
 

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