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商用バン、乗用ミニバンの電気自動車!日産 e-NV200とは?

商用バン、乗用ミニバンの電気自動車!日産 e-NV200とは?

数少ない国産EV(電気自動車)の中でも、2017年10月にモデルチェンジした2代目リーフが好調な販売を記録していますが、日産にはもう1台、NV200バネットをEV化したe-NV200があります。商用バンと乗用ワゴンが設定されたFF1BOX車で、EV商用バンおよび乗用ミニバンの未来を占う存在です。

日産 e-NV200とは?

日産e-NV200出典:https://www3.nissan.co.jp/

日産では1990年代からルネッサなどFF1BOXミニバンの床下にバッテリーを搭載してEV化する試みをしていましたが、リチウムイオンバッテリーを本格的な量産車に採用できるようになってから、やっとその実用化に目処が立ってきました。

まず初代リーフでEV乗用車を実現して後、本格量産EV第2弾としてNV200バネットをベースにEV化、スペインの工場で日本仕様も生産し、2014年10月から販売されているのがe-NV200です。

このEV仕様にはバネットの名はつかないものの、使い勝手の面ではNV200バネットバン / ワゴン同様のレベルを実現しており、ベース車同様ワゴンモデルには3列シートミニバン仕様も設定されたことから、初の国産EVミニバンにもなりました。

スペインの工場で生産しているとはいえ輸入してからの出荷前検査は国産車同様に行って品質を保っています。

2018年4月にはバッテリー容量増加モデルのオーダー受付を開始、2018年12月から納車開始とされており、今後一層の需要増大が期待されています。

e-NV200の特徴

日産e-NV200出典:https://www3.nissan.co.jp/

基本的にはリーフと同じパワーユニットを採用していますが、積載する貨物や乗用モデルでのフル乗車時の航続距離と走行性能のバランスを取り、出力は抑えた上で減速比を変更してフル積載 / 乗車時でも力強く、長く走れるよう配慮されています。

さらに、大容量バッテリーなことを活かして外部への100V1500W給電が可能なコンセントを前席側と助手席シート下荷室側2箇所に設置(2018年4月以降オーダーモデルでは全グレード)し、作業現場や災害時非常電源で活用可能です。

外部給電を行ってしまうと心配されるバッテリー切れも、帰りの走行距離を考えたバッテリー残量設定をしてしまえば、電気の使いすぎで帰れなくなることもありません。

航続距離は満充電時のJC08モードで185~190kmでしたがそれは24kWhバッテリー仕様での話で、現在オーダーを受け付けているマイナーチェンジ後の40kWhモデルでは300kmに伸びています。

また、デビュー時からバッテリー残量警告灯の点灯後は最高速度を100km/hに抑えるリミッターが作動し、長距離巡航時に突然バッテリー切れになるリスクは大幅に低減された仕様です。

e-NV200のライバル車

日産e-NV200出典:https://www3.nissan.co.jp/

何しろEV、それも商用貨物、あるいは乗用ミニバンの1BOX車ですからライバルと言ってもほとんど他社から販売されていないのですが、数少ない競合車、あるいは競合車候補は以下になります。

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三菱・ミニキャブMiEV

三菱ミニキャブMiEV出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/

日本で新車購入できるEVは非常に限られますが、中でも商用車となるとe-NV200意外ではこのミニキャブMiEVのみ。

発売前に東京モーターショーで展示された際は前半分はi-MiEV、その後ろがミニキャブバンというニコイチの『i-MiEVカーゴ』でしたが、市販された時にはちゃんとミニキャブMiEVとなっていました。

かつてはミニキャブMiEVトラックもありましたが需要が無く現在はバンのみ新車販売中で、本家ミニキャブバンの三菱独自モデルがスズキ・エブリィバンのOEM車となった現在も、三菱オリジナルボディのままで作られています。

ストリート・スクーター バン

出典:https://www.streetscooter.eu/en/mediacenter

国際輸送物流会社として海外通販などではお馴染みのDHLが、環境問題に配慮して配送トラックのEV化に着手した際にEVトラックの自社調達を決め、傘下に置いたドイツのEVメーカー、ストリート・スクーター社で生産させているEV商用車。

DHLに限らず他社への販売もしていて日本での販売も検討しており、既に右ハンドルの試作車を日本に持ち込んでモニター中のようです。

いずれ本当に市販されれば、e-NV200にとってはライバルになるかもしれません。

e-NV200の新車&中古車価格

日産e-NV200出典:https://www3.nissan.co.jp/

2018年6月現在、e-NV200の新車価格は以下のようになっています。

【バン】

GXルートバン:395万4,960円
GX(2人乗り):395万4,960円
GX(5人乗り):405万4,320円

【ワゴン】

G(5人乗り):460万0,800円
G(7人乗り):476万2,800円

これはあくまでメーカー希望小売価格(消費税込)で、国のクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金(2018年12月以降納車の40kWhバッテリー搭載e-NV200なら30万円補助)や、自治体からの購入補助金も受けられる場合もあり、エコカー減税もあります。

各グレードの主な違いは、バン5人乗りがワゴンに準じてフォグランプやリヤヒーターダクトなどを装備して後席に配慮。

ワゴンはさらに、EV専用カーナビやリモート充電、NissanConnect専用車載通信ユニット、サイドエアバッグやカーテンエアバッグを装備し、内装も商用車然としたものではなくフルトリムなど乗用車的になっています。

なお、中古車価格は以下。

115.9万円~199.8万円

車両本体価格からすると異常に安価ですが、これは初代リーフでも問題になったリチウムイオンバッテリーの経年劣化による航続距離減少、あるいは実用車として考えた場合短距離利用しかできないなど実用性の問題で、急速に価値が低下するからです。

現在は日産でもバッテリーリサイクル体制を立ち上げており、それが軌道に乗れば中古車にも価値が出てくるはずですが、いずれにせよ2018年12月以前のモデルはバッテリー容量が24kWhと落ちるので、EVとして価値が落ちるのは仕方がありません。

とはいえ、現在オーダーを受け付けているe-NV200はそのバッテリー容量増加後のモデル(つまり2018年12月以降納車)なので、リセールバリューはそこまで心配しなくても良さそうです。

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e-NV200 主なグレードのスペック

日産e-NV200出典:https://www3.nissan.co.jp/

日産 VME0 e-NV200バン GX5人乗り 2018年式
全長×全幅×全高(mm):4,560×1,755×1,855
ホイールベース(mm):2,725
車両重量(kg):1,630
バッテリー仕様:リチウムイオン電池
総電圧:350V
総電力量:40kwh
モーター仕様・型式:EM57 交流同期電動機
定格出力:70kw
最高出力:80kw(109ps)
最大トルク:254N・m(25.9kgm)
駆動方式:前輪駆動

まとめ

日産e-NV200出典:https://www3.nissan.co.jp/

基本的には中・短距離用でも重くかさばる荷物を運びたい貨物用途、あるいは多人数送迎用途などでEVを使いたいユーザーにとって、現在ほぼ唯一と言って良い選択肢であるe-NV200。

リーフ同様『将来はみんなこのような乗り物になる』夢のプロトタイプでまだまだ発展途上、バッテリー容量増加版の納車が始まる2018年12月以降はより使いやすくなって、期待値が一気に高まりそうです。

かつては床下にギッシリ敷き詰めないとマトモな航続距離が出なかったバッテリーも、ベース車からほとんど荷室や乗車スペースを圧迫しない程度に小型化が進み、将来的には新型電池の登場でサイズはそのまま、大航続距離が実現できるようになります。

問題はバッテリーの大容量化が進むとそれだけ充電時間が伸びることですが、充電器側の進化も続いており、いずれは解決できそうです。

まだまだガソリン車やディーゼル車並に万能な使い勝手とはいきませんが、用途を限れば図太い低速トルクなど有利な面もあるので、日産にはこのまま粘り強く販売を続けて欲しいと思います。

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