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田んぼをジムニーで爆走!?老舗ショップのジムニー伝説を紹介!

田んぼをジムニーで爆走!?老舗ショップのジムニー伝説を紹介!

兵庫県姫路市で"ジムニー"といえば『オフロードサービスタニグチ』。

1983年に谷口守史さんによって創立された"タニグチ"はオフ車一筋35年以上の老舗ショップで、中でもジムニーに特化しており、全国にその名を轟かせています。

息子の武さんにバトンタッチをした現在でも、全国のジムニストたちから支持されており、武さんが開発した新型ジムニー用のアイテムは売れ行きも好調!

今回は、バギーが大好きだったという守史さんがタニグチを立ち上げてから35年の間に生まれた様々な"タニグチ伝説"と、これからのタニグチについて伺ってみました!

米俵をジムニーで回収!?【伝説その1】

自作のバギーでレースに出場する守史さん / photo by オフロードサービスタニグチ


1982年に谷口守史さんによって創立されたオフロードサービスタニグチ。

ちょうど1980年代というと、タミヤ模型から発売されたRCバギーシリーズが子供たちに大ヒットしていた時期で、日本でも"バギー"というクルマが少し話題となっていた時代です。

バギー文化のルーツは、1960〜1970年代にアメリカで花開き、メイヤーズ・マンクスやEMPIインプといったVWタイプ1(ビートル)ベースのバギーが流行しました。

守史さんもバギーに魅せられたひとりで、当時はまだ専門学生として自動車の整備士を目指して勉強しながら、バギーを作って、走らせていたのだとか。

そんな守史さんのバギー好きが高じて、スタートした"タニグチ"ですが、谷口家は元々農家の家系でした。

守史さんのバギーやオフロードに対する情熱は相当なもので、実家の手伝いとして、米俵を回収するのにジムニーを使っていたのだそう!

当時は近所で「田んぼの中をジムニーで走り回っているヤツがいる」と噂になっていたそうです(笑)。

創業当時の守史さんの愛車であったSJ30ジムニー。タニグチの名物であるサイドステップが装着されている。 / photo by オフロードサービスタニグチ

喫茶店 兼 ジムニー屋!?【伝説その2】

創業当時の社屋 / photo by オフロードサービスタニグチ


創業当時から変わらず、兵庫県姫路市の豊富町という山あいにあるのどかな町にあるオフロードサービスタニグチ。

近くには動物園があったり、周囲は田んぼばかりの町ですが、創業当時から数少ないオフロード専門ショップとして、遠方からも好事家たちがやってきていたそうです。

「ジムニーで田んぼを走ってたヤツが風変わりな自動車屋を始めて、変なクルマがどんどん集まって来るぞ」と地元の人からまたもや噂される……かと思いきや、タニグチは地元の方からも好評だったそうです。


工場手前のコンテナでは喫茶店を営み、地域のオアシスとなっていたそうだ / photo by オフロードサービスタニグチ


前掲の写真に写っている社屋手前の白いコンテナ。

実はここでは喫茶店を営んでおり、地域の方々からも愛されていたのだそう。

米所という事もあり澄んだ水には恵まれていたようで、敷地内から湧いていた井戸水で淹れたコーヒーが、遠方からの来訪者だけではなく、地元の方の喉も潤していたのです。

コンテナ上の赤いデューンバギーも目印となり、地元の人の待ち合わせ場所なんかにも使われていた、ちょっとしたランドマークになっていたそうですよ(笑)。

パーツの塗装はお母さんが!【伝説その3】

タニグチでは創業当初からオリジナルパーツ造りも積極的に行っていた。取材時には歴代カタログを拝見させて頂いた。 / ©︎モタガレ


結婚を機に、夫婦二人三脚で、ジムニーのオリジナルパーツを制作しようと立ち上げられたという経緯もあり、タニグチでは創業当初から積極的にオリジナルパーツを造ってきました。

当時は中古のSJ30ジムニーを買うのがやっとだったそうで、そのジムニー(前掲)を元に一番初めに作られたオリジナルパーツが『サイドステップ』でした。

「滑らず、泥や雪が詰まらず下へ落ちるようにステップ部は金網で、子供が素手で触っても危なくないようにバリは残してはならない」と、例え足で踏むパーツであっても細かいバリまでヤスリで削ったそうです。

金属加工からスタートしまだ武さんが生まれる前でしたが、子供の存在にも気を使っていたように、安心・安全で、質の高いものづくりの姿勢は、現在の武さんにも受け継がれています。

また、武さんも「私が子供の頃は、まだ母がパーツの塗装とかやっていたのを覚えていますよ」と当時を語ってくれました。

これからのタニグチ

守史さんとフェラーリレッドに塗られた初代デモカー(JA11V型) / photo by オフロードサービスタニグチ


長年、店を切り盛りしていた守史さんでしたが、5年ほど前に、息子の武さんへバトンタッチ。

「父親の影響で野外活動が好きでした」と語るように、それまではアウトドアガイドの仕事をされていた武さんですが、大学では『探検部』に所属するという根っからのアウトドア好き。

現在は2018年7月にデビューした新型ジムニー(JB64型)向けのパーツ開発で大忙しです。
 
武さん「元々、私もアウトドアガイドをしていたので、アウトドアを楽しむツールとしてもジムニーと親しんできました。

なので、父がテーマとして掲げていたジムニーでのオフロードとオンロードの走りの両立は今でも変わりません。

自分は父のように競技に積極的に出るタイプではありませんでしたが、走りのウデを磨くことでもっとアウトドア遊びのフィールドが拡がることは知っています。

新型で走行性能はグンと良くなりましたし、今こそアウトドアギアとしてのジムニーの魅力を色んな人に知ってもらうチャンスだなって思ってます。」


現在のタニグチのショールーム下の整備工場。写真では見切れているが、右側に喫茶店だった"コンテナ"がある。 / ©︎モタガレ


走りを極めることで、遊びのフィールドも増えることから、アウトドアを楽しんできた武さんのノウハウも活かせる車種こそが、JB64型なのかもしれません。

タニグチには、ゴリゴリとタフロードを突き進むジムニーのスペシャリストから、軽いドレスアップ程度のカスタムを楽しむオーナーまで、幅広いお客さんが集まります。

様々なジムニーオーナーに親しまれるようにと、武さんのパーツ開発も気合いが入っている様子でした。

まとめ

今回、お話を伺った武さん / ©︎モタガレ

武さんが「ジムニーの魅力を色々な人に知ってもらうチャンス」と語るのを裏付けするように、JB64型ジムニーでは女性オーナーが急増しているのだとか。

そこでタニグチでは、いきなりバンパーを交換するよりも、お手軽にドレスアップできるステッカーやテールランプガーニッシュようなパーツを新型ジムニー向けには多数用意している。

武さんが目指す"老若男女愛されるジムニー"を作りあげるべく、オフロードサービスタニグチでは今日も新アイテム開発に余念がありません。


新型ジムニー用のアイテムでは、テールランプガーニッシュが売れに売れているそう! / ©︎モタガレ



 

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