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フルモノコック化で近代化フェラーリの基盤、360モデナの魅力と特徴とは?

フルモノコック化で近代化フェラーリの基盤、360モデナの魅力と特徴とは?

「モータースポーツで活躍すると売れる」という車がありますが、フェラーリ車はその典型的な例であり、F1でフェラーリが速ければ大喝采、応援するため資金源となるフェラーリ車が売れるようです。

その恩恵に預かった1台がV8エントリースポーツの360モデナでした。

V8ミッドシップスポーツのエントリーフェラーリ、360モデナ

フェラーリ 360モデナ Photo by Alexandre Prévot


ディーノ246以前は「V12エンジンを積まないとフェラーリとは呼ばれない」と言われたものですが、V8ミッドシップスポーツの308からは正式に「フェラーリ」ブランドの一員となりました。

その延長線上で作られたのが1999年デビューの360モデナで、ホンダ NSX(初代)登場以降、スーパーカーでも快適性や運転のしやすさが重視されるようになってから、348、F355と矢継ぎ早にバージョンアップさせてきた近代フェラーリの1台です。

ワンメイクレースでも仕様される、V8エンジンをミッドシップに搭載した2シーターピュアスポーツであり、フェラーリの中では比較的安価なエントリーモデルとしての役割も持っています。

デザインこそ変われどメカニズム的にはF355からの変化は少ないのですが、348で評価が芳しくなく、F355で改良されながらも引き継がれたセミ・モノコック構造はようやくフルモノコックになりました。
 

フェラーリ 360モデナの特徴・特色

フェラーリ 360モデナPhoto by Alexandre Prévot
 

固定式ヘッドライトの採用

フェラーリ 360モデナ Photo by FotoSleuth


F355から変化した最大の特徴はデザイン面で、衝突安全性や終日点灯の義務付けされた国・地域が増えたことで存在意義を失ったリトラクタブルライトが廃止されました。

変わって有機的デザインの4灯固定式ヘッドライトが採用され、それに合わせてフロントからリアにかけて全体的に滑らかな曲線を描くボディデザインに変更、F355までの鋭角的な印象から大きく変わっています。
 

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ガラス製エンジンフードの下に、やや排気量を拡大したV8エンジン

フェラーリ 360モデナPhoto by Brian Snelson


V8エンジンはF355の3.5リッターから3.6リッターへとわずかに拡大され、380馬力から400馬力へと出力も向上。

F355から採用されたセミATのF1マチックも、シフトダウン時に自動ブリッピング機能が追加されるなど、小改良が施されました。

それ以外のメカニズム面では大きな変化はありませんが、エンジンフードがガラス製となってエンジンを外から見られるという、スーパーカーらしい演出が加えられています。
 

モノコック、ボディパネルともにアルミ製

フェラーリ 360モデナ Photo by Damian Morys


348の初期に酷評され、前半分のみモノコック、後ろ半分は鋼管フレームというセミモノコック構造は接合部の強度不足がひどく改良を重ねてF355ではだいぶ改善されていたものの、不合理な構造には違いなかったので360モデナではようやくフルモノコック化。

しかもオールアルミ製フルモノコックとなり、ホンダ NSXから遅れること9年でようやく近代的スーパーカーとなりました。

ボディ外板もアルミ製となり、F355より1回り大きくなっったこととフルモノコック化による重量増を抑えています。
 

フェラーリ 360モデナのライバル

ランボルギーニ ガヤルド

ランボルギーニ ガヤルド Photo by Damian Morys


長らくカウンタック直系のV12エンジン搭載の大型スーパーカーのみ作ってきたランボルギーニは久々に復活させた、V10エンジン搭載のベビー・ランボルギーニ。

V12のムルシエラゴより小型ながらハイパワーなためミッドシップ4WDスポーツとなっており、高速走行時の安定性を重視しています。

とにかく車高が低く平べったいボディはランボルギーニの特徴で、スーパーカーと言ってもライバルのフェラーリとはかなりスタイルが異なり、ユーザーにとって良い意味で好みの分かれる存在です。

ロータス エキシージ(シリーズ1 / 2)

ロータス エキシージ Photo by Audrey Larrive


ハイパワーエンジンこそ持たないものの、オールアルミシャシーにカーボンやFRPの軽量カウルを被せた超軽量ミッドシップスポーツで、2000年に登場した初期のシリーズ1で700kg台、2004年登場のシリーズ2でも900kg台しかありません。

動力性能はともかくパワーウェイトレシオではハイパワースポーツに負けない実力を持ち、軽量さを活かして加速やコーナリングでは抜群の性能を誇ります。

快適性はその分犠牲になっているとはいえ、ラグジュアリー的要素も求められるスーパーカーとは対極的にスパルタンなリアルスポーツです。

ホンダ NSX(初代NA1 / 2)

ホンダ NSX Photo by CANNIK


フェラーリ 328を研究して参考にしながら開発した初代ホンダ NSXのフルアルミモノコック構造や快適性、運転のしやすさなどにフェラーリ自身は360モデナでようやく追いつきましたが、その頃まだ初代NSXは生産中でした。

3.2リッター化されたVTECエンジンはカタログスペックこそ280馬力と平凡でしたが、優れた空力やコーナリング性能で、後から登場したライバルにまだまだ対抗できた時代です。
 

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フェラーリ 360モデナとライバルの中古相場は?

フェラーリ 360モデナ Photo by nakhon100
フェラーリ 360モデナ

中古車相場
中古車:699.9万~1,330万円

ライバル車のお値段は?

ランボルギーニ ガヤルド

中古車:980万~2,200万円

ロータス エキシージ(シリーズ1 / 2)

中古車:380万~728万円

ホンダ NSX(初代NA1 / 2)

中古車:268万~1,380万円
 

フェラーリ 360モデナの代表的なスペック

フェラーリ 360モデナ F1 Photo by Angel Muñoz - AM2 Fotografia
フェラーリ 360モデナ F1 2004年式

全長×全幅×全高(mm):4,490×1,925×1,215
ホイールベース(mm):2,600
車両重量(kg):1,450
エンジン仕様・型式:V型8気筒DOHC40バルブ
総排気量(cc):3,586
最高出力:400ps/8,500rpm
最大トルク:38.0kgm/4,750rpm
トランスミッション:6速セミAT(F1マチック)
駆動方式:MR

まとめ

©️Motorz-Garage

348以降、近代的量産スーパーカーへの脱却を図っていたエントリー・フェラーリがようやく到達した完成度の高いモデルが360モデナです。

オールアルミのフルモノコック化である意味では「普通の車になった」と言えますが、カタログ上の高性能やブランドだけでなく、信頼性や安心感、高い品質を求められる時代にあって、ユーザーからは非常に歓迎されました。

折よくF1レースではワークスチームのスクーデリア・フェラーリが非常に好成績で活躍を続けていたことから、フェラーリ車として当時史上最大のヒット作となっています。

現在でも安心感を持って乗れる近代V8フェラーリとなると、この360モデナ以降です。
 

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