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フェラーリ最強のV12エンジンモデル、F12ベルリネッタの魅力を再確認

フェラーリ最強のV12エンジンモデル、F12ベルリネッタの魅力を再確認

フェラーリは車名の命名規則をその時々で微妙に変えたり過去の規則を復活させたりしますが、599後継の2シーターFRスポーツも6.2リッターエンジン搭載の情報からF620と噂されました。

結果的12気筒エンジンを示すと思われるF12ベルリネッタと命名。フェラーリが誇るV12エンジン+FRの系譜に位置し、その流れは2017年3月に発表された812スーパーファストに受け継がれています。

デビュー当時フェラーリ最大のパワーを誇ったF12ベルリネッタ

フェラーリ F12ベルリネッタ Photo by Decio "desmodex"


550マラネロ、575Mマラネロに続く599でエンツォ用のハイパワー5,999エンジンを採用、一気にハイパワーFRスポーツ化を果たしたフェラーリのV12FR2シーターGTですが、F12はその延長線上でさらにハイパワー化して2012年にデビューしました。

最高級なだけでなく最強のパワーを誇るフェラーリとなり、それでいて599より一回りダウンサイジング化したことで、スポーツGT的な性格からFRピュアスポーツに近づいています。

やはりフェラーリ、それも2シーター車は高級ラグジュアリーGTよりも「スポーツカーの方がフェラーリらしい」のは明らかで、599を経てF12ベルリネッタはフェラーリにとってFR車の新しい方向性を見せたモデルです。

なお、従来からの命名規則では排気量を基本に、6.2リッターエンジンから「F620」など620のついた車名が予想されていましたが、実際には12気筒エンジンのみを表す「F12ベルリネッタ」として登場しました。(ベルリネッタ=クーぺの意味)
 

フェラーリ F12ベルリネッタの特徴・特色

フェラーリ F12ベルリネッタPhoto by Alexandre Prévot
 

599よりさらにパワーアップ、740馬力は当時のフェラーリ最強!

フェラーリ F12ベルリネッタ Photo by kavin Chan

フェラーリ55週年アニバーサリーモデル、エンツォフェラーリのエンジンをデチューンして搭載した599は620馬力と前作575Mより105馬力もアップし、一気にスポーツ性を高めてきました。

しかしF12ベルリネッタは更に排気量を200cc以上アップするだけでなく、より高圧縮、高回転型エンジンとしてさらに120馬力も引き上げ、740馬力に達します。

これは2012年デビュー当時としてはフェラーリ最強のスペックで、V12大排気量エンジンの真髄をまざまざと見せつけた形になりました。

最高級なだけでなく、最強のフェラーリへと進化したのです。
 
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ボディはダウンサイジングされ、よりスポーティに

フェラーリ F12ベルリネッタ Photo by Alexandre Prévot

599以前、特に575M以前は市販モデルだとラグジュアリーGT的な雰囲気のあったFR・V12フェラーリですが、599より全長全幅ともに一回り小型化され、全高に至っては63mmも下げられました。

それに伴いエンジン搭載位置や着座位置も低くなったため、見た目だけでなく全体的な重心位置降下で、よりスポーツ性を高めました。

ミッションをエンジンを搭載したフロント側ではなくリアに搭載したトランスアクスルの採用で前後重量バランスを取り、カーボンブレーキの採用で増大したパワーに備えています。
 

先行して先進メカニズムを搭載した限定車、F12tdf

フェラーリ F12ベルリネッタ Photo by Falcon® Photography

F12ベルリネッタの後継車、812スーパーファストには後輪操舵機構を加えた「バーチャルホイールベース」という4WSメカニズムを備えていますが、それを先行して搭載したF12tdfが2015年に発表、世界で799台限定販売されました。

このシステムはフロントタイヤをリアより太くしてターンインの確実性を増し、その分減少する高速安定性を後輪操舵で補うというものです。

さらに、バーチャルホイールベース以外にエンジンも780馬力へパワーアップ、812スーパーファスト登場以前はまさに最強の市販フェラーリでした。
 

フェラーリ F12ベルリネッタのライバル

メルセデスAMG SL63 / SL65

メルセデスAMG SL63 出典:https://www.mercedes-benz.co.jp/
メルセデス・ベンツの最高級クーペカブリオレ、SLクラスのメルセデスAMG版。

SL63は5.5リッターV8ツインターボ(585馬力・91.8kgm)、最強のSL65は6リッターV12ツインターボ(630馬力・102.0kgm)を発揮し、最高出力こそ及ばないものの、ツインターボの効果で最大トルクはF12ベルリネッタを上回ります。

純然たるスポーツカーというよりラグジュアリーGTの性格が強いSLクラスですが、メルセデスAMG版に関しては別物の、最高級スポーツと言って良いでしょう。

ダッジ バイパー(3代目)

ダッジ バイパー Photo by Werner Bayer

一時期、クライスラーのスポーツブランドSRTの名を冠しSRT バイパーとして販売されていましたが、2014年以降は再びダッジ バイパーとして販売されていたアメリカンマッスルスポーツ。

F12ベルリネッタと同時期には3代目に移行しており、8.4リッターV10OHVエンジンは640馬力に向上、アメリカンスポーツとしては例外的に大排気量エンジンのパワーにモノを言わせながらもリアルスポーツと言える車です。

アストンマーティン ヴァンキッシュ

アストンマーティン ヴァンキッシュ Photo by Tim Dobbelaere

イギリスのスーパーカーメーカー、アストンマーティンのFRスポーツGT。

あくまでミッドシップ高性能スポーツにこだわるマクラーレンとは異なり、同社はFR車にV12エンジンを搭載しており、6リッターで580馬力を誇ります。

メルセデスAMGのSL65に近い性格ですが、ハイパフォーマンス版のヴァンキッシュSをラインナップするなど、スポーツイメージにもこだわりがあるのがアストンマーティンです。
 
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フェラーリ F12ベルリネッタとライバルの中古相場は?

フェラーリ F12ベルリネッタ Photo by Matt Czarnocki
 
フェラーリ F12ベルリネッタ

中古車相場
中古車:2,470万~3,988万円

ライバル車のお値段は?
 
メルセデスAMG SL63 / SL65

新車:2,277万~3,383万円

中古車:1,898万円(SL63)


ダッジ バイパー(3代目)

中古車:1,320万円


アストンマーティン ヴァンキッシュ

中古車:2,500万~3,078万円

フェラーリ F12ベルリネッタの代表的なスペック

フェラーリ F12ベルリネッタPhoto by Alexandre Prévot
 
フェラーリ F12ベルリネッタ 2014年式

全長×全幅×全高(mm):4,618×1,942×1,273
ホイールベース(mm):2,720
車両重量(kg):1,525
エンジン仕様・型式:V型12気筒DOHC48バルブ
総排気量(cc):6,262
最高出力:741ps/8,250rpm
最大トルク:70.4kgm/6,000rpm
トランスミッション:7速DCT
駆動方式:FR

まとめ

フェラーリ F12ベルリネッタ Photo by Matt Czarnocki

12気筒エンジンを搭載したクローズドボディのクーペを表す「F12ベルリネッタ」という単純な車名ではありますが、599からのハイパワー化&ダウンサイジングボディを見ていると、フェラーリとしてFRクーペをその原点に帰らせるモデルだったという印象です。

既に後継でより強力、800馬力のV12エンジンFRスポーツ、812スーパーファストが登場していますが、F12ベルリネッタの路線をさらに突き詰めた高性能スポーツになっています。

やはりフェラーリはGTカーよりFRでも「スポーツカー」でありたい、性能やスタイルだけでなく、名前でその気持ちを表した1台です。
 
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