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重量配分48:52、天使の咆哮を奏でるスーパーカー、レクサスLFAの魅力を振り返ります。

重量配分48:52、天使の咆哮を奏でるスーパーカー、レクサスLFAの魅力を振り返ります。

国産車でスーパーカーと呼ばれる車には日産 GT-Rとホンダ NSXがありますが、日本を代表するメーカーであり、かつ唯一高級車ブランドを日本を含む世界中で展開。

その中でもスーパーカーを作っていなかったトヨタが、レクサスブランドで初めて作ったのがLFAです。

新車価格では国産車最高価格というレクサスLFA、どんなクルマなのでしょうか?

「80点+α主義」が真剣に100点満点を狙ったスーパーカー、LFA

Photo by Moto "Club4AG" Miwa

1960年代から国産車メーカー各社は「いつかはかなえたい夢」として、いくつかのスーパーカーをモーターショーなどで展示してきました。

しかしそれはあくまで夢であり、かなり完成度が高くメディア試乗会まで行いながらも、なかなか市販にこぎ着けるまでにはいたりません。

1990年にようやくホンダから初代NSXが国産初の市販スーパーカーとしてデビューし、2000年代に入ってから日産がスカイラインから分離したGT-Rコンセプト(後のR35GT-R)の市販を明言してはいました。

しかし、2005年にトヨタの高級車部門「レクサス」が初のスーパーカー「LF-A」のコンセプトカーを発表した時、それが本当に市販されるのかどうか、懐疑的な人が多かったとしても不思議ではありません。

それまでのトヨタは「まずあらゆる面で80点を達成し、そこから顧客満足度を高めていく」という「80点+α主義」を信条としており、レクサスブランドも含めて大多数からの支持を受け安心感は評価されたものの、面白い車を作るとは思われていなかったのです。

しかし、実際にサーキットや世界各国の公道などでテスト走行を繰り返す姿が報じられるといよいよ真実味を増し、ニュル24時間耐久レースに出場するなど実績を重ねる様子から、どうやら本当に市販されると信じられるようになりました。

そして2009年の東京モーターショーで正式車名「Lexus F Sports Apex」略してLFAと名付けられたスーパーカーは世界各国限定500台で発売することが発表され、抽選販売の応募には限定台数を大きく超えるオーダーが殺到したのです。

その後も実際に生産が開始されるギリギリまで開発は続けられ、トヨタ、そしてレクサスにとって初めての「100点満点」を目指したスーパーカーは、2010年12月からの2年間で予定の500台が生産されました。
 

レクサス LFAの特徴・特色

専用V10エンジンをトランスアクスル方式で搭載、極限まで前後バランスにこだわる

Photo by Kojach

LFAはレクサスを含むトヨタ車全ての中で異例なほど、全てが「特別」で固められており、その全てが特長や特色の集合体だと言っても過言ではありません。

中でももっとも特別と言えるのがV10エンジン1LR-GUEで、開発当時参戦していたF1のイメージを活かして同じV型10気筒エンジン(ただし技術的繋がりは無い)を使う必要があったとはいえ、トヨタ車としては初のV10でした。

しかも全くのLFA専用エンジンとなると、同じくセンチュリー専用エンジンと言われながら皇室用のセンチュリーロイヤルにも搭載された1GZ-FEよりさらに特殊で、NA(自然吸気)

でありながら560馬力はデビュー当時日本最強のエンジンです。

これを電子制御抜きには挙動が唐突になりがちなリアミッドシップではなくフロントミッドシップに搭載し、重量物はミッションをリアに配するトランスアクスル採用はもちろん、ラジエターやバッテリーまでリアに搭載し、前後バランスを取りました。

さらに2シーターの運転席と助手席すら間隔を詰めて左右重量差を極力無くすなど、左右の重量バランスにまで気を遣う徹底ぶりです。

これにより前後重量配分は48:52という、FRレイアウトでありながらMRレイアウトのようにリアよりの理想的な重量配分を実現しました。
 
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ボディは半分以上がカーボンで残りはアルミ製の軽量ボディ

Photo by Curt Smith

初期の試作車ではアルミを多用しましたが、結果的にはトヨタテクノクラフトとカーボンファイバー材を共同開発し、ボディの65%をそれで構成。

残りも軽量なアルミを使ったことで、大柄で大排気量4.8リッターV10エンジンを搭載していながら、車重は1,480kgとかなり軽くに収めました。

ブレーキローターやルーフなどにもカーボンは使用され、単に軽くするだけでなく重心から遠いパーツや重心が上がる要素を無くすよう徹底されています。

500台のLFAとその試作車を生産するためだけに専用のカーボンボディやパーツの生産機械が導入されるなど、「豪勢ではあるけど何かは既存車ベース」という、トヨタのみならず日本車の常識を打ち破りました。
 

500台のうち50台はさらに特別なサーキットスペック

出典:https://lexus.jp/

2010年12月の生産開始から約1年がたった2012年1月からは、さらに特別な「ニュルブルクリンクパッケージ」(日本名スペシャルエディション)が50台のみ生産されました。

通常は車速に応じて格納状態から現れる可動式リアスポイラーを装備していますが、ニュルパッケージではカーボン製の固定式大型リアスポイラーに換装され、カナードつき専用フロントバンパーを装備するなど、ダウンフォース向上が図られています。

エンジンもコンピューターのチューニングを変更して10馬力アップの570馬力とされたほか、6速シングルクラッチ式セミAT(レクサス名:AGS)のシフトチェンジに要する最短時間も0.2秒から0.15秒に短縮されています。

サスペンションやタイヤ、ホイールも専用品で、まさに「限定中の限定、100点満点へさらにプラスした特別なモデル」でした。

他にも通常モデルでも車両本体価格3,750万円に達する日本車最高価格だったのが、さらに700万円増しの4,450万円という価格など、まさに日本車としては規格外と言えます。
 

レクサス LFAのライバル

フェラーリ F12ベルリネッタ

Photo by Alexandre Prévot

その名の通りV12気筒エンジンを搭載するフェラーリのFRスーパーカー。

LFAよりボディサイズ、740馬力を発揮する6.3リッターV12エンジンなど一回り大きくパワフルでありながら車重は同程度となっており、設計時期も新しいことから7速DCT(デュアルクラチミッション)を採用するなど、さすが量産スーパーカーの老舗と思わせます。  

メルセデス・ベンツ SLS AMG

Photo by RL GNZLZ

まだメルセデスAMGと名を変える前のAMGが初めて完全に独自開発したメルセデス・ベンツ車で、571馬力の6.2リッターV8エンジンを搭載したスーパーカー。

LFAやF12ベルリネッタ同様トランスアクスルを装備するなど前後重量バランスが最適化されるなどパフォーマンスを重視しているようで、往年の名車メルセデス・ベンツ 300SLをモチーフにガルウイングドアを採用するなど、プレミアム感を高めています。

日産 R35 GT-R

出典:https://www3.nissan.co.jp/

国産車でLFAに匹敵するモデルと言えばやはり日産GT-Rで、他のライバルと異なり4WDですがトランスアクスル採用は共通。

最大の違いは車重をあえて重くしたことと4WDの採用で空力の及ばない速度域のトラクションやコーナリング時での安定性を高めていることで、LFAの0-100km/h加速3.7秒に対し、GT-Rは2013年モデルで2.7秒を達成するなど、加速に強いマシンです。

年を追うごとに高額化しているとはいえ、1,000万円台で購入できると考えれば安価で買い得感の非常に高い量産スーパーカーと言えます。
 
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レクサス LFAとライバルの中古相場は?

出典:https://lexus.jp/
 
レクサス LFA
中古車相場
全てASK

ライバル車のお値段は?
フェラーリ F12ベルリネッタ

中古車:2,430万~5,420万円


メルセデス・ベンツ SLS AMG

中古車:全てASK


日産 R35 GT-R

新車:996万840~1,870万200円

中古車:359.9万~2,380万円

レクサス LFAの代表的なスペック

出典:出典:https://lexus.jp/
 
レクサス LFA10 LFA 2011年式
全長×全幅×全高(mm):4,505×1,895×1,220
ホイールベース(mm):2,605
車両重量(kg):1,480
エンジン仕様・型式:1LR-GUE V型10気筒DOHC40バルブ
総排気量(cc):4,805
最高出力:560ps/8,700rpm
最大トルク:48.9kgm/7,000rpm
トランスミッション:6速セミAT
駆動方式:FR

まとめ

トヨタがその高級車ブランド「レクサス」と、そのハイパフォーマンスシリーズ「F」のイメージリーダーとして開発したLFA。

確かにスペック的にはスーパーカーや高性能者にこなれたメーカーに及ばない面はあるかもしれません。

しかし、保守的で面白みが無く、ただし誰もが安心できるクオリティを持っているので支持される「チェーン店の味」と思われていたトヨタが初めて作った事に意義があります。

しかもニュルブルクリンク24時間レースでクラス優勝を遂げるなど「飾りでは無い戦うスーパーカー」としての姿勢も示し、レクサスからLFA後継としてどのようなスーパーカーが今後登場するか楽しみに思わせる、というイメージリーダーの役割を果たしています。

日本では限定500台のうち約200台が販売されただけで、中古車としての流通も価格は全て応談と容易には購入できなそうですが、買えれば一生モノでしょう。

 
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