RV車からコンパクトSUVへ変貌、三菱3代目RVRの魅力と中古車価格と燃費比較

RV車からコンパクトSUVへ変貌、三菱3代目RVRの魅力と中古車価格と燃費比較

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かつて三菱RVRと言えば、ミニバンのシャリオを短くしたショートミニバンながら、使い勝手や動力性能がすこぶる良かった「コンパクトSUVの先駆け」でありました。

3代目RVRでは最低地上高も上がりやや本格的SUVに近いスタイルで、アウトランダーのショートボディ版となっています。
Contents
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  1. アウトランダーの2列ショートボディ版、三菱 RVR
  2. 三菱 3代目RVRの主な特徴・特色
  3. 基本的にはアウトランダーの2列シートショートボディ版
  4. コンパクトSUVとして取り回しの良さと使い勝手を両立
  5. 走行性能はアウトランダーやデリカD:5譲り
  6. 三菱 3代目RVRと主なライバル
  7. 三菱 3代目RVRと主なライバルの新車価格・中古相場は?
  8. 三菱 3代目RVRの代表的なスペック
  9. まとめ

アウトランダーの2列ショートボディ版、三菱 RVR

三菱 3代目RVR 出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/


1990年代のRV(現在でいうSUV)やミニバンブームの中で、「RVなら外観だけでも本格クロカン風」、「ミニバンなら小さくとも3列シート」が成功の条件という時代がありました。

その中で、ギャランVR-4やランサーエボリューション並の動力性能を持ちつつ、広大な車内空間を持る2列シートコンパクトミニバンとして独特の存在感を示していたのが三菱 RVR(初代 / RVR)です。

本格クロカン風でもないミニバン風ボディにオフロード走破性も並でしたが、そこはパワーでカバーし、2列シートミニバンが売れないという風潮には、後席の凄まじいまでのスライド量で対抗していました。

実際、3列目シートがいらず、使わないラゲッジスペースもフル活用すれば2列シートミニバンがこれほど快適だと教えてくれたのがRVRでしたが、RVブーム終了で2002年に一度廃止。

その後2010年に3列シートSUVのアウトランダーがその2列シートショートボディ版を発売した時、かつての名車RVRの名が3代目として復活したことは自然だったかもしれません。
 

三菱 3代目RVRの主な特徴・特色

三菱 3代目RVR 出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/
 

基本的にはアウトランダーの2列シートショートボディ版

三菱 3代目RVR 出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/

3代目RVRは2010年にデビュー、プラットフォームやメカニズム面はアウトランダーと基本的に同一ですが、ボディは一回り小さく軽く、エンジンもアウトランダーの2~2.4リッターから1.8リッターに小さくされています。

ホイールベースはアウトランダーと全く同一なので、単純に言えば3列目シート兼ラゲッジスペースを省略、リアタイヤから後ろを大幅に短縮したアウトランダーの小型簡略化版です。
 

コンパクトSUVとして取り回しの良さと使い勝手を両立

三菱 3代目RVR 出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/


最近増えてきている「1.5~1.8リッタークラスのコンパクト・クロスオーバーSUV」の先駆けとして日産 ジュークと同時期にデビュー、目標として想定したのは同じ日産のキャシュカイ(日本名デュアリス)でした。

2列シートコンパクトSUVとして十分な車内空間を持ち、かつ大きくなりすぎて小回りが利かないなど実用性を下げないよう全長も抑えられ、絶妙なサイズ感を持つのがRVRと言えます。
 

走行性能はアウトランダーやデリカD:5譲り

三菱 3代目RVR 出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/


安全装備などは低価格コンパクトカーということで最低限に留められていますが、走行性能に関しては伝世制御4WDや6速スポーツモードつきCVTなどで、上級車種のアウトランダーやデリカD:5と同程度の装備です。。

乾燥した舗装路からそこそこの悪路まで安心できる走破性を持ち、最低地上高も確保されている姿からは、初代 / 2代目RVRのコンパクトミニバンより、SUVらしい逞しさがあります。
 

三菱 3代目RVRと主なライバル

トヨタ C-HR

トヨタ C-HR 出典:http://toyota.jp/


2列シートコンバクト・クロスオーバーSUVの最新鋭モデルで、1.2リッターダウンサイジングターボと1.8リッターハイブリッドユニットを持つ、オーリスのSUV版とも言えます。

最低地上高はそれなりに確保されているとはいえ空力やデザインを重視した前後バンパーやエアロパーツからは悪路のイメージが無く、ルーフの高さが抑えられたクーペルックがスポーティで、RVRの無骨さとは対照的な新時代コンパクトSUVです。
 

日産 ジューク

日産 ジューク 出典:https://www3.nissan.co.jp/


キャシュカイ(日本名デュアリス)の廃止で日本におけるRVR相当車は日産だとジュークがそのポジションです。

C-HR同様クーペルックのスポーティSUVで奇抜なデザインも目立ちますが、1.5~1.6リッタークラスのエンジンにはターボエンジンも用意された意外な実力派。

日本では販売されていませんが、欧州では中身にR35 GT-Rのパワートレイン一式を詰め込んだジュークRという限定版の化物グレードもあります。
 

スズキ 4代目エスクード

スズキ 4代目エスクード 出典:http://www.suzuki.co.jp/


かつてスズキのエスクードと言えばラダーフレームを持つタフなクロカン4WD、ジムニーの大型版のようなイメージでしたが、それも今は昔で2017年現在のエスクードはコンパクトクロスオーバーSUVになっています。

同社の同じようなポジションにはSX4 S-クロスもありますが、最低地上高だけでなくルーフ高もあり、単に車高の高いコンパクトカーではない、という意味ではエスクードの方がRVRのライバルです。
 

三菱 3代目RVRと主なライバルの新車価格・中古相場は?

三菱 3代目RVR 出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/
三菱 3代目RVR(GA4W)

新車価格
205万8,480~248万7,240円
中古車相場
59.8万~221.4万円


ライバル車のお値段は?
 

トヨタ C-HR

新車:251万6,400~290万5,200円

中古車:209万~359.9万円
 

日産 ジューク

新車:197万5,320~346万8,960円

中古車:44.9万~265.6万円
 

スズキ 4代目エスクード

新車:234万3,600~258万6,600円

中古車:133.9万~216万円
 

三菱 3代目RVRの代表的なスペック

三菱 RVR G 4WD 出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/
三菱 GA4W RVR G 4WD 2017年式

全長×全幅×全高(mm):4,355×1,770×1,630
ホイールベース(mm):2,670
車両重量(kg):1,430
エンジン仕様・型式:4J10 直列4気筒SOHC MIVEC 16バルブ
総排気量(cc):1,798
最高出力:139ps/6,000rpm
最大トルク:17.5kgm/4,200rpm
トランスミッション:6速スポーツモード付きCVT
駆動方式:4WD

まとめ

出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/
 

初代と2代目は「3列シートミニバン、シャリオのショート版」だったRVRですが、3代目は「3列シートSUV、アウトランダーのショート版」として帰ってきました。

ベース車の違いはそのまま流行の移り変わりとも言えて、現在のRVRにはスライドドアを持つ走りのいいミニバンより、同じ2列シートでもイザとなれば高い悪路走破性を持つSUVとしての役割が求められているということです。

クーペルックでスポーティなライバルほど目立つ存在ではありませんが、2列目シートから後ろのスペースが小さく軽く、動力性能もそれに見合ったものに変更されただけで、クオリティは1ランク上のアウトランダーと同等です。

そう考えれば、スタイルや最新装備を売りとしたライバルより質実剛健で、良い買い物と言えるかもしれません。
 

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