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街中でも目立ってる個性的コンパクトカー、ダイハツ3代目ブーンならではの魅力とは?

街中でも目立ってる個性的コンパクトカー、ダイハツ3代目ブーンならではの魅力とは?

ダイハツは2016年8月にトヨタの完全子会社化され、今後はトヨタグループの軽自動車および海外低価格車市場向けも含むコンパクトカー担当となりましたが、その実践モデルとして一足早く同年4月にデビューしたのが、3代目ブーンです。

2代目までトヨタとの共同開発から、ダイハツオリジナルとなって引き続きトヨタに「パッソ」名でOEM供給されています。

新時代ダイハツの出発点、ダイハツ ブーン

出典:https://www.daihatsu.co.jp/
 

ダイハツ工業(以下、ダイハツ)のコンパクトカー、ブーンはその前任車にあたるストーリア同様、ダイハツの歴史の重要な転換点に登場するモデルでした。

1998年8月、それまで一応は対等な提携関係にあったトヨタがダイハツをトヨタグループ傘下に収めた時は、同年9月にダイハツ ストーリアのOEM供給開始、ヴィッツより小さいコンパクトカー、トヨタ デュエットとしてヒットさせます。

その後継車、初代ブーンからはトヨタ主導で企画、ダイハツが実際の設計開発・生産を主に担当する共同開発という形をとり、内容はともかくブーンはダイハツ車、パッソはダイハツに生産を委託したトヨタ車と、「OEM供給では無い」形をとりました。

しかしそのトヨタ主導による最小コンパクトカー開発は2代目ブーン / トヨタ パッソで終わります。

2016年8月にダイハツを完全子会社化したトヨタは、海外の低価格車市場にも供給するコンパクトカーと軽自動車はそれをお家芸とするダイハツに任せる形としたのです。

それに先立ち同年4月、ダイハツの完全主導開発が復活した久々のコンパクトカーとして3代目ブーンが登場、パッソはトヨタへのOEM開発となります。

いわばダイハツのお家芸を見込んでトヨタから全面委任を受けた3代目ブーンでは、地味ながら堅実な改良を受けた、かつてのダイハツ車らしい真面目な車が復活しています。
 

ダイハツ 3代目ブーンの特徴・特色

出典:https://www.daihatsu.co.jp/
 

ホイールベースやトレッドの最適化

出典:https://www.daihatsu.co.jp/
 

3代目ブーンではホイールベースが50mm延長され、同時代の軽自動車、特にダイハツでは標準車と言えるムーヴより狭かった前後席間隔は2代目より拡大。

同時に前後トレッド(左右タイヤ間隔)も10mm拡大されて、フロントタイヤの切れ角が増されたため、ホイールベース延長による直進安定性向上および快適性向上と、狭い場所での取り回しの良さを示す最小回転半径は2代目までより小さく、使い勝手が良くなりました。

合わせて「Dモノコック」と呼ばれる軽量高剛性ボディや、剛性向上と最適化を狙った「Dサスペンション」を採用、全体的にそれまでの「トヨタグループで一番小さく安い車」だったブーン / パッソは質感を大きく向上させています。
 

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省燃費性能だけではなく実用走行性能を向上させた動力系

出典:https://www.daihatsu.co.jp/
 

エンジンは基本的に2代目までと同じ1リッター3気筒DOHCの1KR-VEで、組み合わせられるCVT(無段変速オートマ)も同じ。

細かい部分の改良で効率を向上させて2WD(FF車)も若干燃費が向上していますが、2代目には無かった4WDへのアイドリングストップ機能が追加され、そちらは21.0km/Lから24.4km/Lへと大幅に改善されました。

このように燃費改善に大きな効果を発揮しているのがアイドリングストップですが、エンジン本体の改良もカタログに現れる数値的には変化が無いものの、実用上の走行性能ではボディ剛性アップも相まって質感が高められています。

こうした「カタログで堂々と誇る数字では無いものの、確実に良くなる改良」はかつてのダイハツが得意としたところでその質実剛健さが帰ってきた感があり、その一方でダイハツでの生産委託が無くなっていた1.3リッターエンジンは廃止され純ダイハツ車となりました。
 

安全装備「スマートアシストII」

出典:https://www.daihatsu.co.jp/
 

2代目ブーン / パッソまでは「トヨタグループの最廉価版」というポジションゆえか軽自動車並の安全運転支援装備はオプションでも設定がありませんでした。

それが3代目からはデビュー時最新の「スマートアシストⅡ」が基本グレード(「シルク」「X」「X Lパッケージ」)を除き標準装備され、安全性は大幅に向上、グレード名も初代からのCLやCXといった旧時代のものから、軽自動車と同じようになっています。

スマートアシストⅡ、グレード名では「SAⅡ」と表記されるこの装備は衝突回避支援ブレーキや対歩行者も含む衝突警報、車線逸脱警報などをパッケージ化したもので、SAⅡでは初期のSAがレーザーレーダーのみだったのに対し、単眼カメラが追加されました。

基本的には、「普通車の廉価版」として省略されていた機能が、「軽自動車の上位互換版」へのポジションチェンジで充実し、ダイハツ主導となったよい影響がここにも出ています。
 

ダイハツ 3代目ブーンとライバルの燃費比較

出典:https://www.daihatsu.co.jp/
 

※JC08モード燃費、同クラスコンパクトカー比較

ダイハツ 3代目ブーン(M700S / M710S)
・1リッターガソリン:28.0km/L(4WD車は24.4km/L)

ライバルの燃費は?

出典:https://www3.nissan.co.jp/

日産 4代目マーチ(K13)

・1.2リッターガソリン:21.4~23.0km/L(4WD車は18.4km/L)

出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/

三菱 6代目ミラージュ(A03A)

・1リッターガソリン:23.8km/L(FFのみ)

出典:http://www.suzuki.co.jp/
 

スズキ 4代目スイフト

・1リッターターボ(ZC13S):20.0km/L(FFのみ)

・1.2リッターガソリン(ZC83S / ZD83S):22.6~24.0km/L(4WDは22.8km/L)

・1.2リッターマイルドハイブリッド(ZC53S / ZD53S):27.4km/L(4WDは25.4km/L)

・1.2リッターフルハイブリッド(ZC43S):32.0km/L(FFのみ)
 

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ダイハツ 3代目ブーンとライバルの新車価格・中古相場は?

出典:https://www.daihatsu.co.jp/
 
ダイハツ 3代目ブーン(M700S / M710S)
新車価格
115万200~185万3,280円
中古車相場
80.8万~174万円

ライバル車のお値段は?

日産 4代目マーチ(K13)

新車:115万1,280~175万3,920円

中古車:9.9万~179.8万円

三菱 6代目ミラージュ(A03A)

新車:138万240~148万5,000円

中古車:19.9万~128万円

スズキ 4代目スイフト

新車:134万3,520~194万9,400円

中古車:109万~200万円
 

ダイハツ 3代目ブーンの代表的なスペック

出典:https://www.daihatsu.co.jp/
ダイハツ M600S ブーン シルクGパッケージSAII 2017年式
全長×全幅×全高(mm):3,660×1,665×1,525
ホイールベース(mm):2,490
車両重量(kg):910
エンジン仕様・型式:1KR-VE 直列3気筒DOHC12バルブ
総排気量(cc):996
最高出力:69ps/6,000rpm
最大トルク:9.4kgm/4,400rpm
トランスミッション:CVT
駆動方式:FF

初代~2代目ブーンとの違い

2代目ブーン(M600系・2010~2016年)

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/
 

トヨタ主導で企画された最後のブーンで、トヨタ版のパッソに「+Hana」(プラスハナ)という女性向けグレードを設定するなど、企画段階から女性スタッフが中心となり、女性から見た使いやすさ、使い勝手を主眼に開発されています。

初代に設定されていたスポーティ系グレードは全廃、結果的にユーザー層を狭めてしまいますが、柔らかい曲線や威圧感を与えないヘッドライトユニット、カラーリングなどに現れたデザインなどは好評で販売に結びついたのは、2代目以降のスズキ ラパンと似ています。

初代ブーン(M300系・2004~2010年)

出典:http://www.jrca.gr.jp/
 

前任のストーリアはダイハツが企画開発、トヨタにデュエットとしてOEM供給されていましたが、後継となった初代ブーンは1960年代陶の2代目パブリカ以来、久々にトヨタが企画を主導したリッターカー以下のコンパクトカー。

内装の使い勝手に女性を意識した以外はあまりトヨタ色は現れていませんが、ストーリアより大幅に全幅・トレッド拡大により、最小回転半径は小さくなったものの、従来のダイハツ製コンパクトカーと比較して車幅間隔もかなり大きくなりました。

ただし、競技用特殊モデルのダイハツ ブーンX4(クロスフォー)やスポーティモデルのパッソ TRD Sports Mも設定されており、ホットハッチユーザーにも好まれています。

デザインは前任のストーリアと関連性は無く、この初代のデザインがリファインされて2代目にも採用、3代目で大きく変わるまで続きました。
 

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まとめ

出典:https://www.daihatsu.co.jp/

初代の頃には低価格エントリー車から最小ホットハッチまで幅広いラインナップを持っていたものの、2代目で個性の薄れていたブーンですが、2016年にデビューした3代目は前任のストーリア以来久々にダイハツに主導が移りました。

それにより東京オートサロンにかつてヒットした軽ホットハッチ、ミラTR-XXアヴァンツァートR風のカラーリングやエアロを施したモデルも展示され、ダイハツらしい個性を再び取り戻そうとしているようにも思えます。

カタログや広告で大々的に数字のアピールは過去となった今、かつてのダイハツのような「派手では無いけれども真面目で地道な改良」が評価される時代となっており、ベーシックな小型車ブーンの評価は今後のダイハツを占うベンチマークとなりそうです。
 

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