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Honda伝統FRオープンスポーツ、S2000の魅力や性能とは

Honda伝統FRオープンスポーツ、S2000の魅力や性能とは

ホンダが久々に作ったFRスポーツであるS2000。ホンダ50周年記念にファンからの熱望を受けて登場し、今でも復活待望論が根強い1台である、その魅力に迫ります。

29年ぶりに帰ってきたホンダFRスポーツ・S2000

出典:http://www.honda.co.jp/

2輪車で名を上げたホンダが次に掲げた野望、それは4輪車への進出でした。

そして1963年に軽トラT360と小型スポーツカーS500でその野望を実現し、S500はやがてS600、そしてS800へと発展して1970年まで生産されました。

S500~S800の駆動方式は当時としてはごくオーソドックスなFR(フロントエンジン・リアドライブ)。

しかし、S800以降にホンダが手掛けた車は、軽トラ / 軽1BOX車やその派生車種(新規格軽自動車時代の「Z」を含む)を除けば全てFFおよびFFベースの4WD車、またはFF車のパワーユニットをベースにしたミッドシップスポーツ(NSXとビート)ばかりでした。

その事から、古き良きFRスポーツの再来を望む声は新旧ファンの間に根強く、本田技研創立50周年を機にその声に応えたのが、1999年に登場した新時代のFRリアルスポーツS2000だったのです。

結果的に1代限りに終わったS2000ですが、ホンダファンの熱い想いを繋ぐべく、9年にわたり生産されました。

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S2000(AP1/ AP2)の特徴・特色・新技術

29年ぶりのFRスポーツ開発で兄弟車や派生車も存在しなかったS2000は、ある意味高コスト体質ではありましたが、それゆえエンジンや構造の面でスポーツカーとしての可能性を追求する機会に恵まれました。
 

オープン専用ボディならではの「ハイXボーンフレーム構造」

出典:http://www.honda.co.jp/

ある意味S2000の性格を決定づけたのが、このハイボーンXフレーム構造です。

クローズドボディをベースにしたオープンカーが、プラットフォーム底部に補強が集中するため、ボディ構造の中立軸がどうしても下になりがちなところ、FR車として必要なセンタートンネルをメインフレームとして、そこで剛性を確保しています。

これによって上下の重量バランスを上げることに成功し、スポーツカーとして必要な「剛性の高い背骨」を構築し、必要な剛性と衝突安全性を確保しました。

手法は若干異なるものの、同じようにセンター部分で剛性を確保する方法はマツダがロードスターやRX-7で採用しており、ある意味スポーツカーの方程式に忠実だと言える構造となっています。
 

フロントミッドシップで前後50:50の重量バランス

出典:http://www.honda.co.jp/

エンジンは前輪車軸より後方のフロントミッドシップ配置とされ、前後重量配分の均等化でスポーツカーとして必要な運動性能を確保しました。

従来からホンダ車はその一部でFF車でありながらエンジン縦置きフロントミッドシップ構造を採用しており、FFとしてはフロントのトラクション不足に繋ってしまい芳しい評価を受けていませんでしたが、FRのS2000ではその配置が生きた形となりました。
 

超高回転型エンジンF20Cと、実用重視型F22C

出典:http://www.honda.co.jp/

エンジンは、アコードやオデッセイなどに採用してきたF型をリファインし、S2000専用としたF20Cが採用されています。

これは、F1エンジンに匹敵するピストンスピードを誇るショートストローク型エンジンでレブリミッターは9,000回転に達し、最高出力250馬力を8,300回転で発するという、なんともホンダらしいエンジンです。

ただし、アクセルレスポンスが敏感過ぎて扱いにくいというピーキーなエンジンなのも事実で、そこまでリアルスポーツを求めない層にも対応できるよう、主に北米からの改善要望がありました。

その要望を受けた後のマイナーチェンジで、やや最高出力を落とし、排気量を上げたロングストロークで中低速トルクもあって扱いやすいF22Cエンジンに換装されています。
 

ステアリングギアレシオを可変させる「VGS」

出典:http://www.honda.co.jp/

途中で追加された「typeV」グレードには、市販車として世界初となるVGS(可変ギアレシオステアリング)が採用されました。

車速と舵角に応じてステアリングのギア比を変更、つまりロック to ロックの回転数が変わる可変機構を備えています。

高速では緩やかなギア比で穏やかなステアリング特性を示し、ワインディングなど低速でタイトなコースを走る際には通常の車の半分程度であるロック to ロック1.4回転で超レスポンスなハンドリングを実現した、非常にマニアックなメカでした。
 

S2000のライバル車

マツダ SE3P RX-8

出典:http://www.mazda.co.jp/

初期型はS2000のAP1同様250馬力のNAエンジン、ただし13BロータリーのFRスポーツというこれもマニアックな車という意味ではS2000のよきライバルではないでしょうか。

マツダがフォード傘下の時代に、その要望で保険の安い北米向け4ドアロータリースポーツとして開発されましたが、4ドアクーペというより実態はRX-7後継のリアルスポーツそのもの。

途中でハイパワー仕様が250馬力から225馬力にスペックダウンされ、2013年の生産終了で2017年現在最後のロータリースポーツとなっているなど、生い立ちがS2000と非常によく似ています。
 

マツダ NCEC ロードスター(3代目)

出典:https://ja.wikipedia.org/

S2000はマツダ ロードスターの歴史において前半分が2代目NBと、後半分が3代目NCと被っていますが、2リッターFRスポーツという意味ではNCの方がよりS2000に近いでしょう。

エンジンスペックは170馬力程度と平凡ですが、代わりにS2000より150kg近く軽量なところはロードスターらしいところです。

軽くヒラヒラ走るロードスターか、ホンダ・ミュージックとともにパワーを路面に叩きつけるS2000。あなたはどちらが好みでしょうか?
 

BMW Z3

出典:https://ja.wikipedia.org/

スペック的には後のZ4の方が近いとも言えますが、車格としてはその前、2002年まで生産されていたZ3の方がS2000には近いところ。

2リッター、あるいは後期型の2.2リッター直6エンジンはスペックこそ150 / 170馬力と平凡でNCロードスター並ですが、直6エンジンの持つ滑らかなフィーリングを味わえる貴重なライトウェイトオープンスポーツという意味では、Z3に軍配が上がることも?
 

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S2000(AP1 / AP2)とライバルの中古相場価格は?

出典:http://www.honda.co.jp/

中古車相場

69~480万円
 

ライバル車のお値段は?

マツダ SE3P RX-8

中古車:19.5~378万円

マツダ NCEC ロードスター(3代目)

中古車:29.8~325万円

BMW Z3

中古車:15~149万円
 

S2000の代表的なスペック

出典:http://www.honda.co.jp/

ホンダ AP1 S2000 ベースグレード 1999年式

全長×全幅×全高(mm):4,135×1,750×1,285

ホイールベース(mm):2,400

車両重量(kg):1,240

エンジン仕様・型式:F20C 直列4気筒DOHC 16バルブ VTEC

総排気量(cc):1,997cc

最高出力:250ps/8,300rpm

最大トルク:22.2kgm/7,500rpm

トランスミッション:6MT

駆動方式:FR
 

主なバリエーションはTypeSくらい?!S2000の見分け方

テコ入れの少ないS2000で数少ない純正エアロ装着車、TypeS

出典:http://www.honda.co.jp/

ちょっとでもスポーツ色を感じるモデルが登場すると、「タイプRはいつ出るの?」と期待されてしまうのがホンダ車の悲しい性ですが、S2000も例外ではありませんでした。

しかしタイプRどころかAP2で実用性重視のチューニングが施されるなど、元々S2000自体がタイプR的存在の性能だったのです。

あえて言えばS2000タイプRとも言えるAP1と、その後のAP2では特に外観上の区別は無く、北米仕様に設定された軽量化・サスペンション強化版の「CR(クラブレーサー)」も日本では設定がありませんでした。

唯一外観上の違いを伴ったのが2007年に設定された「TypeS」です。

その名の通りスタイル重視の特別版で、専用エアロとサスペンションセッティング変更により、主に高速域での安定性と操縦安定性を向上させています。

フロントバンパー下部がダウンフォースを生み出す形状に張り出しているのと、GTウイングのごとく立ち上がったリアの大型スポイラーが識別点となっています。
 

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まとめ

ホンダが久々に世の中に送り出した1代限りのS2000は、本当に「ホンダ50周年記念企画」のモデルでした。

今でもS2000復活待望論は根強いですが、いずれ80周年か100周年か、何かの節目に期待するしか無さそうです。

それまでは、S500~800のオールド”エス”よりは維持しやすい近代的な”エス”として、大事に乗り続けようではありませんか。
 

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