もっと速く楽しく！Z34型フェアレディZにオススメのチューニングパーツ特集！

2008年に登場した6代目Z34型フェアレディZは、初代S30型フェアレディZから続くロングノーズ・ショートデッキボディを受け継ぐスペシャリティクーペです。
大排気量・高回転型の自然吸気V6エンジンと、FRらしい自然なハンドリングを備えるZ34型フェアレディZだけにサーキットマシンとしても人気が高く、オーナーの多様な要望の応えるカスタムパーツが豊富に揃っています。
目的に合致したチューニングを施して、より楽しく乗れるZ34型フェアレディZに仕上げましょう。
今回はZ34型フェアレディZオーナーなら知っておきたい「Z34型フェアレディZの性能を引き出す、オススメのチューニングパーツ特集」をご紹介します！

マフラー交換で3.7L V6エンジンの排気音を堪能しよう！

V6エンジンを搭載するZ34型フェアレディZはマフラーレイアウトの自由度が高く、エキゾーストパーツの組み合わせて排気音やエンジン特性が大きく変化します。
車検対応品や消音性能を重視するなら大型サイレンサーを装備したものを選びましょう。
ピークパワーを追求するならエンジン各バンクからの独立2本出しがベストですが、競技用部品が多い傾向にあります。

インテークパイプは要交換！エアクリーナー選びは吸気温度にも注意

ピークパワーを重視するなら剥き出しタイプのエアクリーナーに、低速トルクや吸気温度を気にするなら純正交換フィルタータイプがオススメです。
ハイチューンにも対応するビッグスロットルや、高効率のサージタンクもラインナップ。
ノーマルの蛇腹インテークパイプは、吸気効率アップとエンジンルームのドレスアップを両立できるシリコン製への交換しよう！

車高調＆スタビライザー交換でベストな足回りに！

車高調とスタビライザーを交換してベストなハンドリングに調整しよう！
車高を落としてもスタビライザーをしっかり効かせられるように、調整式のスタビリンクや強化ブッシュへの交換もオススメです。
フリクションレスシートは車高調に装着することでバネの動きを改善させるパーツであり、乗り心地向上にも効果があります。

デフマウントの劣化に注意！ボディ＆マウントを補強しよう

サーキット走行をするなら、必要に応じてボディ補強を加えよう！
さらにサスペンションメンバーや、パワートレインのマウント類も強化してムダな動きを抑えれば、装着箇所に応じて各部が反応よく車が動いてくれるようになります。
とくにデフマウントブッシュは劣化しやすいため、早い段階で強化品への交換がオススメ！

サーキット走行をするなら冷却系の強化は必須！

長時間にわたって全開走行をするサーキットでは空冷式エンジンオイルクーラーが必須です。
走行環境にあわせてラジエター交換や、トランスミッションやデフへのオイルクーラー追加も検討しよう！
早い段階で装着しておけばオイルの熱ダレによる機械劣化を最小限に抑えることができます。

【Z34型フェアレディZ パワーアップ&チューニング】特集まとめ

今回はZ34型フェアレディZオーナーなら知っておきたい「Z34型フェアレディZの性能を引き出す、オススメのチューニングパーツ特集」をご紹介しました！

Z34型フェアレディZは、ロードスターモデルやメーカーチューンドモデルの「Version NISMO（バージョンニスモ）」や「NISMO（ニスモ）」などがラインナップしていますが、パワートレインなどの基本構造はほぼ共通であるため、ほとんどのチューニングパーツが共通して装着可能です。

ただし、一部マフラーはロードスターモデルやメーカーチューンドモデルに装着不可であったり、MTとATで共用できない場合がある点にはご注意下さい。また、2010年マフラー規制により、2010年以前に製造されたマフラーを、それ以降の車に装着すると車検非対応となります。もちろん、競技用マフラーを装着した場合も車検非対応です。

Z34型フェアレディZをチューニングする上で気をつけておきたいのが、水温や油温です。
特にデフオイル温度やミッションオイル温度にも注意する必要があり、サーキット走行などを想定する場合はデクフーラーやミッションオイルクーラーは必須と言えます。

サーキットマシンとしても人気のZ34型フェアレディZは競技用部品も豊富であるため、パーツ選びの際には念入りな適合確認と、細かな注意事項を見落とさないように気をつけましょう。

今回ご紹介したZ34型フェアレディZにイチ押しのカスタムパーツは売れ筋の人気パーツばかりでなく、モタガレだからこそ購入できるパーツもたくさんあるので是非チェックしてみて下さい！