加速もアップする！Z34型フェアレディZ専用マフラー&排気系チューン特集

2008年12月にデビューしたZ34型フェアレディZ（以後Z34）は、3.7LのV6型エンジンを搭載するFRスポーツカー。ミッションは7速AT・6速MTが設定されており、街乗りからモータースポーツまで存分に楽しめる1台です。
Z34はパワー・トルクともに十分過ぎるスペックですが、NA車ならではの加速に不満があるユーザーも多いのでは?!
そこで今回は、Z34におすすめのマフラー&排気系チューン特集をご紹介！
マフラーをはじめ、センターパイプ・フロントパイプ・エキマニ・キャタライザーなどピックアップ。加速アップに欠かせない排気系のカスタムパーツを厳選しているのでチェックしてみてください！

排気系チューンの必須！マフラーはHKS・フジツボ・フジムラオートがおすすめ！

排気系チューンの中でも1番人気はマフラー交換です。迫力のマフラー音、そしてカッコいいリアフォルムは社外マフラーならではのメリット。数あるマフラーからモタガレがおすすめするのはHKS・フジツボ・フジムラオート！実際に取り付けされたユーザーからの評価も高く、最初にチェックしておきたいマフラーです！
なお、車検対応と競技用とがあるため走行シーンに合わせて選んでください。

他メーカーのマフラーも要チェック！

もちろん他メーカーのマフラーも決して品質が劣っていることはありません。例えば、ロッソモデロの「スポーツマフラーTi-C」はリアピースのみ交換でコスパも抜群。控えめな音量で美しいマフラー音が楽しめます。
また、VeilSideやROWENなども1度は聞いたことがあるのでは。ステンレスやチタンなど「素材から選ぶ」のもオススメですので、チェックしてみてください！

フロントパイプ&センターパイプ交換で排気系をグレードアップ！

排気系チューンをさらにグレードアップするならセンター&フロントパイプも交換しましょう。センターパイプがセットになったマフラーには不要ですが、リアピースのみを交換した際には必須！排気効率アップはもちろん、トータルでの軽量化という恩恵も大きいのでリアピースマフラーを選択した場合におすすめです！

エキマニ交換で排気は大きく変わる！

排気チューンの上級者的なイメージがあるエキマニ交換。しかし、排気のスタート地点とも言えるエキマニはかなり重要なパーツです。大量生産という前提で作られる純正のエキマニは理想的なカタチとは言い難いため、交換する価値は十分にあります。
特にNA車のフェアレディZ34は、加速やトルクが足りないと感じるユーザーも多いのでは。エキマニ部分の排気を最適化すればトルクが厚くなり加速力も向上します。バンテージを巻かないタイプなら装着後の焼き色の変化も楽しめます！

キャタライザー交換でスムーズな排気を実現！

排気ガスを浄化するためのキャタライザー（触媒）も交換可能。エキマニ→フロントパイプ→キャタライザーへと流れる排気はここでクリーンになります。キャタライザーの中身は網目となっており、目の細かさは“セル数”で表記され数値が小さいほど抵抗が減るという仕組みです。キャタライザーを選ぶ際の1つの基準になるハズ！
人気はHKSのメタルキャタライザー、SARDのスポーツキャタライザーですので参考にしてみてください！

【Z34型フェアレディZ マフラー&排気系チューン】あとがき

今回は、Z34型フェアレディZにおすすめのマフラー&排気系パーツ特集をご紹介しました！

排気系チューンはトータルバランスが大切です。例えば、排気ヌケの良いマフラーに極太のフロントパイプなどを追加し過ぎると、低回転域のトルクがスカスカになってしまうケースもあります。この辺はユーザーの好みとはなりますが、ヤミクモにチューニングせずにバランスを意識しながら進めてください。フルチューニングされた排気システムはやはりひと味違います！

なお、カスタムパーツの一部には車検に対応しないパーツがあるので注意してください。車検対応マフラーでも他の排気系パーツを交換すると音量がアップする場合もあります。一つひとつが車検対応でも、組み合わせによっては車検に通らないケースもあるので気を付けてください。交換した際には、改めて音量の計測をしましょう。
また、キャタライザーには「排気ガス試験証明書」が付属されているものがあります。車検適合品であることを証明する書類ですので、無くさずに車検証に保管しておいてください。

Z34型フェアレディZは、様々なグレードがあるため適合のチェックも必要です。AT車専用・MT車専用・ニスモグレード不可といった記述に注意ください。

今回ご紹介したZ34型フェアレディZにイチ押しのカスタムパーツは売れ筋の人気パーツばかりでなく、モタガレだからこそ購入できるパーツもたくさんあるので是非チェックしてみて下さい！