他車と差をつける！JW5型S660にオススメのパワーアップパーツ特集！

2015年に登場したJW5型S660は、ホンダビートの流れを汲むオープンミッドシップ2シーターの軽スポーツカーです。
軽自動車規格の中で走りを楽しむ目的のためだけにつくられたモデルだけに、64馬力に規制された最大出力に物足りなさを覚えてしまうのがJW5型S660の泣き所。
幸いなことにJW5型S660はターボエンジンを搭載しているため、簡単にパワーアップが可能です。
カスタムパーツで、より楽しく走れるJW5型S660に仕上げましょう。
今回はJW5型S660オーナーなら知っておきたい「S660の性能を引き出す、オススメのパワーアップカスタムパーツ特集」をご紹介します！

マフラー交換で個性的なリアビューと排気音をアピール！

ミドシップレイアウトを採用するJW5型S660は、マフラー交換でリアビューを飾ろう！
左右2本出しやセンター3本出しなど豊富なバリエーションで個性的なスタイリングに変貌させることができます。
大幅に出力向上を図るなら、センターパイプの交換やスポーツ触媒へと交換して排気効率を高めておこう！

定番カスタムのエアクリーナー交換！吸気温度にも気を配ろう

エアクリーナーはノーマル＋αの性能にとどめるなら純正交換タイプ、ブーストアップやタービン交換を考えているなら剥き出しエアクリーナーに交換しましょう！
吸気温度を下げる大容量のインタークーラーや、吸入吸気量を向上させるビッグスロットルもパワーアップに効果的です。
導風ダクトを用いてなるべく冷たい空気を吸わせてやるように工夫するだけでも出力に違いが出ます。

タービン交換で100馬力！ブローオフバルブ交換もオススメ

JW5型S660のパワーを大きく向上させるには、タービン交換がもっとも効率的！
ハイフロータービンなどとは異なり燃料ポンプやECUなどがセットになったタービンキットは高価であるものの、取り付けるだけで100馬力オーバーの最高出力を発揮できるようになります。
ノーマルエンジンでもブローオフバルブを交換すればタービンレスポンスの向上とともに、アクセルオフでの吹き返し音が楽しめるようになります。

電子パーツは出力向上の要！ブーストアップや電制スロットルにも

JW5型S660のエンジンはECUで緻密に制御されるため、ブーストアップをするにもECUに手を加えるのが必須条件です。
そのかわり、配線に割り込ませる簡単作業で手軽にブーストアップできる特徴があります。
特に環境性能を考慮した純正からのチューニングはコスパ良く効果を実感できるでしょう。
電子制御スロットルの開閉動作の鈍さを解消する「BLITZ スロコン」や、より緻密にエンジン制御を調整できる「HKS フラッシュエディター」のほか、有名ショップがチューニングしたECUもラインナップしています。

パワーを上げたらラジエター＆オイルクーラーで冷却系を強化！

ミッドシップレイアウトのJW5型S660は冷却が苦手であるため、大きくパワーを上げたらラジエター交換やオイルクーラーの追加で冷却系も強化しよう！
街乗りなら水冷式オイルクーラーがオススメ。サーキット走行をするなら空冷オイルクーラーが必須です。
電動ウォーターポンプはエンジンパワーロスを防ぎながら冷却性能を向上させる注目パーツです。

【JW5型S660 パワーアップ】あとがき

今回はJW5型S660オーナーなら知っておきたい「S660の性能を引き出す、オススメのパワーアップカスタムパーツ特集」をご紹介しました！

JW5型S660はグレード間で搭載エンジンに違いはないため、今回ご紹介したパーツはすべてのグレードに取付け可能です。ただし、一部電子パーツは6MT用とCVT用が区別されているため、しっかりと適合確認を行ってからパーツを購入するようにして下さい。

ブーストアップでおおよそ80馬力、タービン交換で100馬力程度がJW5型S660のチューニングの目安です。ただしタービン交換をするとなると、冷却系にも大きく手を加えなければならないため、トータルでは莫大な費用がかかります。

CVTの耐久性も考慮すれば、ブーストアップ程度にとどめるのがもっとも費用と性能のバランスがよく、日常使用の耐久性との兼ね合いもよい仕上がりとなるでしょう。ブーストアップしたうえで細部のチューニングを煮詰めていくのがJW5型S660カスタムの最善策です。

今回ご紹介したJW5型S660にイチ押しのカスタムパーツは売れ筋の人気パーツばかりでなく、モタガレだからこそ購入できるパーツもたくさんあるので是非チェックしてみて下さい！