足回りはMRの生命線!JW5型S660にオススメのサスペンションパーツ特集!

足回りはMRの生命線!JW5型S660にオススメのサスペンションパーツ特集!

軽自動車ながらレーシングカーと同様のミッドシップレイアウト・リアドライブ(MR)を採用するJW5型S660は、MRならではのトラクション性能とハンドリングが味わえる希少な軽オープンスポーツカー。
更に軽自動車というパッケージングにおさまるので、そのコンパクトなサイズと軽さでキビキビ走る感覚は運転の楽しさを思い起こさせてくれます!
そして真面目にコンマ1秒を争うサーキット走行でも、ドレスアップとしてのローダウンカスタムでもサスペンション選びはMRであるJW5型S660の真価を引き出す為には非常に重要です。

今回はJW5型S660オーナーなら知っておきたい「ローダウンカスタムでS660の性能を引き出す、オススメのサスペンションパーツ特集」をご紹介します!

とりあえず車高を下げたいなら安価なローダウンスプリング!

安価かつ手軽に車高を下げるならローダウンスプリングがオススメです。
縮み側のサスペンションストロークが減少するものの、極端に車高が落ちるスプリングを選ばない限りは、一般走行で困ることはないでしょう。
バンプラバーのカット量でストローク量や乗り心地を微調整できますが、極端なカットはサスペンションの故障や事故の原因となる可能性があるため、カット量にはくれぐれも注意して下さい。

もっともバランスに優れる純正形状サスペンションキット

純正形状のサスペンションキットはスプリングとショックアブソーバー(ダンパー)のマッチングが最適化された車高調整機構を持たないサスペンションです。
適度なローダウン量とそれに合わせた短いショックアブソーバーが組み合わせられるため、乗り心地とトラクション性能の優れたバランスが特徴です。
ワインディングやミニサーキットで、もっとも扱いやすいサスペンションと言えるでしょう。

街乗りからサーキットまで対応できる車高調!

ローダウン時の乗り心地やトラクション性能、前後の車高バランス調整が希望なら迷わず車高調を選択しよう!
適度なローダウン+車高の微調整だけが目的なら比較的安価なネジ式車高調がオススメです。
大きくローダウンした状態でもサスペンションストロークをしっかりと確保したい場合には、全長調整式車高調がベストです。
ただし、車高調は直巻スプリングが組み込まれるため、ステアリングの応答性が上がる一方、乗り心地は固く感じられるようになります。

高級車高調でサーキットのラップタイムを縮めよう!

サーキットでタイムアップを狙うなら、より高価なサスペンションキットへの交換がオススメです。
オーリンズやアラゴスタなどの高級ショックアブソーバー(ダンパー)を組み込んだ車高調や、実績あるショップが丁寧にチューニングしたサスペンションキットなどは、しなやかに動き、高いトラクション性能を発揮させられるようになります。
オーダーメイドのサスペンションや、任意のスプリングを装着するためにショックアブソーバーのみを販売している商品もあります。

エアサスペンションなら車内にいたまま車高調整可能!

車載ポンプの空気圧で車高を上下できるのがエアサスペンションです。
ネジ式車高調のように、タイヤを外して車高を調整する必要がなく、車に乗ったまますぐに車高を調整できるのがエアサスペンションの利点です。
停車時はドレスアップのために大きく車高を落とし、走行中は適度な高さに車高を上げ、段差に差し掛かったらエアロや下回りを擦らないようにさらに車高を上げて走行するような使い方もできます。

強化ブッシュやピロアームでサスペンションの性能を引き出す!

ノーマルの各部サスペンションブッシュはゴム製であるため、走行中は常に変形しています。
強化ブッシュやピロボール、またそれらが組み込まれたアッパーマウントやアーム類は、ブッシュのムダな動きを抑え、タイヤのグリップ性能を引き出せるベテラン向けのパーツです。
それらを交換することで、サスペンションアームの接合部が変形しづらくなるため、路面からの振動が伝わりやすくなったり、ボディに負担がかかるなどのデメリットも発生します

【JW5型S660 サスペンション・ローダウン】あとがき

今回はJW5型S660オーナーなら知っておきたい「ローダウンカスタムでS660の性能を引き出す、オススメのサスペンションパーツ特集」をご紹介しました!

MRであるJW5型S660は、フロントタイヤに荷重移動しやすく、リアタイヤに車内の重さをしっかりとかけられる足回りにするのが理想的。しかし、そうするためには速度域やサスペンションの固さなど多くの要素が絡み合うため、サスペンションを選ぶ際は、使用目的を明確にすることが肝心です。

ローダウンスタイルで街乗りをするなら多少乗り心地は悪くなるものの、ローダウンサスペンションが経済的。適度なローダウンスタイルで街乗りやワインディングを走行するなら純正形状のサスペンションキットがオススメです。

大きく車高を落としたい場合や、前後のローダウン量を調整したい場合は車高調が重宝します。車高調はサスペンションの固さによって最適な走行場所が設定されているため、一般道で使用するならストリート用、サーキットで使用するならサーキット用を選択するのがベターです。

強化ブッシュやピロボールが組み込まれたサスペンションアームやアッパーマウントへの交換は、メリットとデメリットが混在するため使いどころに悩むパーツです。さらに、その効果を発揮させるには、正確なアライメント調整とアライメント変化によるタイヤグリップの変化を感じ取れるだけの技量が必要であるため、サーキットおよびカスタム上級者向けのパーツと言えるでしょう。

JW5型S660はグレードが違っても足回りは共通であるため、今回ご紹介したパーツは全グレードに装着できます。用途に最適なサスペンションをみつけて、理想的なハンドリングを手に入れましょう。

今回ご紹介したJW5型S660にイチ押しのカスタムパーツは売れ筋の人気パーツばかりでなく、モタガレだからこそ購入できるパーツもたくさんあるので是非チェックしてみて下さい!

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