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時代の流れの一歩先を提案し続ける、DAMDデザインの強みとは?
特集
高品質かつ個性的なエアロパーツで知られているDAMD(ダムド)。
エクステリアパーツのみならず、インテリアパーツなど時代の流れに沿ったカスタムパーツを多く展開しています。
今回は神奈川県大和市にあるDAMD本社に伺い、魅力やデザインの原点を取材してきました!
Contents
DAMD(ダムド)とは
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1982年にダムドワークスとして創業し、1985年に株式会社ダムドとして法人化。
創業当時から自動車関連のデザインやモデリング、FRP関連製品やエアロパーツ製作を行なっています。
エキサイティングカーショー(現:東京オートサロン)へBMW E30にブリスダーフェンダーを装着したオリジナル作品を展示したことを皮切りに、カスタムやチューニング業界にダムドの名前が知れわたり、今日に至るまで作る製品は注目を浴び続けています。
中でも初代(CT系)ワゴンR用に制作されたシェビーバン風エアロパーツの大ヒットをはじめ、2003年に公開されたアメリカ映画『ワイルド・スピードX2』で主人公が乗る三菱ランサーエボリューションにDAMD製エアロパーツが採用されたりと、国内海外問わずダムドの名前が広がっているのです。
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映画『ワイルド・スピードX2』に登場した主人公が乗るランエボ / ©️DAMD Styling Effect
『デザインから開発・販売までワンストップ』
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今回、取材をするにあたりお話頂いたのは代表取締役の面高 翔五さんで、先代の社長から会社を受け継ぎ、現在のダムドを牽引しています。
面高さんに、ダムドの強みについて聞いてみました。
最大の強みは『デザインから開発・販売までワンストップ』な事。
時代やライフスタイルに合わせてエアロブランドを立ち上げ、純正の良さを生かすデザインもあれば、大きく変化させるエアロもあり、様々なニーズや新しい価値観に対し臨機応変に対応できるのは、ワンストップ体制が築けているからこそ。
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さらにはトヨタのカスタマイズブランドMODELLISTA(モデリスタ)に『MODELLISTA DAMD VERSION』として、純正オプションパーツに採用されたことをはじめ、現在はマツダの純正オプションパーツにもダムド製品がラインナップされています。
『純正オプションパーツ』に採用されるためにはかなりの苦労があるそうで、通常のアフターパーツでは想定できないレベルまでテストを行ってメーカー基準の厳しい条件をクリアしなければならないとのこと。
メーカー基準の厳しい基準を乗り越えたからこそ高品質な製品が生まれ、今のダムドがあると力強く話してくれました。
DAMDデザインのこだわり
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今回の取材ではご厚意でもう一人、デザイナーであり常務取締役の松永さんにもダムドのエアロデザインについて話して頂きました。
重要なのは『相手の気持ちになること』。
例えばTOYOTA 86を買った場合、「ああしたい、こうしたい。」をイメージし、カスタムを楽しむ共通点(ユーザーニーズ)を探り、そのユーザーニーズの中でもダムドらしさを分かってもらえるようなエアロデザインを意識しているのだそうです。
デッサンから形になったエアロパーツ。フォグランプガーニッシュに空間を設けられていることが分かります。 / ©️Motorz
ユーザーが欲しいものだけを作るのではなく、自分がそのユーザーニーズをインプットした上で、自分というフィルターを通してアウトプット(デザイン)することが松永さんが考えるデザインロジック。
ダムドのエアロデザインは、2000年前後くらいまではブランドイメージに対して車を合わせ混んでダムドらしさをアピールしていましたが、近年ではブランドよりも車のキャラクターに合わせてデザインされているそうです。
NDロードスターでは「ちょっとさり気無い方が良い。」ということからリップスポイラーまでに留めるも、レヴォーグについては純正エアロの味を活かしながら、よりアグレッシブなデザインでバンパー交換タイプのエアロを製作するなど、多様なデザインを実現できているのはダムドデザインならではの強みです。
おすすめ商品はコレ!
ドライカーボンマフラーカッター
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エクステリアに関わるパーツとしてダムドが新たに開発した新商品が、ドライカーボンマフラーカッターです。
マフラーカッターといえば、光沢のあるメッキテールが多いのですが、ドライカーボンを使用することでよりスポーティ感溢れるテールビューを演出しています。
商品価格:18,000円(税抜)
対応車種:KF型CX-5、CX-8、GJ型アテンザ
LEVORG用アクティブスポイラー
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2017年8月に、D型へマイナーチェンジしたスバルレヴォーグ。
いわゆる後期型となりましたが、そのタイミングでダムドでも全く新しいデザインのエアロパーツを開発。
さらにフロントとリアのバンパーには走行速度により可変可動するアクティブスポイラーを装着し、今までにないレヴォーグへの新しい価値観を見出しています。

1990年代の国産スペシャリティーカーにはアクティブスポイラーが純正採用されていたりと、『アクティブスポイラー=特別感』といったイメージを抱く方もいると思いますが、特別感を与える製品開発ができるのはディーラークオリティの高品質な基準をクリアできるダムドだからこそと言えます。
※2018年発売予定
ダムド パフォーマンスステアリング
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ダムドでは、純正ステアリングのグリップ部分だけを交換するスポーツステアリングを発売していますが、今回ご紹介するスマートステアリングはステアリングにOLEDディスプレイとLEDインジケーターを搭載したハイスペックモデル。
車速、エンジン回転数、燃費、アクセル開度、油温、水温などクルマの状況をリアルタイムで示すだけでなく、Gセンサーでの加速度表示、ゼロヨンモードやラップタイムセンサーなどスポーツ走行を嗜む機能など、豊富な情報が表示可能となっています。
※2018年4月末発売予定
会社概要
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まとめ
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今回は、エアロパーツブランドの老舗、DAMD(ダムド)をご紹介しました。
2016年9月に移転した本社オフィスはオシャレな空間で、デザインから開発・販売までワンストップで行うダムドらしさが随所に散りばめられている素敵な空間。
また普段は見ることが少ないデッサンを拝見させて頂いたりと、貴重な経験に!
スバル車やマツダ車に乗っていて、エアロパーツや内装パーツをカスタマイズしたいと考えている方は是非!ダムド製のカスタムパーツを検討してみて下さいね。