スパルタンなオイルを求めるならコレ!NEO SYNTHETICSのオイルって知ってる?

スパルタンなオイルを求めるならコレ!NEO SYNTHETICSのオイルって知ってる?

特集

2014年に創業し、埼玉県入間市に社屋を構える株式会社DTMは、オリジナルブレーキパーツブランド『World1』の開発・販売を行っており、世界のトップカテゴリーで愛用されるNEO SYNTHETICS社製オイルの正規日本代理店であります。

『NEO SYNTHETICS OIL』はラリークロス世界選手権などでも使用されているオイル/グリースメーカーなのです。皆さんはご存知でしたか?

アメリカ発、ハードなモータースポーツで人気のオイル!

©️モタガレ

DTMが国内総代理店を務めるNEO SYNTHETIC社はアメリカ合衆国カリフォルニア州はロングビーチにある企業です。

ロングビーチと言えばCARTシリーズやインディカーシリーズ、古くはF1アメリカ西GPなどが開催されてきたモータースポーツの伝統ある土地です。

そんな同社ではかつてインディカーへギアオイルやグリースを供給していたり、最高速チャレンジで有名なボンネビル・スピードウェイに参加するマシンへのサポート、近年ではラリークロス世界選手権に参戦するラリードライバーのペター・ソルベルグ選手のチームへオイルを供給しており、アメリカで人気の多くのモータースポーツの現場で親しまれているブランドなのです。

イギリスのBTCC(イギリスツーリングカー選手権)でも用いられていました! / ©️NEO SYNTHETICS OIL
 

NEO SYNTETICSの魅力とは?

DTMの道券聖弥さんと0w-5(!?)という超低フリクションオイル。 / ©️Motorz

世界中のモータースポーツの現場で用いられているNEO SYNTHETICSのオイルは、やはりエクストリームな世界で人気のあるオイルのようです。

実際に国内でも、86/BRZレースにオイルが使用されていたり、同ブランドのグリースはSUPER GTのチームにも使われており、その性能は折り紙つき。

DTMで取り扱っているラインナップも定番のものから、かなり攻めた粘度のオイルまで、幅広く取り扱っているのもユーザーにとって有難い点です。

いずれにせよ、かなり品質の高い化学合成オイルとなっており、フリクションが少ないながらも高い耐熱性も備えているので、エンジン性能の向上が期待できるのが最大の特徴です。
 

エンジンオイル一覧

SAE 0w-5

驚愕の"0w-5"という数値ですが、高温から低温下でも優れた性能を発揮し、各トップカテゴリーのレースでも使用されている信頼できるエンジンオイルなのです。

特にNAエンジンとの相性は抜群で、最高のパワーとレスポンスアップに貢献します。

SAE 0w-30


ハイブリッド車からNAフルチューニング車両まで対応するオイルがこの0W-30です。高い耐熱性に加え、抜群の油膜強度を持ち、油圧を維持します。

エントリーモデルとしてお勧めのオイルになります。
 

SAE 5w-30

小排気量スポーツカーから大型セダンまで幅広く対応するのがコチラ。

特にV-TECとの相性も抜群なのがこの5w-30なのだとか。過酷な条件下においてもエンジンを保護するのと同時に燃費も向上します。
 

SAE 5w-40

中排気量車から、最近の輸入車等の、ダウンサイジングターボエンジン搭載車にお勧めのオイルがこちらだそう。

街乗りやスポーツ走行までカバーするオールラウンドタイプのオイルです。
 

SAE 10w-30

高温耐性・低温始動性に優れ高速走行やスポーツ走行など過酷な状況下でもスマートな走りを実現した一品。

ロータリー車・ターボ車はもちろんのことスポーツ走行(サーキット走行含む)が多い車向けのエンジンオイルだそうです。2000ccクラスのターボ車にもオススメとのこと。
 

SAE 10w-40

ストリートから少し手の加わったハイパワー車向けのエンジン保護が可能なオールラウンドタイプのエンジンオイルとなっています。

自然吸気エンジンから高トルクターボチャージャー搭載車まで幅広く対応出来るのが特徴です。
 

SAE 10w-50

フルチューニング車向けの10w-50では、サーキット走行等における過酷な条件下での安定性の確保を念頭に開発されました。

ストリート走行からサーキット走行までエンジン本来の性能を発揮します。
 

SAE 15w-50

空冷エンジン車・ハイパワーターボ車向けのグレード。

幅広い温度範囲にわたり長期間の潤滑性能を維持するオールラウンドタイプのエンジンオイルで、しっかりとエンジンを保護しつつコストパフォーマンスにも優れているそうです。
 

SAE 20w-50

旧車やフルチューニング車などに、熱を苦手とされる場面で実力を発揮する超高熱耐性エンジンオイルだそう。

高温域ぎりぎりで駆使されるエンジンに効果が期待出来ます。
 

SAE 30W-H/D

ターボ車・高出力チューニングマシン・レース車両向けです。

従来のエンジンオイルに比べ3〜4倍の油膜強度を持ち、低温から高温時まで全温度帯域において安定性を維持。

優れた性能を発揮させるレース向けエンジンオイルです。
 

ギアオイル一覧

75w-140HD

機械式LSDに使用する事により、作動音を低減・効きを向上させLSD本来の性能を引き出します。

トランスミッションにも使用可能だが、基本的にはデフ向けとのこと。一般車はもちろん、ハイレベルでのレースシーンでも活躍しているギアオイルだそうです。
 

75w-90RHD

過酷なシーンでの最高のシフトフィール、とギアのプロテクションを可能に。

246℃までの耐久性実証済みで最も過酷な検査規格をクリアしたレース対応オールシーズンタイプのギアオイルです。

LW-18と比べ、より高温域での保護性能を重視した造りとなっているそうです。
 

グリース一覧

CV500

過酷な環境での部位に最適のグリース。

649℃までの耐久性を持つのでレースやストリートのシーンに使用可能の潤滑グリースです。
 

HPCC#1

重衝撃荷重用グリースで、トップカテゴリー用として特別に製作されたグリースです。様々な過酷な耐久レースで有力チームが使用しているのがコチラ!

使用温度は約649℃以上の耐久性を持つ焼き付き防止の潤滑グリースです。
 

Z-12

中高温域で最良の潤滑性能を維持し摩擦を低減し温度を下げます(使用温度は約288℃まで使用可能)。

シャーシやホイールベアリングに適します。他にもエンジンループとしても使用可能とのこと。
 

HP-800

一般に過酷な環境下で用いられるホイールベアリングやローラーベアリング、スライドメカニズムに適しているグリース。

通常のグリースに比べてコンシステンシー(粘性のやわらかさのこと)がわずかに小さく超高粘度の液体合成成分が配合されています。

使用温度は425℃まで。
 

各種性能表

まとめ

©️モタガレ

豊富なラインナップと、ハードユースにも想定された性能を持つ『NEO SYNTHETICS』のオイルをご紹介しました。

社名のロゴの上に"ADVANTAGE"と印字されているように、他のオイルメーカーに比べてかなり優位性のある商品ラインナップや性能であることがお分り頂けたでしょうか?

トップカテゴリーのレースでも用いられている性能を、ぜひアナタの愛車で確かめてみてはいかがでしょうか!
 

この記事をシェアする

関連記事

  1. 軽自動車の弱点はエンジンオイル!? REWITECをオススメする理由とは!!

    軽自動車の弱点はエンジンオイル!? REWITECをオススメする理由とは!!

  2. 日産系旧車スポーツカーに朗報!ブレーキキャリパー「MK63改」とは?

    日産系旧車スポーツカーに朗報!ブレーキキャリパー「MK63改」とは?

  3. 今更聞けない……エンジンオイルについて知っておきたい7つの基礎知識!

    今更聞けない……エンジンオイルについて知っておきたい7つの基礎知識!

  4. 車のチューニングって何?メリット・デメリットとは?

    車のチューニングって何?メリット・デメリットとは?

  5. ホイールナットの規定トルクって?正しくタイヤ交換できてますか?

    ホイールナットの規定トルクって?正しくタイヤ交換できてますか?

  6. 「開発車両募集」って??お得にカスタムできるチャンスかも!?

    「開発車両募集」って??お得にカスタムできるチャンスかも!?

同じカテゴリ・タグの記事を探す