ドリフト好きのプロボクサー!?元世界チャンプがオールペンに初挑戦!

ドリフト好きのプロボクサー!?元世界チャンプがオールペンに初挑戦!

特集

日本を代表するプロボクサーであり、実は大のクルマ好きでもあるIBF(国際ボクシング連盟)元世界スーパーバンダム級チャンピオン岩佐亮佑選手。

忙しいトレーニングの合間には愛車をDIYカスタムしたり、故障したらその都度直してはクルマに乗り続けているそうです。

そんな岩佐選手が今回、岩佐選手の公式スポンサーを務めるGOODRIDEと共に、愛車のメルセデスベンツ SL350(R230)を自らオールペンするということで、カスタムの現場にお邪魔しちゃいました!

ボクシング界で注目を集める岩佐選手の愛車は、いったいどんなクルマなのでしょうか?

2019年2月16日には、ロサンゼルスで再起戦となるIBFの挑戦者決定戦も行われるので、試合にも注目です!

IBF世界スーパーバンダム級元世界チャンピオン"岩佐亮佑"とは?

岩佐亮佑選手 ©️モタガレ

日本のボクシング界の中で亀田和毅選手などの有名選手の活躍もあり、今もっとも注目を集めている階級であるスーパーバンダム級。

そのIBFスーパーバンダム級で世界チャンピオンを獲得・防衛経験をもつ日本人ボクサーの1人が、"イーグルアイ"のニックネームでおなじみ、岩佐亮佑選手です(対戦成績28戦25勝16KO 3敗)。

1989年生まれ(29歳)の岩佐選手はK-1(キックボクシング)に憧れ、幼少期から空手で技術を磨いていましたが、中学2年生の時に地元の千葉県柏市にボクシングジムがオープンしたことをきっかけにボクシングを始めました。

そして2008年、高校を卒業するとアマチュアからプロへ転向。

デビューから3年後の2011年には、日本バンダム級王座を獲得します。


その日本チャンピオン獲得から6年後、2017年にはIBF世界スーパーバンダム級王者に勝利し、世界チャンピオンの座に!!

2018年3月には初防衛に成功するも、同年8月の2度目の防衛戦に破れてしまい王座から陥落。

現在29歳を迎えた岩佐選手は再び世界王座を目指すべく、日々トレーニングに励んでいます。

 

ボクシングと同じくらいクルマ好き!!独占インタビュー

カスタマイズの作業を担当するフォーミュラDドライバー山中健司選手を交えてお話を伺いました ©️モタガレ

©️モタガレ

再び世界王座を目指す岩佐選手ですが、実は大のクルマ好き!

中学時代にテレビでやっていたGT選手権やドリフトの番組を見たことをキッカケに、どっぷりとクルマの世界にハマっていったそう。

近所のバス停の近くに停まっていた日産のスポーツカー、 S13型シルビアを横目に「かっこいいな〜」と思いながら通学してたそうですが、高校を卒業して最初に購入したクルマはトヨタの高級セダン UCF20型セルシオでした。

当時はVIPカーが流行っていたのでセルシオの購入に至ったそうですが、今でも憧れのS13シルビアに乗りたい願望が捨てきれないそうです。

そして現在の愛車でもあるメルセデスベンツSL350(R230)は、岩佐選手が日本チャンピオンを獲得した翌年の2012年に購入。

SLクラスを購入する際にSクラス(W220)と悩んだそうですが、セダンはセルシオで散々イジり倒してきた事もあり、20代後半になった時に乗っていても恥ずかしくない、飽きのこないスポーツカー系にしようと考えSL350を選んだそうです。

 


 

メルセデスベンツSL350をカスタム!

岩佐選手と愛車のメルセデスベンツSL350(R230) ©️モタガレ


塗装ブースに収められた岩佐選手のSL350 ©️モタガレ

現在に至るまで実に6~7年乗りつづけてきたSL350ですが、トラブルの多い個体のようで、ヘッドライトが点かなかったり、逆にライトが点きっぱなしになったり、トランクが閉まらなかったり、と多々不具合が発生。

岩佐選手は、その都度直して乗り続けてきました。

これまで大事に乗ってきたSL350を、もっと長く乗り続けたいと考えた岩佐選手は、車のリフレッシュを決意。

せっかくリフレッシュするならもっと好みにカスタムしてみては?と周囲からのアドバイスもあり、株式会社nichieiとフォーミュラDドライバー山中健司選手の協力の元、まずは外装の全塗装(オールペン)と車高調交換、エアロパーツのカスタマイズをすることを決意。

今回の取材では実際にオールペン作業を見せて頂きました!
 

メルセデスベンツSL350をオールペン!

塗装準備のためにボディにマスキングをしていく岩佐選手 ©️モタガレ

「トレーニングの合間にクルマをイジるのが良い息抜きになるんですよね。」と語る岩佐選手。

DIYでカスタムする事も多く、セルシオに乗っていた時は電飾パーツなどは全て自分で取り付け作業を行なっていたそうです。

SLに乗り換えてからはDIYの機会は減ったものの、バルブ交換や内装パーツ交換など、できる範囲のものは今でも自分で作業をするそうです。

そして今回も山中選手が見守る中、愛車に塗装の前準備となるマスキングを施して下処理をした後、実際に一部の塗装作業を岩佐選手自身が行っていました。

岩佐選手自身で愛車に塗装を実施 ©️モタガレ
 

まとめ

塗装前のSL350©️モタガレ

今回はIBF世界スーパーバンダム級の世界王座を再び狙う、プロボクサー岩佐亮佑選手と愛車のメルセデスベンツSL350をご紹介しました。

今後は塗装が進み、現状のシルバーよりもずっと色が暗いガンメタリックにオールペンされる予定で、完成が待ち遠しい1台。

エアロパーツの出来上がりの都合もあるためSL350のカスタム完成はまだ先になりそうですが、その完成を前に岩佐選手の直近の試合日程が決まったようです。

2019年2月16日(日本時間17日)、アメリカ ロサンゼルスにあるマイクロソフト・シアターにて、世界王座への再挑戦をかけた再起戦が開催されます!

相手はIBF世界スーパーバンダム級5位メキシコ出身のセサール・フアレス選手(29戦23勝17KO 6敗)。

タフでキレのあるパンチを持つメキシカンファイター相手に、"イーグルアイ"岩佐選手が得意とするカウンターで競り勝って欲しいですね!

クルマ好きとしても、ボクシング好きとしても目を話すことができない岩佐選手の活躍に期待しましょう!

 

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