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2度の廃車の危機から復活!ライトチューン完成形のBRZの魅力とは?
カタログ
皆さんこんにちは。日本最大級のパーツ通販サイト、モタガレです!
今回紹介する車はBRZ。
サーキット走行もこなし、通勤の足としても使える通勤快速仕様!
しかしこのBRZ、2度も廃車の危機を迎えたとか...!?
不死鳥のごとく復活を繰り返すBRZには、どのようなカスタムが施されているのでしょうか...?
早速ご紹介します!
Contents
外装はシンプルながら、走りを意識した仕様に!
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12年式A型、BRZの最初期モデルに乗るモトダさん。
いわゆる「通勤快速仕様」で、サーキット走行も楽しめる仕様にまとめ上げられています。
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フロントにはZELE PERFORMANCEのリップスポイラーを装着。
ダウンフォースもバッチリ体感できるそうです。
開口部には赤いラインとロゴを配し、STI風デザインとしています。
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ボンネットには高勢スタウトのカーボンボンネットを装備。
ちなみにこのBRZ、サーキットで2度も全損クラスのクラッシュを経験...
フロント周りが無くなるほどのクラッシュもあったそうですが、このボンネットだけは奇跡的に助かったそうです。
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定番ホイールと言える、VOLK RACINGのTE37をセレクト。
今は生産されていない、TTA PROGRESSIVE MODELを履いています。
ブレーキはSTIのGR/GVインプレッサ用キャリパーに、プロジェクトμのSCR-GTローター(フロント)、SCR-PROローター(リア)という組み合わせ。
なお、タイヤは四輪とも255/35 R18で、ホイールも全て9J。
サーキットを楽しむモトダさんは、タイヤをローテーションしながら使うことも多いので、同じタイヤを4本履いた方が効率的であることからこの組み合わせを選んでいるそうです。
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巨大なウィングはGVBインプレッサの物をステー部分を盛り装着。
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テールランプはVALENTI製。
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マフラーはHKS Hi-Power SPEC-Lを採用。
BRZは水温が上がりやすい...!?
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続いてエンジンルーム内をご紹介。
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インマニは後期の赤いものに変更されています。
STIのフレキシブルタワーバー、フレキシブルVバーを搭載。
この2つは、少し動きのあるタワーバーで、「ステアリングを切り込んでいった際に荷重を受け流してくれるような感じ」だそうで、そのフィーリングがお気に入りとのこと。
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エキマニの熱を吸気で吸わないようにする為のクールインシュレーターを装着。
吸気温度に確かな変化があり、冬場走ると25度くらいだったものが、15度くらいまで下がるそうです。
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オイルキャッチタンクはLAILE製。
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マスターシリンダーストッパーもLAILEのものをセレクト。
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ラジエターもTRUST製となります。
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オイルクーラーはTRUST製。
BRZは油温が上がりやすいという欠点がありますが、冷却系をまとめてカスタムすることで真夏でも全開走行ができるようになるそうです。
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TEINのMONO sportとEDFC ACTIVE PROで足回りは固めています。
機能性抜群の内装!
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ステアリングはProdrive製。
手前にオフセットして装着することでウィンカーレバーが遠くなってしまうため、延長バーも装着されています。
また、上の画像からは水温計がエアコン吹き出し口に装着されていることが分かります。
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サイドブレーキはグリップ部をGENICのものでカスタム。
そのグリップにあわせ、シフトノブをワンオフで作成してもらったそう。(こちらもGENIC)
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Motorz編集部員が試乗させてもらったところ、サーキット仕様ということもあり、タイヤの太さとサスペンションの硬さから、街乗りをした際には若干の乗りにくさを感じました。
しかしながら、ダンパーを走行速度等に合わせて自動制御してくれるEDFCがあることで一定ラインまでは解消でき、慣れてしまえば案外普通に乗れるような仕様でした。
2度の廃車の危機を乗り越え不死鳥のごとく復活しつづけるモトダさんのBRZ。
これからも大切に乗り続けて、カーライフを楽しんで欲しいと思う、そんな取材となりました。