タイプS仕様のS2000!若きタイムアタッカーの愛車が超速い!
カタログ
今回ご紹介するこちらのS2000は、一見おとなしい見た目ながら、確かな速さを持った一台。
あえてライトチューンとし、ドライビングスキル向上に努めているという「のっくんさん」はタイムアタックイベント「Attack」にも参加し、好タイムをマーク!
筑波サーキットでのタイムは1分3秒というS2000の仕様に迫ります!
Type-S仕様へのこだわり!
筑波サーキットでのタイムは1分3秒台というこのS2000。
オーナーの「のっくんさん」は、「S2000に乗るならType-S仕様で乗りたい!」と思い続け、外装をすべてType-S仕様に!
そのこだわりから、パーツのみをType-S仕様にするのではなく、元々はシルバーだった車体を、Type-S純正のブルーにオールペンされています。
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フロントバンパーはType-S純正を採用し、オリジナルのアンダーパネルを装着。
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タイヤハウス前方まで伸びており、効果はそこそこ感じるとのこと。
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ボンネットはJ'S RACINGのエアロボンネットType-Sを装着。
材質はウェットカーボンです。
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ヘッドライトには黄色のシートが貼られています。これはGT300車両のイメージしているとのこと。
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ホイールはRAYS VOLK RACING CE28 CLUB SPORT Ⅱをセレクト。
9.5J+45のホイールはS2000にしては攻めたサイズで、フェンダーの爪を折り少し引っ張り、短縮したアームを装着し、やっと履けるサイズです。
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キャリパーは、EP3シビックタイプRの純正ブレーキキャリパーをポン付け。
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タイヤハウス後部にはREADY GO NEXT TGN CTAダクトを装着。
一見すると、タイヤハウス内のエアを抜くように見えますが、実はフェンダーの裏側とタイヤハウスは繋がっていません。
あくまでも、フェンダー裏とフレームの隙間に溜まった熱を抜くために設置されており、実際に温度は下がっていたようです。
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ミラーはCraft SquareのGTミラーを装着。
高さが無い分バック駐車する際などはちょっと不便さを感じるそうですが、通常走行時には特に問題はないそうで、「慣れの問題」とのこと。
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サイドステップはフロントのアンダーパネルと同じく、オリジナルのものを装着。
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リア回りでまず目を引くのが、巨大なGTウィングです。
ウイングはVoltex製のもので、筑波サーキットだとダンロップコーナーや最終コーナーで効果を感じるとのこと。
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リアバンパーはJ's RACINGのType-Sを装着。
左右に大きく開けられたダクトが特徴的ですが、空気の抜け等を体感することはほとんどないとの事。
しかし、最高速の数値には多少影響が出るようです。
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KENT WORKSのステンレスマフラーは既に絶版品。
S2000界隈ではメジャーなマフラーとのこと。
エンジンは載せ替え済みながら12万キロ走行!
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エンジンはSPOONのコンプリートエンジンを搭載。
チューニングエンジンはズルしていると思われるのもいやで、一番安価で手軽なエンジンをセレクトしたそう。
元々のエンジンよりレスポンスの良さを感じるとのことです。
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こちらのインテークパイプはSPOONのもの。
金色の遮熱テープが張られています。
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フロントバンパーの開口部から空気を吸っています。
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SaRDの燃料レギュレーターは、クルマを購入した際から付いていたもの。
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S2000のエンジンであるF20Cはブローバイが多いことが懸念点で対策として、オイルキャッチタンクを装着しています。
細かなこだわり満載の内装!
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シートはRECAROのRS-Gフルバケットシート+HPIの4点式ハーネスを装備。
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ステアリングはMOMOのチューナーに変更。
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シフトノブはNSXのチタン製のものを流用。
黄色いシフトパターンにあわせ、シフトブーツも黄色いステッチが入っています。
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コンソール部のステッチがイエローになっているのもオシャレポイントです。
S2000との今後は...
のっくんさんにとって、このS2000のチューニングはもうやり尽くしたとのこと。
「もともと、クルマをガツガツいじるよ、というよりは、ライトチューンでドライビングスキルを磨いていきたいと思っている」と語ってくれました。
S2000も、もう古いクルマの域に入ってきており、色々なところにガタがくるころなので、労わりながらサーキットアタックは楽しみつつ長く付き合っていきたいとのことで、 S2000への愛情が止まらないオーナーさんでした。