今も色あせない!トヨタ・スープラ(A70型)の中古車を今買うべき5つの理由

今も色あせない!トヨタ・スープラ(A70型)の中古車を今買うべき5つの理由

カタログ

トヨタ・スープラ(A70型)とは

トヨタ・スープラ(A70型)スタイリングPhoto by Guillaume Vachey

スープラは、トヨタのスポーツカーラインナップで上級に位置するモデルです。

1970年代に北米で流行したスポーツカーブームに乗るべく、トヨタが現地向けに開発したクルマで、初代 A40型、2代目 A60型はミドルサイズスポーツカー「セリカ」より派生した上級クラスの位置づけ。

海外では「セリカ・スープラ」、日本国内では「セリカXX」のネーミングで販売されていました。

そして1986年に登場した3代目 A70型は、日本国内で初めてスープラの名を背負った記念すべきモデル。

現代のA90型 GRスープラに繋がる重要なクルマです。

トヨタ・スープラ(A70型)最大の特徴は「直列6気筒エンジン」

トヨタ・スープラ(A70型)スタイリング2Photo byGuillaume Vachey

A70型スープラが持つ最大の特徴は、「直列6気筒エンジン」です。

歴代モデルでこだわりを持って使用されてきた、直列6気筒エンジンをA70型でも採用しています。

【A70型で使用されていた直列6気筒エンジンバリエーション】

・2リッター(2000cc)「1G-EU」型
・2リッター(2000cc)「1G-FE」型
・2リッター(2000cc)「1G-GEU」型
・2リッター(2000cc)「1G-GTEU」型
・2.5リッター(2500cc)「1JZ-GTE」型
・3リッター(3000cc)「7M-GTEU」型

3種類の排気量に自然吸気(NA)およびターボ仕様を組み合わせ、幅広いチョイスが可能。

加えて、モデルサイクル中に馬力アップが施されました。

トヨタ・スープラ(A70型)オススメポイントその1:ハッチバックモチーフのスタイリング

トヨタ・スープラ(A70型)スタイリング3Photo by Michael

A70型スープラでオススメしたい1つ目のポイントは、スタイリング。

特に、ルーフ後部からリヤまでのスタイリングには注目です。

2ドアクーペでありながら、リヤ部はなだらかに下るハッチバックで、ファストバックをモチーフにしたデザイン。

直列6気筒エンジンを包み込む長いフロントボンネットと組み合わさって、シャープなシルエットを引き立てています。

トヨタ・スープラ(A70型)オススメポイントその2:ルーフパネルを外せるエアロトップ

トヨタ・スープラ(A70型)スタイリング4Photo by dave_7

A70型スープラでオススメしたい2つ目のポイントは、エアロトップです。

1986年にオプション設定が追加されたオープンカー仕様、取り外し可能なルーフを採用し、ボルトを外すだけで手軽にオープンカーへ切り替えられる設計となっています。

天気の良い日に開放感あふれるドライブを楽しむには、最適なモデルです。

トヨタ・スープラ(A70型)オススメポイントその3:リトラクタブルヘッドランプ

トヨタ・スープラ(A70型)スタイリング5Photo by dave_7

A70型スープラでオススメしたい3つ目のポイントは、ヘッドランプで、格納式「リトラクタブルヘッドランプ」が採用されています。

ランプが格納できるメリットは、フロントマスクデザインの自由度があがる点。

A70型スープラはフロントノーズが低く抑えられており、空力でも優位なデザインに設計されています。

フロントマスクの格好良さと走行性能を意識したリトラクタブルヘッドランプは、A70型スープラの魅力でもあるのです。

トヨタ・スープラ(A70型)オススメポイントその4:日本初の快適装備を数多く搭載

トヨタ・スープラ(A70型)スタイリング6Photo by dave_7

A70型スープラでオススメしたい4つ目のポイントは、快適装備です。

ドライバーや乗員にとって便利で快適な装備が、多数採用されました。

パワーシートやデジタルメーターなど、当時販売されていた車種では最新鋭の技術が盛り込まれていたのです

【A70型スープラで採用された装備】
・パノラミックデジタルメーター
・8ウェイパワーシート
・ライトオートカットシステム
・リヤ3点式シートベルト
・サイドドアビーム

トヨタ・スープラ(A70型)オススメポイントその5:トヨタ初の280馬力「2.5GTツインターボ」

トヨタ・スープラ(A70型)スタイリング7Photo by Adrian Kot

A70型スープラでオススメしたい5つ目のポイントは、グレード「2.5GTツインターボ」で、1990年のマイナーチェンジで追加されたグレードです。

搭載される2.5リッター直列6気筒ツインターボエンジンは、最高出力280馬力を実現。

当時販売されていたトヨタのラインナップでは、初の280馬力達成車です。

ハイパワーなFRレイアウトスポーツカーとして、屈指の実力を楽しみたいなら、オススメのグレードとなっています。

トヨタ・スープラ(A70型)の中古車相場

トヨタ・スープラ(A70型)スタイリング8Photo by dave_7

2020年8月現在の、トヨタ スープラ(A70型)の中古車相場は、以下のとおりです。

最低中古価格:49万8000円(2020年8月時点)
最高中古価格:428万円(2020年8月時点)
平均価格:188万9000円(2020年8月時点)

トヨタ・スープラ(A70型)の維持費

トヨタ・スープラ(A70型)スタイリング9Photo by Javier Costas Franco

トヨタ スープラ(A70型)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。

ガソリン代


使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。

スープラのグレード、2.5GTツインターボ(2.5リッター、FR、MT仕様)の実燃費は平均で8.24km/Lです。
(参照:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/1388


この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。

【ガソリン代計算式】
1,092(L)×140(円、ガソリンの値段)=152,912(円、年間のガソリン代)

スープラを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約150,000円程度と考えておきましょう。

自動車税

日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、スープラの場合は「自動車税」に分類されます。

スープラのグレード、2.5GTツインターボ(2.5リッター、FR、MT仕様)は、以下の金額が課税されます。

自動車税(2リッター超、2.5リッター以下):45,000円

その他諸々の費用


ガソリン代や自動車税以外で、スープラにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用
車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)
112,340円
任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし
60,000円

スープラの年間維持費は約37万円

スープラの年間維持費は370,252円です。
ガソリン代 152,912円
自動車税 45,000円
車検費用(基本料金+法定費用) 112,340円
任意保険 60,000円
合計 370,252円
車検費用については自家用乗用車の場合、2年に1度の法的義務があるので、参考程度にしてください。

車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。

また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。

トヨタ・スープラ(A70型)スペック紹介

トヨタ・スープラ(A70型)スタイリング10Photo by Rutger van der Maar

トヨタ スープラ(A70型)のスペックを簡単に紹介します。
 
全長 4.620mm
全幅 1.745mm
全高 1.300mm
排気量 1988~2954cc
駆動方式 FR
乗車定員 5名

まとめ

トヨタ・スープラ(A70型)スタイリング11Photo by Adrian Kot

日本国内で初めてスープラのネーミングを背負い、のちのトヨタによるスポーツカーラインナップに影響を与えた、A70型スープラ。

生産終了から30年近くが経過し、徐々に状態の良い物件が減りつつあります。

購入するなら、今が最後のチャンス!

A70型スープラで、とことんドライブを楽しみましょう。

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