今見てもカッコイイハードトップカー!三菱・エメロード!

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三菱・エメロード(E5系)とは

三菱・エメロード(E5系)スタイリング出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

エメロードは、ハードトップタイプの4ドア乗用車です。

三菱自動車のラインナップで中心を担ってきた「ギャラン」をベースに開発されました。

E5系は三菱自動車が持つ最新技術を注ぎ込み、開発に取り組んだ意欲作です。
 

三菱・エメロード(E5系)最大の特徴は「3ナンバーサイズボディ」

三菱・エメロード(E5系)スタイリング2出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

エメロードが持つ最大の特徴は、3ナンバーボディです。

1992年の登場時、バブル景気に乗じた3ナンバーボディサイズを採用する車種が、ほとんどのメーカーから投入されていました。

そしてエメロードも、ベースとなったギャランと同様に3ナンバーボディサイズを採用。

直進走行時の安定性や居住性の向上を実現しています。

曲面を多用したシルエットや広々とした優雅な空間、幅の拡大などにより、高い走行安定性を獲得したのです。

しかし、他にも注目したいポイントがあります。

次の項目からは、エメロードのオススメポイントを1つずつご紹介しましょう。
 

三菱・エメロード(E5系)オススメポイントその1:空力性能を意識したスタイリング

三菱・エメロード(E5系)スタイリング3出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

エメロードでオススメしたい1つ目のポイントは、スタイリングです。

空力性能を重視して作られたボディシルエットが特徴で、空洞実験とコンピューター上での精密な設計により、Cd値(空気抵抗の値)は0.29の高性能を誇ります。

抜群の空力性能を誇るスタイリングで、快速ハードトップカーに仕上げられました。
 

三菱・エメロード(E5系)オススメポイントその2:豊富なエンジンバリエーション

三菱・エメロード(E5系)スタイリング4出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

エメロードでオススメしたい2つ目のポイントは、エンジンです。

1.8リッター(1800cc)および2リッター(2000cc)の排気量で、実に6種類のエンジンがラインナップされました。

燃費面ですぐれた直列4気筒と、パワー重視のV型6気筒が用意されたガソリン仕様のエンジンなど、豊富なエンジンバリエーションにより、幅広い選択肢が用意されていたのです。

三菱・エメロード(E5系)オススメポイントその3:高いコーナリング性能を持つサスペンション

三菱・エメロード(E5系)スタイリング5出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

エメロードでオススメしたい3つ目のポイントは、サスペンションです。
前後輪に、マルチリンク式サスペンションを採用。
可動域が広く取られた路面の凹凸を吸収しやすい構造のサスペンションで、高いコーナリング性能を誇っています。
どのような局面でも、快適な乗り心地が与えられるのです。
 

三菱・エメロード(E5系)オススメポイントその4:最適なギアチェンジを実現するトランスミッション

三菱・エメロード(E5系)スタイリング6出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

エメロードでオススメしたい4つ目のポイントは、トランスミッションです。

特に、「INVECS」と呼ばれる機構を採用したオートマチックトランスミッション(AT)車には注目で、三菱自動車が独自に研究した「ファジィ理論」により、最適なシフトチェンジを電子制御で可能としています。

優れた燃費性能とリニアな加速感を両立した最先端技術が、エメロードには搭載されていたのです。
 

三菱・エメロード(E5系)オススメポイントその5:スポーティグレード「スーパーツーリングR」

三菱・エメロード(E5系)スタイリング7出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

エメロードでオススメしたい5つ目のポイントは、「スーパーツーリングR」グレードです。
マニュアルトランスミッション(MT)車は200馬力、オートマチックトランスミッション(AT)車は195馬力を発揮する、2リッターV型6気筒エンジンが搭載されています。
専用アルミホイールやエアロパーツが備えられ、エレガントに走らせたい人にオススメのグレードです。
 

三菱・エメロード(E5系)の維持費

三菱・エメロード(E5系)スタイリング9出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

三菱 エメロード(E5系)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。

ガソリン代


使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。

エメロードのグレード スーパーツーリングR(2リッター、FF、MT仕様)の実燃費は平均12.40km/Lです。

この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。

【ガソリン代計算式】
726(L)×140(円、ガソリンの値段)=101,612(円、年間のガソリン代)

エメロードを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約100,000円程度と考えておきましょう。

自動車税

日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、エメロードの場合は「自動車税」に分類されます。

エメロードのグレード スーパーツーリングR(2リッター、FF、MT仕様)は、以下の金額が課税されます。

自動車税(1.5リッター超 2リッター以下):39,500円

その他諸々の費用


ガソリン代や自動車税以外で、エメロードにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用
車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)
112,340円
任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし
53,000円

エメロードの年間維持費は約31万円

エメロードの年間維持費は306,452円です。
ガソリン代 101,612円
自動車税 39,500円
車検費用(基本料金+法定費用) 112,340円
任意保険 53,000円
合計 306,452円
車検費用については自家用乗用車の場合、2年に1度の法的義務があるので、参考程度にしてください。

車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
 

三菱・エメロード(E5系)スペック紹介

三菱・エメロード(E5系)インパネ出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

三菱 エメロード(E5系)のスペックを簡単に紹介します。
 
全長 4.610mm
全幅 1.730mm
全高 1.395mm
排気量 1829~1998cc
駆動方式 4WD/FF
乗車定員 5名

まとめ

三菱・エメロード(E5系)スタイリング10出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

「低重心スタイリング」が施された4ドアハードトップ、エメロード。

中古車市場では絶滅危惧種になりつつあるモデルです。

購入するなら、見かけた時がチャンス。

エメロードで、1990年代のベーシックカーを味わってみてはいかがでしょうか!
 

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