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これって合法?黄色いヘッドライトは違反って本当!?
特集
夜間や雨の日の視界を確保するのはもちろん、他車に対して自分の位置を示す役割も持っているヘッドライト。
純正のパーツ以外にも、カー用品店等では様々なメーカー、明るさ、色の商品が販売されています。
そんなヘッドライトにも保安基準が定められているのですが、ハッキリとは知らない方も多いのではないでしょうか?
Contents
ヘッドライトの種類
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そもそもヘッドライトには、どのような種類があるのでしょうか?
現在使われている方式は、ハロゲンランプ、HID、LEDの3種類に大別することが出来ます。
古くから存在する、いわゆる一般的な電球の仕組みで点灯しているのがハロゲンランプです。
ハロゲンは、単価が安く交換も簡単。
明るさこそ他の2種類には劣るものの、ぼやっとした光り方が好きという方も、多いのではないでしょうか。
また、キセノンランプやディスチャージライトとも呼ばれ、2000年頃から現在までの主流となっているのがHID。
バラストと呼ばれる交直変換器を用いて、高電圧で発光させている仕組みにより、明るくハッキリとした光り方をするのが特徴です。
そして、高級外車で採用されて以降、ここ2,3年で着々とシェアを増やしつつあるのがLEDです。
直線的な明るさのため、HIDほど明るくはないものの、寿命が長く、ハロゲンからの交換も簡単に行うことができます。
道路交通法で定められている色のルール
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ヘッドライトを変えようとお店に行ったものの、様々な種類のものが売られていて、悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか?
特にLEDは、様々な色に変えることが容易で、今まで以上に選択肢が多くないっています。
とはいえ、ヘッドライトの色は何色でもいいという訳ではありません。
道路運送の保安基準、第198条によって、ヘッドライトの色はしっかりと指定されているのです。
では何色ならいいのでしょうか?
実は、基本的には白色しか認められていません。
例外として、平成17年までに製造された自動車は、黄色でも可とされています。
また、販売されている商品は、大まかな目安として色温度ケルビン(K)で、色が表記されています。
色の可否は検査官の目視判断に委ねられているため、明確な基準はありませんが、おおよそ3000Kから6500Kあたりが確実な範囲内と言えるでしょう。
ちなみに黄色が使える年式であれば、2400Kあたりまで範囲が広がります。
一方、フォグランプに関しては年式に関わらず白と黄色、どちらでも問題ありません。
黄色は悪天候時の視認性に優れていると言われているため、そのような環境で役に立つフォグランプだからこその基準と言えます。
ハロゲンからHID/LEDへの交換
そんな場合は、HIDやLEDに交換してしまうのがおすすめです。
LEDの交換は簡単
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LEDへの交換は、通常のハロゲンライトと交換する手順は変わりません。
その形式にあったLEDライトを買えばいいだけなので、非常に簡単です。
ただし、要注意なのは、ハロゲンバルブと違い、LEDには放熱フィンが後ろについています。
車によってはライトケースの後ろに空間がない場合があり、その場合はLEDに交換できません。
交換する際は実車をよく確認した上で、購入するように気をつけましょう。
HIDへの交換は配線加工が必要
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HIDの場合は、バラストを介する必要があるため、配線加工が必要となります。
説明書通りに行えば難しくはありませんが、自信がない場合はショップに任せると良いでしょう。
まとめ
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ヘッドライトの色は、夜間だと違反がすぐに分かってしまうため、警察官に止められる可能性が非常に高まります。
安全面においても、白から離れるほど、照らされた景色は見難くなってしまいます。
手軽に車の雰囲気を変えられるパーツではありますが、しっかりと保安基準に適応した商品を選びましょう。