10人乗っても広々!!リッチかつエレガンスなハイエース!

特集

2019/05/09

創設以来、20年に渡り、シンプルで上質なラグジュアリースタイル一筋に、ハイエースのカスタムをプロデュースしてきた『レガンス』。

最新作のデモカーはトヨタ車体が架装したファインテックツアラーがベース車両。

カスタムの方向性は、もちろんアイデンティティのラグジュアリースタイルだ。

シンプルラグの老舗が、人気のビジネス送迎車を、リッチでエレガンスな “エグゼクティブのための移動空間”に仕立て上げる。

Photo: Yoshiyuki Itoh

Text : Isao Katsumori

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ブラックのボディカラーで、エアロの完成度をアピール

前後のエアロはバンパータイプ。

ボトムにボリュームを置くデザインでフォルムの安定感を高めるも、シンプルかつ曲線主体の造形によって、決して重さを感じさせない。

『リアバンパーVer.Ⅱ』は、『リアバンパーVer.2専用リアフリッパー左右セット』や『リアバンパーVer.2専用リアセンターディフューザー（ワイド用）』と一緒に取り付けることで、3つの製品を後付けした3ピース構造にも関わらず、単体で販売している1ピース製品のような一体感を持ったデザインとなっている。

アイラインを兼ねるボンネット、2インチのローダウンの車高を3インチダウン（25mmダウン）に視覚的見せてロワード感を高める『ABSオーバーフェンダーバージョンⅢ』など、フォルムをエレガントに見せるメイクアップツールは他にも多彩だ。

デザインはもちろん、エアロパーツの完成度に絶対的な自信を持つレガンス。

造形に歪みがあるとすぐにわかるソリッドな黒を、あえてデモカーのカラーに選んでいるのは、そんな自信の現れでもある。

足はエアサス。快適さとスタイリングを両立

また、足回りにはボルドワールド社のエアサスがインストールされており、エクステリアカスタムを引き立てる、まさに"縁の下の力持ち"的な役割を果たしている点も見逃せない。

乗り心地と走り、そしてスタイリングまで、すべての理想を満たすための選択だ。

アップダウンのコントロール幅は約90㎜。

それをボタン操作ひとつで、あっという間に調整できる。

乗車人数や路面状況に合わせて、車高を最適化できるところも、エアサスならではの利点だ。

ホイールはオリジナル『バッグギャモン BGⅡ 20inch×8.5J INSET＋24』の深リムモデル。

深リムでピアスボルトが目立ち、2ピースホイールに見えるが、実は1ピースの鋳造ホイール。

安定感のある太めの6本スポーク、そして艶が美しく光るグロスブラック。

いずれもベース車両とのマッチングにこだわった選択だ。

レガンス製品でキャビンをより豪華に

10人乗りハイルーフのゆとりの室内空間に、アルファードにも採用されるキャプテンシートを搭載したファインテックツアラー。

レガンスのインテリアカスタムは、このモデルの魅力を生かし、一段と伸ばす方向だ。

パーソナルカウンターテーブル Ver.Ⅱ〈ワイド用〉

ヘッドレストティッシュケース

シートやシートアレンジの機能はそのまま、カバーやインテリア家具、カーテンや照明のアレンジによって、移動時間をより快適なものにする。

シートはふんわり・しっとりとした肌触りが心地よいオリジナルのシートカバー『ワッフルシートカバー・パティシエ』で座り心地をアップ。

フロアはパーソナルリアフロアマットに。

『リア5面カーテンセット』は閉じてもギャザーになるようにレガンスがこだわったオリジナル品を取り付ける。

純正とは一味違うリッチで快適なキャビンに演出されている。

リア5面カーテンセット

ドライビングや整備性にも配慮した大人なカスタム

ゲストだけでなく、ドライバーやパッセンジャーにとっても、レガンスのファインテックツアラーはコンフォータブルでリッチな仕上がり。

『ステアリング＆シフトノブ』、『ダークプライムマホガニーパネル』でのインテリアパネルのグレードアップに加え、フロントシートには多機能な『インテリアカップホルダーモデルⅡ』や、『フロントシートアームレスト無段階タイプ』を追加装備する。

なお、レガンスのインテリアボックスやカウンターテーブルは、マジックテープで固定するタイプが多く、付け外しが容易でエンジンの整備を行う際も、エンジンフードの開閉に手を煩わせることはない。