国内3大チューニングパーツメーカーの1つ、『ブリッツ』。
そんな同社が最近、スポーツモデルと同じぐらい力を入れ始めた車種がハイエースだ。
意外と思うかも知れないがハイエースには、走り好きや、走りのパフォーマンスにこだわるユーザーが多い。
しかし、そのことにしっかりと目を向けたチューニングやカスタムプランはまだまだ少数だ。
ブリッツのデモカーは、エンジンから足回り、内外装まで、ハイエースのパフォーマンスを確実にボトムアップさせるチューニングやカスタマイズプランが満載。
もちろん全て車検対応だ。
Photo: Yukio Yoshimi
Text : Isao Katsumori
スタイリングチェック
まずはスタイリングチェック。
デカールチューンされたボディからは、ハイエースらしからぬスポーツマインドが漂う。
エンジンはコンプレッサーチューン。低速からトルクフル
コンパクトなルーツ式スーパーチャージャーを採用することで、ハイエースへの搭載を可能にしたブリッツの『コンプレッサーシステム』。
特殊コーティングを施した中空ローターによって鋭いレスポンスを実現し、低速からディーゼル並みの力強いトルクを発生させる。
もちろん高回転域でのゆとりは、ディーゼル以上だ。
インテークは純正のエアクリーナーボックスを使用し、付属のフューエルコントローラーを装着すればECUセッティングも不要と、取り付けも至ってスムーズだ。
ちなみに、ブリッツでは2.0リッターガソリンエンジン(1TR-FE型)用に加えて2.7リッターガソリンエンジン(2TR-FE型)用のシステムもリリース。
こちらのパワーは実にノーマルの37馬力アップ、トルクは50N ・mの増強となる。
フットワークの減衰力は室内からコントロール自在
足回りはオリジナルのサスペンションキット『DAMPER ZZ-R Spec DSC』でチューニング。
ローダウン機能以上に、しっかり走れることをメインテーマに開発された足で、ダンパーは前後とも32段の減衰力調整機能を装備。
アイテムにはローダウンセッティングに必要なブロックやバンプストッパーなど一式が付属されている。
なお、デモカーに装着されたSpec DSCは、室内に居ながらにして減衰力を遠隔調整できるコントローラを装備。
これはハイエース用としてはBLITZだけが持つ独自の
シチュエーションや乗員数、荷物の積載量によって、減衰力をきめ細かにセッティングすることができる。
ちなみにデモカーの車高は前後共40㎜弱のダウン量だ。
エアロはオリジナルの『AERO SPEED R-CONCEPT』
ブリッツはエアロパーツも自社で開発。
アイテムはフロントリップ、サイドスポイラー、リアサイドプ
デモカーは、これに加えて社外品のフェンダーを装着。
ホイールはENKEIのオールロードPRT1(8J×18+38)。
Racingシリーズで人気絶大の「RPF1」フェイスを持ったリアルクロスカントリーホイールで、タイヤはダンロップをセット。
マフラーはニュルスペックの4本出しタイプ。
2.7リッター用から先行リリースされる予定のブリッツの新作エキゾーストだ。
ドライバーが主役のスポーツコンセプトなインテリア
インテリアパーツもブリッツらしいスポーツコンセプトのデザインだ。
ステアリングのグリップは滑り止め効果の高いバックスキン。
シートにはホールド性と快適性が追求されたブリッドのedirbを搭載する。
コンプレッサーチューンに伴い必須となる車両状態の確認は、OBDマルチモニター『タッチブレイン』で一括管理。
フロアマットのカラーも、ブリッツらしく、スポーツを象徴するブラックとレッドのカラーコーディネートだ。
パーツの詳細情報はコチラから!
コンプレッサーシステム for ハイエース
BLITZ
価格:398,000円〜
DAMPER ZZ-R SpecDSC
BLITZ
価格:277,200円
Front Lip Spoiler for STD
BLITZ
価格:42,000円
Side Spoiler for STD
BLITZ
価格:48,000円
Rear Side Protector for STD
BLITZ
価格:20,000円
Aero Bonnet for STD
BLITZ
価格:55,000円
メーカー情報
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