進化を遂げたドイツ発コンパクトクーペを中古車で!アウディ・TTタイプ8J

カタログ

2021/02/22

アウディ"TT"は、独特の丸みを帯びたスタイリングで、高い人気を集めている2ドアクーペです。

そのなかでも、2代目タイプ8J型は2006年に登場。

初代タイプ8N型のコンセプトを保ちつつ、完成度を高めたモデルに仕上がっています。

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アウディ・TT(タイプ8J)とは

Photo by RL GNZLZ

アウディ・TTは、1995年にフランクフルトモーターショーに出展されたコンセプトカーをベースに、1998年に初代タイプ8N型を発売。

同メーカーのコンパクトカー「アウディ A3」のプラットフォームを使用し、運動性能を磨き上げたクーペタイプのスポーツカーです。

かつては、ドイツ国内屈指の人気モータースポーツである「DTM（ドイツツーリングカー選手権）」のベース車両にも採用され、シリーズチャンピオンに輝きました。

その後2006年に、タイプ8J型へのモデルチェンジを実施。

初代タイプ8N型のコンセプトを引き継ぎつつも進化を遂げたモデルとなっています。

アウディ・TT(タイプ8J)はどのような場面で活躍するクルマか

Photo by M 93: „Dein Nordrhein-Westfalen“

アウディ TTは、様々なシチュエーションのドライブで活躍するクルマです。

その理由は「扱いやすいボディサイズ」にあります。

コンパクトカー「A3」のプラットフォームが採用されており、車体の長さは約4.2mにとどめられました。

コンパクトな車体によって、コーナーリングでのレスポンスが高く、鋭い反応を実現。

ワインディングロードやコーナーの多い山坂道で、胸をすくドライビングを楽しめます。

アウディ・TT(タイプ8J)のオススメポイントその1:軽量化を図ったボディ

Photo by The NRMA

アウディ TTでオススメしたい1つ目のポイントは、ボディ性能です。

ボディカウルにはアルミニウム素材が使用され、軽量化と剛性の向上を両立。

コンパクトな車体をより軽く仕上げた結果、鋭い加速や機敏なコーナリングを実現しました。

走りに重点を置いているクーペであるからこそのセッティングが施され、ドライバーに満足感を与えます。

アウディ・TT(タイプ8J)のオススメポイントその2:豊富なエンジンバリエーション

Photo by RL GNZLZ

アウディ TTでオススメしたい2つ目のポイントは、エンジンです。

2009年に追加されたグレード「RS」に搭載された2.5リッター(2500cc)直列5気筒自然吸気エンジンは、注目ポイント。

最高出力340馬力を誇るハイパワーモデルです。

4WD(四輪駆動)レイアウトに6速マニュアルミッションおよびデュアルクラッチトランスミッション（Sトロニック）が組み合わされ、最高速度は時速250kmをマーク。サーキット走行にも耐えうるパワーを備えています。

アウディ・TT(タイプ8J)のオススメポイントその3:ハイテクなトランスミッションを採用

Photo by RL GNZLZ

アウディ TTでオススメしたい3つ目のポイントは、トランスミッションです。

特に、デュアルクラッチトランスミッションは注目で、自動制御でクラッチ操作を不要としたマニュアルトランスミッションに近いセミオートマチック仕様となっています。

また、初代タイプ8N型のDSGに代わり、タイプ8J型では新たに「Sトロニック」の名称で各グレードに採用。

次世代を狙った最新のトランスミッションを体験したいなら、アウディ TTはオススメの1台です。

アウディ・TT(タイプ8J)のオススメポイントその4:速度反応式リアスポイラー

Photo by Hugh Llewelyn

アウディ TTでオススメしたい4つ目のポイントは、リアスポイラーです。

タイプ8J型に採用されたリアスポイラーは、速度に応じて電動可変するポップアップ式。

時速120kmで自動的に反応するように作られており、サーキット走行時に活躍する装備です。

アウディ・TT(タイプ8J)のオススメポイントその5:ソフトトップコンバーチブル仕様を用意

Photo by The NRMA

アウディ TTでオススメしたい5つ目のポイントは、ソフトコンバーチブル仕様です。

初代タイプ8N型に引き続き、電動式ソフトトップを採用した「TTロードスター」をラインナップ。

ソフトトップにより海沿いでルーフを開放しての走行が可能な、2シーターオープンカーに仕立てられています。

高い走行性能を備えたオープンカーを求めるなら、TTロードスターはオススメの1台です!

アウディ・TT(タイプ8J)の維持費

Photo by RL GNZLZ

アウディ TT(タイプ8J)の、1年間にかかる維持費はいったいどの程度なのでしょうか。

この項目では、TTのグレード、RS (2.5リッター、4WD、6速MT仕様)を例に、維持費を計算してみました。

ガソリン代

使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Ｌと仮定して計算しています。

TTのグレード、RS (2.5リッター、4WD、6速MT仕様)の実燃費は平均で9.11km/Lです。

この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。

【ガソリン代計算式】
987（Ｌ）×140（円、ガソリンの値段）＝138,309（円、年間のガソリン代）

TTを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000ｋｍ程度の走行で約140,000円程度と考えておきましょう。

自動車税

日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、TTの場合は「自動車税」に分類されます。

TTのグレード、RS (2.5リッター、4WD、6速MT仕様)は、以下の金額が課税されます。

自動車税（2リッター以上、2.5リッター未満）：45,000円

その他諸々の費用

ガソリン代や自動車税以外で、TTにかかる費用を挙げてみました。

項目費用

車検費用
・基本料金
・法定費用（自賠責保険料、重量税、印紙代） 102,410円

任意保険（主な条件）
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000ｋｍ以下
・人身傷害：3,000万円（車内のみ補償型）
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし 52,000円

TTの年間維持費は約34万円

TTの年間維持費は337,719円です。

ガソリン代	138,309円
自動車税	45,000円
車検費用（基本料金+法定費用）	102,410円
任意保険	52,000円
合計	337,719円

車検費用については自家用乗用車の場合、2年に1度の法的義務があるので、参考程度にしてください。

車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。

また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。

アウディ・TT(タイプ8J)スペック紹介

Photo by fiat luxe

アウディ・TT(タイプ8N)のスペックを簡単に紹介します。

全長	4.200mm
全幅	1.840mm
全高	1.380mm
排気量	1798~3188cc
燃費(10・15モード)	13.0~14.2km/L
駆動方式	FF/4WD
乗車定員	4名

まとめ

Photo by Michael

初代タイプ8Nのコンセプトを受け継ぎつつも、ドイツ発2ドアクーペの基本性能が磨き上げられ進化した、アウディ TT。

タイプ8J型は、生産を終了してから5年以上が経過し、徐々に中古車両も増えつつあります。

現行型にも引けを取らない技術を備えたクーペを、手に入れるならば今ではないでしょうか。

タイプ8J型のアウディ TTで、街なかや高速道路、山坂道など、好きな場所をドライブしてみてください！