あえてワゴンを選ぶ。スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)がオススメな5つの理由

あえてワゴンを選ぶ。スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)がオススメな5つの理由

カタログ

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)とは

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)スタイリング出典:https://www.subaru.co.jp/

インプレッサスポーツワゴンは、1992年に5ドアハッチバックタイプの乗用車として登場。

初代 GF型は、扱いやすいボディサイズや信頼性とパワーのあるエンジン、スバルの十八番である「シンメトリカルAWD」(四輪駆動システム)などの技術が詰め込まれ、好評価を得ています。

そして、実に8年間、スバルが取り扱うラインナップの中心として人気を獲得したモデルです。

その後、2000年に登場した2代目 GG型は、GF型で好評を得ていた部分に加えて、時代の流れに合わせた新技術を取り入れて進化を遂げました。

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)最大の特徴は「5ナンバーサイズボディ」


スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)スタイリング2Photo by Guillaume Vachey

GG型インプレッサスポーツワゴンが持つ最大の特徴は、5ナンバーサイズボディです。

同じ時期に販売されたセダンモデルである「WRX」は、車体幅を広げることで3ナンバーサイズに拡大。

一方で、GG型インプレッサスポーツワゴンは、5ナンバーサイズを保守しています。

取り回しが良好な扱いやすさをGF型より継承したことで、多くのユーザーより人気を集めました。

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)のオススメポイントその1:2度の「フェイスリフト」が行われたスタイリング

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)スタイリング3Photo by Guillaume Vachey

GG型インプレッサスポーツワゴンでオススメしたい1つ目のポイントは、スタイリングです。
特に注目したいポイントは、フロントマスクで、ヘッドランプを始め、2度のフェイスリフトが行われました。
フロントマスクの違いにより、年式が一目でわかることも特徴です。
GG型インプレッサスポーツワゴンのフロントヘッドランプ遍歴】
・丸目ヘッドランプ(2000年登場時)
・涙目ヘッドランプ(2002年マイナーチェンジモデル)
・鷹の目ヘッドランプ(2005年マイナーチェンジモデル)

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)のオススメポイントその2:幅広いエンジンラインナップ

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)スタイリング4Photo by Guillaume Vachey

GG型インプレッサスポーツワゴンでオススメしたい2つ目のポイントは、エンジンです。
GG型では、街乗りから高速道路、山坂道まで用途に合わせた性能を持つエンジンを複数設定。
燃費性能に優れた1.5リッター自然吸気(NA)から、250馬力のハイパワーを備えた2リッターターボと、キャラクターが異なるエンジンを取り揃え、同じボディをベースとしながらも、まったく異なるクルマに仕立てられているのです。
【GG型インプレッサスポーツワゴンに用意されていたエンジン】
・1.5リッター(1500cc)直列4気筒SOHC
・2リッター(2000cc)直列4気筒SOHC
・2リッター(2000cc)直列4気筒SOHCターボ

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)のオススメポイントその3:FFレイアウト仕様を用意

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)スタイリング5出典:https://www.subaru.co.jp/

GG型インプレッサスポーツワゴンでオススメしたい3つ目のポイントは、FFレイアウト仕様です。
同時期に設定されていたセダンモデルとは異なり、FF(フロントエンジン・前輪駆動)レイアウト仕様を設定。
スバルと言えば、「シンメトリカルAWD」が定番ですが、燃費性能と走行安定感に優れたFF仕様も普段使いやドライブで幅広く活躍します。
中古車市場でも貴重なため、見かけたら即決したいモデルです。

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)のオススメポイントその4:後期型で用意されたホットハッチ「WRX」

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)スタイリング6Photo by Guillaume Vachey

GG型インプレッサスポーツワゴンでオススメしたい4つ目のポイントは、グレード「WRX」の存在です。
2002年マイナーチェンジモデルで新たに設定されたグレードで、セダンモデル「WRX」と肩を並べたスポーツグレード。

最高出力250馬力を発揮する2リッターターボエンジンが採用されています。
5速マニュアルトランスミッションおよび4速スポーツシフト付オートマチックミッションとの組み合わせで、低速域から力強い走りを披露します。

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)のオススメポイントその5:希少価値抜群の「STiバージョン」

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)スタイリング7出典:https://www.subaru.co.jp/

GG型インプレッサスポーツワゴンでオススメしたい5つ目のポイントは、グレード「STiバージョン」です。

2000年の登場時、セダンモデルと同様にSTiバージョンが設定されていました。

最高出力280馬力を発揮する2リッターツインスクロールターボエンジンを採用し、専用エアロパーツを装備して、動力性能へすべてを注ぎ込んだモデル

わずか2年間しか生産されなかった貴重な1台です。

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)の中古車相場

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)スタイリング8Photo by Guillaume Vachey

2020年7月現在の、スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)の中古車相場は、以下のとおりです。

最低中古価格:3万9000円(2020年7月時点)
最高中古価格:109万円(2020年7月時点)
平均価格:25万3000円(2020年7月時点)
 

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)の維持費

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)スタイリング9Photo by Guillaume Vachey

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。

ガソリン代

使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。

インプレッサスポーツワゴンのグレード、WRX(2リッター、4WD、AT仕様)の実燃費は平均で7.71km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/558

この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。

【ガソリン代計算式】
1,167(L)×140(円、ガソリンの値段)=163,424(円、年間のガソリン代)

インプレッサスポーツワゴンを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約160,000円程度と考えておきましょう。

自動車税

日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、インプレッサスポーツワゴンの場合は「自動車税」に分類されます。

インプレッサスポーツワゴンのグレード、WRX(2リッター、4WD、AT仕様)は、以下の金額が課税されます。

自動車税(1.5リッター以上、2リッター未満):39,500円

その他諸々の費用


ガソリン代や自動車税以外で、インプレッサスポーツワゴンにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用
車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)
102,410円
任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし
48,000円

インプレッサスポーツワゴンの年間維持費は約35万円

インプレッサスポーツワゴンの年間維持費は353,334円です。
ガソリン代 163,424円
自動車税 39,500円
車検費用(基本料金+法定費用) 102,410円
任意保険 48,000円
合計 353,334円
車検費用については自家用乗用車の場合、2年に1度の法的義務があるので、参考程度にしてください。

車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。

また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)スペック紹介

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)スタイリング10出典:https://www.subaru.co.jp/

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)のスペックを簡単に紹介します。
 
全長 4.410mm
全幅 1.695mm
全高 1.460~1.480mm
排気量 1493~1994cc
燃費(10・15モード) 11.4~16.6km/L
駆動方式 FF/4WD
乗車定員 5名

まとめ

スバル・インプレッサスポーツワゴン(GG型)スタイリング11出典:https://www.subaru.co.jp/

街乗り仕様からスポーツモデルまで、幅広いラインナップでファンの心をつかんだ、GG型インプレッサスポーツワゴン。

3代前でありながら、いまだに根強い人気があり、中古車市場でも価格を維持しています。

GG型インプレッサスポーツワゴンで、カーライフを楽しみませんか。

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