オペル"ベクトラ"は、ミドルサイズのセダンおよびステーションワゴンです。ドイツを代表するメーカーであるオペルの中軸を担ったモデル。なかでも1995年に登場した2代目 B型は、基本に忠実な作りで好評を博したクルマです
Contents
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- オペル・ベクトラ(B型)とは
- オペル・ベクトラ(B型)最大の特徴は「FFレイアウト」
- オペル・ベクトラ(B型)オススメポイントその1:空気抵抗を意識したスマートなスタイリング
- オペル・ベクトラ(B型)オススメポイントその2:豊富なエンジンバリエーション
- オペル・ベクトラ(B型)オススメポイントその3:充実した安全装備
- オペル・ベクトラ(B型)オススメポイントその4:当時最新鋭のマルチインフォメーションディスプレイ
- オペル・ベクトラ(B型)オススメポイントその5:追加されたステーションワゴン
- オペル・ベクトラ(B型)の中古車相場
- オペル・ベクトラ(B型)の維持費
- オペル・ベクトラ(B型)スペック紹介
- まとめ
オペル・ベクトラ(B型)とは
Photo by eplusm
ベクトラは、1988年に初代 A型が登場。
アメリカの自動車メーカー、GM(ゼネラル・モータース)
1995年に誕生した2代目 B型は、初代 A型のコンセプトを引き継いだモデルです。
日本にも輸入され、3代目 C型までのおよそ20年間販売され続けます。
また、モータースポーツでも活躍し、
オペル・ベクトラ(B型)最大の特徴は「FFレイアウト」
B型ベクトラが持つ最大の特徴は「FFレイアウト」です。
採用されたメカニズムは、フロントエンジン・前輪駆動方式。
エンジンと駆動力が車体前方に、まとめて配置されています。
これは、FR(フロントエンジン・後輪駆動)
ベクトラは、車体の長さが4.5m、幅が1.
オペル・ベクトラ(B型)オススメポイントその1:空気抵抗を意識したスマートなスタイリング
B型ベクトラでオススメしたい1つ目のポイントは、
低く抑えられたボンネットや寝かせたピラーとガラスが印象的なフロン
cd値(空気抵抗係数)は0.28と、
オペル・ベクトラ(B型)オススメポイントその2:豊富なエンジンバリエーション
【B型ベクトラに用意されたエンジン】・1.8リッター(1800cc)直列4気筒エンジン・2リッター(2000cc)直列4気筒エンジン→2.2リッター(2200cc)に換装 ※ ・2.5リッター(2500cc)V型6気筒エンジン→2.6リッター(2600cc)に換装 ※ ※2001年改良モデルより変更
特に注目したいポイントは、 前期型に搭載された2リッター直列4気筒エンジンで、最高出力は136馬力でありながら、 高回転まで気持ちよく回る心地よさを実現。
燃費と走りのバランスが取れた、2リッターモデルです。
オペル・ベクトラ(B型)オススメポイントその3:充実した安全装備
ドイツでも先進メーカーであるオペルの技術が詰め込まれた安全装 備は、ドライバーや乗る人に安心と楽しさを提供します。
【B型ベクトラに搭載された主な安全装備】・ハイブリッドエアバッグ(運転席、助手席、サイド)・フットプロテクションシステム・ASC付トラクションコントロールシステム・シートベルトフォースリミッター
オペル・ベクトラ(B型)オススメポイントその4:当時最新鋭のマルチインフォメーションディスプレイ
平均燃費や車内および外気温情報を、ひと目で確認できる液晶画面を 備えています。
オーソドックスなインストルメントパネル構成に、 当時最新鋭の装備を備え、 運転をより楽しく快適にしてくれるのです。
(※)グレード・CD、CDXに装備
オペル・ベクトラ(B型)オススメポイントその5:追加されたステーションワゴン
B型ベクトラでオススメしたい5つ目のポイントは、
日本では1997年に導入されたステーションワゴンは、2代目 B型より導入されたボディタイプ。
車体サイズはセダンと変わらないながらも、
オペル・ベクトラ(B型)の中古車相場
2020年7月現在の、オペル・ベクトラ(B型)の中古車相場は、以下のとおりです。
最低中古価格:-万円(2020年7月時点)
最高中古価格:-万円(2020年7月時点)
平均価格:-万円(2020年7月時点)
オペル・ベクトラ(B型)の維持費
オペル ベクトラ(B型)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。ベクトラのグレード、CDX(2.5リッター、FF、AT仕様)の実燃費は平均で8.30km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/14)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
ベクトラを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約150,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
1,084(L)×140(円、ガソリンの値段)=151,807(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、ベクトラの場合は「自動車税」に分類されます。ベクトラのグレード、CDX(2.5リッター、FF、AT仕様)は、以下の金額が課税されます。
自動車税(2リッター超、2.5リッター以下):45,000円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、ベクトラにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)112,340円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし55,000円
ベクトラの年間維持費は約36万円
ベクトラの年間維持費は364,147円です。ガソリン代 | 151,807円 |
自動車税 | 45,000円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 112,340円 |
任意保険 | 55,000円 |
合計 | 364,147円 |
車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
オペル・ベクトラ(B型)スペック紹介
オペル・ベクトラ(B型)のスペックを簡単に紹介します。
全長 | 4.480~4.490mm |
全幅 | 1.710mm |
全高 | 1.420mm |
排気量 | 1795~2497cc |
燃費(10・15モード) | 8.3~11.2km/L |
駆動方式 | FF |
乗車定員 | 5名 |
まとめ
クルマの基本性能を磨き上げ、扱いやすいまとまったパッケージングに仕上げられた、B型ベクトラ。
現状、中古車市場では希少価値の高いモデルであるため、出会った時が購入のチャンスです。
懐かしさを持ちつつも、現在でも通用する技術を備えたドイツ車を求めるなら、オススメの1台。
B型ベクトラで、手軽にドイツ車を楽しみましょう!