自動車のエアコンを使っている時に何か嫌な匂いを感じたことはありませんか?
東京都港区に本社を構えるクリーンデバイス・テクノロジー株式会社(以降:CDT)は、エアコンの嫌な匂いを除去することのできるカーエアコン洗浄専用工具で特許を取得しました。
いったいどのような工具なのでしょうか。
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分解することなくエバポレーターを洗浄する工具の特許を取得
CDTが特許を取得したのは、分解することなくエバポレーター(冷気の蓄積や吹き出し口から出てくる冷気の通り道として機能している、エアコンの構成部品の1つ)を洗浄することのできる工具です。
この工具を使えば、エアコンを車体に取り付けたままの状態でその部品を洗浄することが可能となります。
さらに、洗浄の際には部品内部を視認することができる構造的機能を備えているのです。
部品を取り外す必要がないので作業時間や工賃を節約することができ、なおかつ洗浄自体の精度も高いことから、従来の方法よりも早く・安く・精度の高い洗浄が可能となります。
エアコンが汚れる原因とこれまでの対策
エアコンを装着している以上、エアコンの内部が汚れることは避けられません。
そのため、エアコンの歴史とエアコンの嫌な匂い問題の歴史は、ほぼ同じ長さを持つことになります。
現代の車に採用されているタイプのエアコンが登場し始めたのが1970年代なので、エアコンの匂い問題は40年以上続いている議題なのです。
車をいろいろな環境下で使っているうちに、エアコン内部には花粉やPM2.5のようなもの、さらにはオーナーの使い方が原因となる汚れも付着していき、それらの汚れがエアコンの嫌な匂いを生み出します。
出典:https://cleandevice.ne.jp/service/
これまで行われてきた匂い対策は、車両からエアコン本体を取り外してから洗浄を行うこと、そして車内に自動車向け消臭剤を置くことなどが挙げられます。
しかし、エアコン本体を取り外して洗浄すると綺麗にはなりますが、着脱に時間と費用がかかるデメリットが出てきます。
また、消臭剤を置くことで多少匂いが改善されたとしても、匂いそのものを断つことはできません。
空気の洗車屋さんにてサービスを提供中
前述したような背景から、CDTは現状を解決するための工具の開発に取り組み、その工具の特許を取得することができました。
そして同社が展開している「空気の洗車屋さん」というカーエアコンクリーニングサービスで、この工具を用いた効率的で本格的なエアコンの内部洗浄を受けることが可能です。
作業時間は1~2時間ほどで、エンドユーザーから企業まで幅広く対応。
さらには、出張サービスも行なっています。
まとめ
自動車に乗って出かける際には、間違いなくエアコンを使うこととなるでしょう。
一度CDT独自のエアコン洗浄サービスを空気の洗車屋さんで受けてみてはいかがでしょうか。