ジムニーカスタムは信頼のサブディーラー仕立て。ショウワガレージは都会と自然をつなぐアシに最適なスタイリングを提案

特集

2019/04/01

ショウワガレージは、ジムニーベースのコンプリートカーも販売する、スズキのサブディーラー。

カスタムしても車検で困ることはなく、保証修理もスズキのディーラーと同様に受けられる。

オリジナルパーツの開発にも意欲的で、新型ジムニー向けのパーツは今後も続々ラインナップ予定だ。デモカーは、JB64のキャラクターを生かしたオンロード志向の作り込みで、街乗りはもちろん高速道路を使う遠出もラクラク。渓流釣りやハンティングといった、アウトドア派のアシとしても絶好の仕上がりを見せる。

Text : Isao Katsumori

Photo : Yukio Yoshimi

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オリジナルのスプリングは車高調整が可能な設計

オリジナルのリフトアップコイル（3インチアップ）は、アッパー側の線間密着部をカットすることで、3㎝まで車高を下げられるアジャスト機能付き。

スプリングは、ライトな1インチや2インチアップタイプの開発も計画している。

悪路の走破性を高める大容量のバンプラバーは、大径タイヤを装着した際のサスペンションの縮みを規制する、ストッパーとしても重宝なパーツだ。
リフトアップの必需品となる調整式のラテラルロッドや、折れやすいノーマルを強化できるトレーリングアームもオリジナルで用意。もちろん全て、サブディーラーが発売するにふさわしい強度と耐久性を備えている。

リアバンパーは純正テールランプを使うタイプも開発予定

ジムニーのバンパーは、ショップごとの個性が色濃く表れるカスタマイズポイント。

ショウワガレージのオリジナルバンパーは、アルト用のテールランプを用いたスタイリッシュな薄型デザインで、オフロード走行における路面とのクリアランス確保にも有利な設計だ。

リアドアに移設するナンバーは、スペアタイヤの位置を移動することで、ドアからはみ出ることなく移設している。先代用を装着しているマフラーも、バンパーのデザインに合わせたJB64専用品が開発される模様だ。

ホイールはオリジナルのX-Line(クロスライン)

ホイールは力強い5スポークデザインを採用したオリジナのX-Line（クロスライン）。
ファスナー部に鋳出し文字で刻んだブランドロゴは、模倣品を防止するコピーガードとしても機能する。
サイズは5.5J×16+20で、タイヤは225/75をセット。
大径タイヤの装着によって一段と気になるエンジンの力不足感には、サブコンチューンで対抗。
圧力センサーに働きかけて燃料を薄く調整するチューニングのため、パワーアップとともに燃費が向上するメリットもある。

ルーフラックはライトウエイトなアルミ製

重心位置を高めてしまうルーフラックは、クルマの動きを不安定にしがち。
特にハイトが高くトレッドの狭いジムニーは、その影響をモロに受ける。
ショウワガレージがリリースしているオリジナルのルーフラックは、素材がアルミでとても軽いのが特徴。
重さは10キロに満たず、実に一般的なスチール製の半分ほどだ。アルミ製はサビないことも大きな利点で、ベースキャリアを必要としない足付きタイプの開発も予定している。