キャラバンのスペシャリティブランド『ボディライン』の最新デモカーは、70年代にサファリラリーで活躍した日産ワークスのサポートカーがコンセプトにした8インチアップの超アゲ系!!
日産のキャラバンだからこそ似合うスタイリングを模索したという、無骨でタフなルックスです。
圧倒的な存在感は、ハイエースが群れをなす箱車イベントの中にあっても決して埋もれることのない、ボディラインの自信作をご紹介しましょう。
Text : Isao Katsumori
Photo : Yoshiyuki Itoh
モチーフはサファリラリーのサポートカー
ボディラインの最新デモカーのモチーフは、日産車が活躍した70年代のWRCシーン。
サファリラリーで初優勝を飾った510ブルーバードのサポートカーをイメージしてカスタマイズされています。
ボディカラーは、その時の510と同じサファリレッド。
ボンネットのみ黒で塗り分けるデザイン、ナビゲーション側にサーチライトを装備するところも、当時のラリー車のままです。
エアロパーツは、サイドシルを覆うサイドスポイラー、2分割タイプとなるリアアンダースポイラー、ハイマウントストップライトを内蔵するリアウィング(タイプ2)を装着。
サイドスポイラー
リアアンダースポイラー
リアウィング(タイプ2)
ホイールはレイズのデイトナFDXとFDX G6を左右で履き替え。
サイズは共に17×8J(+20)で、タイヤはBFグッドリッチのオールテレーンT/A (245-65)を履いています。
ワンオフとなるオーバーフェンダーは、フロントが40㎜、リアが60㎜ワイドの設計で、スパルタンなビス留めで装着。
スライドドアは、オーバーフェンダーを交わすロングヒンジに加工されています。
ライバルを圧倒する8インチアップ仕様!
旬なアゲ系でも、よく上げて6インチまで。
8インチアップとなれば、専用パーツがなく、かなりレアなセッティングです。
ボディラインのキャラバンは、6インチアップのブロックキットベースに、特注のフォックスダンパーをはじめ、特殊なセッティングを施すことでプラス2インチアップ。
リアはホーシングを逆付けにして6インチアップ、さらにシャックルで2インチを稼ぎ、計8インチの超アゲ系スタイルを実現しています。
当然、ロールを制御するスタビライザーの強化も、このデモカーには必須のメニューとなります。
オリジナルのキャリパーカバーは全5色。
車種専用設計のためフィッティングは申し分なし。
人もクルマも、オシャレは足下から。
リアのドラムカバーとセットで、色を合わせる小技が効いてます。
大モノから小ワザまで様々なカスタムプランを投入!
大きなモノから小ワザまで、このデモカーに投入されたカスタムプランは実に多彩。
エクステリアでは、やはりフェイス周りが、このキャラバンの最大の見せ場です。
フロントグリルガードはT.S.Dのハイエース用で、ボディラインでは取り付け用のブラケットを開発することでキャラバンの装着を可能にしています。
オリジナルのヘッドライトカバーは、スモーク以外にも5色をラインナップ。
目ヂカラを高めるアイラインもボディラインのオリジナルです。
アルミ製のアンダーガードもオリジナルで製作。
純正を加工して作るカスタムフューエルリッドは、ボディラインのイチ押しアイテム。
ガラス部分はフロントガラスと同じ強固な合わせガラスを採用。
キャップもメッキカバーを付けたレトロな仕様で、給油中はマグネットでフューエルリッドにつけておける仕組みがユニーク!
マフラーはワンオフ品。センターから交換するタイプで、心地よいスポーツサウンドを放ちます。
アウトドアでの実用性はハイレベル!
インテリアは、エクステリアとは逆。
キャビンのカラーコーデは黒を基調に、差し色として赤色をあしらっています。
シートは、1列目2列目ともに昭和レトロなダッツンバケッドを起用。シートベルトはサベルト。
ラゲッジにはオリジナルのベッドキット(タイプⅡ)を搭載。5段階の高さ調整機能が重宝します。
ラゲッジ床はユーアイビークルのスライドフロア。荷室の奥の荷物もスムーズに取り出せます。
また屋根にはアイキャンパーのルーフテントを搭載。
アウトドアでの実用性も高い仕様にカスタマイズされています。
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