ダイハツ”コペン”は、軽自動車で初めて電動開閉式ルーフを採用した、オープンスポーツカージャンルの軽自動車。2002年登場の初代・L880K型は、1台ずつ手作りで生産されていた、職人魂の込められたクルマです。
Contents
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- ダイハツ・コペン(L880K型)とは
- ダイハツ・コペン(L880K型)はどのような場面で活躍するクルマか
- ダイハツ・コペン(L880K型)のオススメポイントその1:低重心で個性の強いスタイリング
- ダイハツ・コペン(L880K型)のオススメポイントその2:貴重となった4気筒エンジンを搭載
- ダイハツ・コペン(L880K型)のオススメポイントその3:荷物置きとして使えるトランクルーム
- ダイハツ・コペン(L880K型)のオススメポイントその4:走りを追求したディタッチャブルトップ仕様
- ダイハツ・コペン(L880K型)のオススメポイントその5:特別装備が施された「アニバーサリーセレクション」
- ダイハツ・コペン(L880K型)の中古車相場
- ダイハツ・コペン(L880K型)の維持費
- ダイハツ・コペン(L880K型)スペック紹介
- まとめ
ダイハツ・コペン(L880K型)とは
Photo by peterolthof
コペンは、誰でも気楽にオープンカーを楽しめるモデルを目指して開発されました。
所有するよろこび、運転する楽しさを感じられるスポーツカーです。
低重心で安定感を意識した軽自動車とは思えない卓越した走行性能と、ユニークなスタイリングが支持されて大人気。
2002年に登場した初代 L880Kは、発売直後の1ヶ月で、約5,000台の注文を集めました。
これは、当時1ヶ月間の販売目標台数に掲げられていた500台を大きく上回る数値です。
当時は大阪府にある本社工場で、認められた高い技術を持つスタッフ達が1台ずつ手作りで生産していたので、納車に時間がかかる程の人気モデルとなりました。
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ダイハツ・コペン(L880K型)はどのような場面で活躍するクルマか
コペンは、趣味のドライブなどで活躍するクルマです。
コペンは、2種類のオープンルーフが採用されており、天気の良い日は気持ちのよい日差しと風を味わいながらドライブを楽しめます。
【コペンに用意されているオープンルーフ】
- 電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」
- 着脱式樹脂ルーフ「ディタッチャブルトップ」
ダイハツ・コペン(L880K型)のオススメポイントその1:低重心で個性の強いスタイリング
L880K型コペンでオススメしたい1つ目のポイントは、スタイリングです。
車体の高さとシートポジションを低く抑えた設計で、ドライバーは地面に接地しているような感覚を得られるでしょう。
子どもの頃に遊園地のゴーカートで遊んだ経験がある方は、懐かしく感じるはずです。
丸目で愛らしいフロント・リヤのランプなど、他車と一線を画すイメージで、楽しいドライブを実現します。
ダイハツ・コペン(L880K型)のオススメポイントその2:貴重となった4気筒エンジンを搭載
L880K型コペンでオススメしたい2つ目のポイントは、4気筒ターボエンジンです。
現代の軽自動車のエンジンは3気筒が主流ですが、L880K型は4気筒ターボエンジンを採用。
4気筒設計により、余裕のパワーとトルクを実現しているのです。
加えて、コペン専用のチューニングが施されているので、軽自動車とは思えない快走を楽しめます。
【コペンに搭載されている「JB-DET型」エンジンのスペック】
- 最高出力:64馬力(47kW)/6000rpm
- 最大トルク:11.2Kg・m/3200rpm
ダイハツ・コペン(L880K型)のオススメポイントその3:荷物置きとして使えるトランクルーム
L880K型コペンでオススメしたい3つ目のポイントは、トランクルームです。
電動開閉式ルーフを採用するアクティブトップ仕様は、ルーフでキャビンを閉じている場合、リヤ部に備えられたトランクルームを荷物置きとして活用できます。
そのため、買い物なども、荷物の持ち帰りに困りません。
シュミのドライブだけでなく、タウンユースでも活躍できるクルマです!
ダイハツ・コペン(L880K型)のオススメポイントその4:走りを追求したディタッチャブルトップ仕様
L880K型コペンでオススメしたい4つ目のポイントは、ディタッチャブルトップ仕様の走行性能です。
樹脂製ルーフを装備したディタッチャブルトップは、アクティブトップを備えたモデルよりも軽量化されており、リヤスポイラーとチューニングが施されたサスペンションを標準装備。
コペンに、さらなる走りを求めるなら、ディタッチャブルトップ仕様を検討してみることがおススメです。
ダイハツ・コペン(L880K型)のオススメポイントその5:特別装備が施された「アニバーサリーセレクション」
L880K型コペンでオススメしたい5つ目のポイントは、特別仕様車です。
L880K型は、2002年から2012年までの10年間生産されました。
誕生1周年・2周年・10周年と記念すべきタイミングで特別仕様車が設定され、お買い得感ある特別装備が採用されています。
なかでも、2012年に販売された「10th アニバーサリーエディション」は、同年で生産を終了するコペンに感謝の気持ちを込めたスペシャルバージョン。
中古車市場で見かけた際はオススメの1台です。
【10th アニバーサリーバージョンの主な特別装備】
- アルミスカッフプレートカバー(10thアニバーサリーロゴ、シリアルナンバー付き)
- ブラックメッキフロントグリル
- BBS製15インチアルミホイール
- 本革製スポーツシート(ブラック、レッドステッチ
ダイハツ・コペン(L880K型)の中古車相場
2020年6月現在のダイハツ・コペン(L880K型)の中古車相場は、以下のとおりです。
最低中古価格:10万円(2020年6月時点)
最高中古価格:199万8000円(2020年6月時点)
平均価格:70万6000円(2020年6月時点)
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ダイハツ・コペン(L880K型)の維持費
ダイハツ・コペン(L880K型)の、1年間にかかる維持費はいったいどの程度なのでしょうか。
この項目では、コペンのグレード アクティブトップ(5速MT・FF仕様)を例に、維持費を計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はレギュラーガソリンで、130円/Lと仮定して計算しています。コペンのグレード アクティブトップ(5速MT・FF仕様)の実燃費は平均で15.88km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/3744)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
コペンを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約75,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
566(L)×130(円、ガソリンの値段)=73,677(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、コペンの場合は「軽自動車税」に分類されます。軽自動車税:10,800円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、コペンにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)79,450円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし35,000円
コペンの年間維持費は約20万円
コペンの年間維持費は198,927円です。ガソリン代 | 73,677円 |
自動車税 | 10,800円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 79,450円 |
任意保険 | 35,000円 |
合計 | 198,927円 |
車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
ダイハツ・コペン(L880K型)スペック紹介
ダイハツ・コペン(L880K型)のスペックを簡単に紹介します。
全長 | 3.395mm |
全幅 | 1.475mm |
全高 | 1.245mm |
燃費(10・15モード) | 15.2~18.8km/L |
駆動方式 | FF |
排気量 | 659cc |
乗車定員 | 2名 |
まとめ
Photo by Ming-yen Hsu
軽自動車で初の電動開閉式ルーフが採用されたことや、走りを追求した設計・セッティングで魅力のあるモデルに仕上がっているL880K型コペン。
オープンカーを手軽かつお手頃予算で楽しみたいなら、維持費も抑えられるコペンはオススメの1台です。
今なら、中古車市場でも良質な車両が増えているので、購入のチャンス!
L880K型コペンで、海沿いを颯爽とドライブしてみませんか。
ダイハツ・コペン(L880K)の中古車を買ってオープンドライブを楽しむ!