フランス生まれのホットハッチ!プジョー・306(EN/GFN型)が軽快な走りを楽しみたい人にオススメな5つの理由

フランス生まれのホットハッチ!プジョー・306(EN/GFN型)が軽快な走りを楽しみたい人にオススメな5つの理由

カタログ

プジョー・306(EN/GFN型)とは

プジョー・306(EN/GFN型)スタイリングPhoto by FotoSleuth

プジョー"306"は2002年まで、約9年間生産されて多くのユーザーに親しまれていたモデルです。

加えて、ラリー世界選手権(WRC)でもメーカー主導で参戦するなど、モータースポーツでも活躍を見せました。

日本にも1994年に輸入が開始され、プジョーの知名度を一気に押し上げた人気モデルです。

プジョー・306(EN/GFN型)最大の特徴は「豊富なバリエーション」



プジョー・306(EN/GFN型)スタイリング2Photo by FotoSleuth

プジョー 306が持つ最大の特徴は、「豊富なバリエーション」です。

日本へ輸入されていたプジョー 306のバリエーションは、実に3種類。

同じシリーズでありながら多彩なバリエーションが設定されたことにより、用途に合わせたチョイスができるのです。

【プジョー・306へ用意されていたバリエーション】
・3ドア/5ドアハッチバック
・ステーションワゴン
・カブリオレ(オープン)


しかし、他にも注目したいポイントがあります。

次の項目からは、プジョー・306のオススメポイントを1つずつご紹介しましょう。

プジョー・306(EN/GFN型)のオススメポイントその1:「ピニンファリーナ」デザインの骨太なスタイリング

プジョー・306(EN/GFN型)スタイリング3Photo by Guillaume Vachey

プジョー 306でオススメしたい1つ目のポイントは、スタイリングです。

イタリアの自動車デザイン会社「ピニンファリーナ」による骨太なデザインが魅力的で、横長でひし形のようなイメージのヘッドランプや、ルーフからバックドアまで思い切り下がるボディラインは、画期的です。

ひと目でプジョーのクルマであると認知できる「骨太」なイメージが魅力となっています。

プジョー・306(EN/GFN型)のオススメポイントその2:多彩なエンジンバリエーション

プジョー・306(EN/GFN型)スタイリング4Photo by FotoSleuth

プジョー 306でオススメしたい2つ目のポイントは、エンジンです。 
【プジョー・306に用意されていたエンジン】
・1.8リッター(1800cc)直列4気筒
・2リッター(2000cc)直列4気筒
・2リッター(2000cc)直列4気筒16バルブ
そのなかでも注目は、16バルブを備えた2リッターエンジンで、可変吸気システムを備え、最高出力は150馬力を記録します。
スタビライザー付きのサスペンションをおごった足回りを生かすパワーを備えたエンジンは、楽しいドライブタイムを提供してくれます。

プジョー・306(EN/GFN型)のオススメポイントその3:ホットハッチ「S16」

プジョー・306(EN/GFN型)スタイリング5Photo by Adrian Kot

プジョー 306でオススメしたい3つ目のポイントは、ホットハッチグレード「S16」です。
デビュー当初は3ドアハッチバックのボディタイプのみに絞られ、最高出力163馬力までパワーを増強した2リッターエンジンと5速マニュアルトランスミッション(MT)が組み合わされています。
そして1997年に登場した後期モデルでは、6速MTに変更されてより走りへ重点を置いたグレードに進化。

走りに重点を置いたホットハッチバックを求めるなら、S16がオススメです。

プジョー・306(EN/GFN型)のオススメポイントその4:ステーションワゴン「ブレーク」

プジョー・306(EN/GFN型)スタイリング6Photo by Adrian Kot

プジョー 306でオススメしたい4つ目のポイントは、グレード「ブレーク」です。
ハッチバックより車体の長さを30cm延長されたことによりラゲッジスペースを拡大。
多くの荷物を積めるようなパッケージングが実現されています。
5人フル乗車で荷物が多いユーザーは、ブレークを探してみると良いでしょう。

プジョー・306(EN/GFN型)のオススメポイントその5:2+2シーターの「カブリオレ」

プジョー・306(EN/GFN型)スタイリング7Photo by Guillaume Vachey

プジョー 306でオススメしたい5つ目のポイントは、グレード「カブリオレ」の存在です。

「2+2」の合計4人乗り仕様の、電動開閉式(一部手動)ルーフを備えたオープンカー。

2ドアでありながら4人がしっかり乗車できるパッケージングが実現されており、ファミリーユースでも使いやすいクルマに仕上がっています。

多人数乗車が可能なオープンカーを探しているなら、306カブリオレは注目の1台です。

プジョー・306(EN/GFN型)の中古車相場

プジョー・306(EN/GFN型)スタイリング8Photo by Guillaume Vachey

2020年7月現在の、プジョー 306(EN/GFN型)の中古車相場は、以下のとおりです。

最低中古価格:59万円(2020年7月時点)
最高中古価格:85万円(2020年7月時点)
平均価格:72万円(2020年7月時点)

プジョー・306(EN/GFN型)の維持費

プジョー・306(EN/GFN型)スタイリング9Photo by Guillaume Vachey

プジョー 306(EN/GFN型)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。

ガソリン代

使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。

プジョー・306のグレード、XSi(FF、MT仕様)の実燃費は平均で10.19km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/4794

この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。

【ガソリン代計算式】
883(L)×140(円、ガソリンの値段)=123,650(円、年間のガソリン代)

プジョー・306を1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約120,000円程度と考えておきましょう。

自動車税

日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、プジョー・306の場合は「自動車税」に分類されます。

プジョー・306のグレード、XSi(FF、MT仕様)は、以下の金額が課税されます。

自動車税(1.5リッター以上、2リッター未満):39,500円

その他諸々の費用


ガソリン代や自動車税以外で、プジョー・306にかかる費用を挙げてみました。
項目 費用
車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)
102,410円
任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし
48,000円

プジョー・306の年間維持費は約28万円

プジョー・306の年間維持費は283,572円です。
ガソリン代 123,650円
自動車税 39,500円
車検費用(基本料金+法定費用) 102,410円
任意保険 48,000円
合計 283,572円
車検費用については自家用乗用車の場合、2年に1度の法的義務があるので、参考程度にしてください。

車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。

また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。

プジョー・306(EN/GFN型)スペック紹介

プジョー・306(EN/GFN型)スタイリング10Photo by Guillaume Vachey

プジョー・306(EN/GFN型)のスペックを簡単に紹介します。
 
全長 4.030~4.345mm
全幅 1.695mm
全高 1.390~1.470mm
排気量 1761~1998cc
駆動方式 FF
乗車定員 4~5名

まとめ

プジョー・306(EN/GFN型)スタイリング11Photo by Guillaume Vachey

豊富なボディタイプバリエーションで、誰にでも受け入れられるモデルに仕上がったプジョー 306。

生産終了から20年近く経過する今でも、中古車物件は豊富で手頃な価格となっています。

手軽にフランス車を味わいたいならlオススメの1台。

プジョー 306で、穏やかなカーライフを送りましょう!

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