スズキ"ワゴンR"は、トールワゴンタイプの軽自動車を流行させた元祖モデル。軽自動車の短所であった狭い室内空間を、背を高く設計することで克服し、大ヒットを遂げました。そのなかでも2代目 MC型はカスタマイズ向きであることから、中古車市場で人気を博しています。
Contents
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- スズキ・ワゴンR(MC型)とは
- スズキ・ワゴンR(MC型)最大の特徴は「多彩なグレード」
- スズキ・ワゴンR(MC型)のオススメポイントその1:シャープさにまろやかな丸みを加えたスタイリング
- スズキ・ワゴンR(MC型)のオススメポイントその2:改良ごとに動力性能がアップ
- スズキ・ワゴンR(MC型)のオススメポイントその3:「助手席側のみリアドア」モデルを用意
- スズキ・ワゴンR(MC型)のオススメポイントその4:機能性を高める快適装備を追加
- スズキ・ワゴンR(MC型)のオススメポイントその5:エアロで武装した「RR」
- スズキ・ワゴンR(MC型)の中古車相場
- スズキ・ワゴンR(MC型)の維持費
- スズキ・ワゴンR(MC型)スペック紹介
- まとめ
スズキ・ワゴンR(MC型)とは
ワゴンRは、1993年に初代CT/CV型が登場。
当時、低い車高のセダンタイプが流行していた中、
そのため、車内空間が広がったことで居住性が高まり、
「93-94 RJCカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したほか、
そして1998年に登場した2代目 MC型は、キープコンセプトを保ちつつも各所に新しい要素が加えられた
スズキ・ワゴンR(MC型)最大の特徴は「多彩なグレード」
MC型ワゴンRが持つ最大の特徴は、「多彩なグレード」です。
1998年から2003年まで生産されたMC型に設定されたグレード数は、実に60種類以上。
エンジンや駆動方式、エクステリアの違いすべてを組み合わせた幅広いバリエーションからの選択が可能となっています。
スズキ・ワゴンR(MC型)のオススメポイントその1:シャープさにまろやかな丸みを加えたスタイリング
MC型ワゴンRでオススメしたい1つ目のポイントは、
初代CT/CV型よりキープコンセプトでありながら、
横に長く開いたグリルと四角形のヘッドランプが組み合わさったフ
スズキ・ワゴンR(MC型)のオススメポイントその2:改良ごとに動力性能がアップ
MC型ワゴンRでオススメしたい2つ目のポイントは、動力性能です。
MC型では改良ごとにトランスミッションや環境性能が改善され、
そして中期型から後期型へ改良されるにつれて、
そのため、中古車を探す際は、年式に要注意です。
【MC型ワゴンRでおこなわれた動力面改良】
・VVT(可変バルブタイミング機構)付エンジンへ換装(1999年改良)
・全グレードに4速オートマチックトランスミッション採用(2000年改良)
・低排出ガス認定を軽四輪車で初採用(2000年改良)
スズキ・ワゴンR(MC型)のオススメポイントその3:「助手席側のみリアドア」モデルを用意
MC型ワゴンRでオススメしたい3つ目のポイントは、「 助手席側のみリアドア仕様」。
普段は一人で乗る機会が多いとしても稀に友人を乗せる場面では、助手席側リアドアがあると便利です。
また、助手席側のみリアドアがある仕様は、「左側通行」の日本にマッチしたグレード。
子どもが道路へ飛び出す危険を防がるメリットがあります。
前期のみグレード設定されていた貴重なモデルでもあるので、 購入を考えている方は見つけた時がチャンスと考えて良いでしょう。
前期のみグレード設定されていた貴重なモデルでもあるので、
スズキ・ワゴンR(MC型)のオススメポイントその4:機能性を高める快適装備を追加
MC型ワゴンRでオススメしたい4つ目のポイントは、快適装備です。
特に、
加えて、スモークガラスやルーフアンテナ、
スズキ・ワゴンR(MC型)のオススメポイントその5:エアロで武装した「RR」
MC型ワゴンRでオススメしたい5つ目のポイントは、グレード RRの存在です。
RRは、ノーマル仕様とは異なり、
フロントバンパーやリアスポイラーなど、
スズキ・ワゴンR(MC型)の中古車相場
2020年7月現在の、スズキ・ワゴンR(MC型)の中古車相場は、以下のとおりです。
最低中古価格:1000円(2020年7月時点)
最高中古価格:45万円(2020年7月時点)
平均価格:12万円(2020年7月時点)
スズキ・ワゴンR(MC型)の維持費
スズキ・ワゴンR(MC型)、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はレギュラーガソリンで、130円/Lと仮定して計算しています。スズキ・ワゴンRのグレード、RR(FF、AT仕様)の実燃費は平均で11.38km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/4325)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
スズキ・ワゴンRを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約100,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
790(L)×130(円、ガソリンの値段)=102,811(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、スズキ・ワゴンRの場合は「軽自動車税」に分類されます。スズキ・ワゴンRのグレード、RR(FF、AT仕様)は、以下の金額が課税されます。
軽自動車税:10,800円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、スズキ・ワゴンRにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)79,450円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし40,000円
スズキ・ワゴンRの年間維持費は約23万円
スズキ・ワゴンRの年間維持費は233,061円です。ガソリン代 | 102,811円 |
自動車税 | 10,800円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 79,450円 |
任意保険 | 40,000円 |
合計 | 233,061円 |
車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
スズキ・ワゴンR(MC型)スペック紹介
スズキ・ワゴンR(MC型)のスペックを簡単に紹介します。
全長 | 3.395mm |
全幅 | 1.475mm |
全高 | 1.640~1.690mm |
排気量 | 657~658cc |
燃費(10・15モード) | 15.6~22.5km/L |
駆動方式 | FF/4WD |
乗車定員 | 4名 |
まとめ
ヒットを巻き起こした初代からのキープコンセプトを貫いた上で、着実な改良で進化を遂げた、MC型ワゴンR。
中古車市場では、手頃な価格で販売されており、カスタマイズパーツも充実しているため、初めてクルマを所有する人にもおすすめの1台です。
良質なMC型ワゴンRで、楽しいカーライフを始めてみませんか。