3代目はシリーズ初の5ドアのハッチバック!スバル・インプレッサ(GE/GH型)がオススメな5つの理由

3代目はシリーズ初の5ドアのハッチバック!スバル・インプレッサ(GE/GH型)がオススメな5つの理由

カタログ

スバル・インプレッサ(GE/GH型)とは

スバル・インプレッサ(GE/GH型)スタイリング出典:https://ucar.subaru.jp/

インプレッサは、1992年に5ドアハッチバックおよび4ドアセダンタイプの乗用車として登場しました。

初代 GC/GF型は、扱いやすいボディサイズに、スバルの十八番である「シンメトリカルAWD」(四輪駆動システム)を搭載したパッケージングで、高い人気を得ます。

その後、2000年に登場した2代目 GD/GG型ではコンセプトを継承しつつ、各所に改良が加えられ、ファンだけでなく新規ユーザーの獲得につなげました。

そして、2007年に登場した3代目は、当初は5ドアハッチバック(GH型)のみで、追って4ドアセダン「アネシス」(GE型)を追加。

従来とは異なるアプローチで、インプレッサの進化を図ったのです。

スバル・インプレッサ(GE/GH型)最大の特徴は「全グレード3ナンバーサイズボディ」

スバル・インプレッサ(GE/GH型)スタイリング2出典:https://ucar.subaru.jp/

GE/GH型が持つ最大の特徴は、全グレード3ナンバーボディ。

2代目 GD/GG型では、GD型4ドアセダンのみ3ナンバーサイズのボディサイズでしたが、代目 GE/GH型では、ハッチバックも含め、すべてのグレードで3ナンバーサイズボディが採用されます。

また、車幅が1740mmとなり、車内空間に余裕ができたことで、快適性もアップしました。

スバル・インプレッサ(GE/GH型)のオススメポイントその1:サッシュドドアを採用したスタイリング

スバル・インプレッサ(GE/GH型)スタイリング3出典:https://ucar.subaru.jp/

GE/GH型インプレッサでオススメしたい1つ目のポイントは、スタイリングです。

特に注目したいポイントは、ドアの設計で、モデル史上初の「サッシュドドア」が採用されました。

ドアガラス周辺に、フレームを用いることでボディ剛性の向上につなげています。

また、初代、2代目で採用されていた「サッシュレスドア」よりデザインを一転。

丸みを帯びたスタイリングに、アクセントを加えています。

スバル・インプレッサ(GE/GH型)のオススメポイントその2:3種類のエンジンラインナップ

スバル・インプレッサ(GE/GH型)スタイリング4出典:https://ucar.subaru.jp/

GE/GH型インプレッサでオススメしたい2つ目のポイントは、エンジンです。

【GE/GH型インプレッサに用意されていたエンジン】
・1.5リッター(1500cc)直列4気筒DOHC
・2リッター(2000cc)直列4気筒SOHC
・2リッター(2000cc)直列4気筒SOHCターボ

1.5リッター、2リッターの自然吸気(NA)エンジン2種類と、2リッターターボエンジンの3種類が設定されています。

そのなかでも、GE/GH型で注目したいポイントは、1.5リッターエンジンです。

SOHC(シングルカム)からDOHC(ツインカム)に換装され、低速域でのトルクを改善。

街なかでの移動や、ちょっとした坂道でもストレスなく走り抜けられる動力性能を獲得しています。

日常生活での扱いやすさと心地よい走りを、各エンジンが提供してくれるのです。

スバル・インプレッサ(GE/GH型)のオススメポイントその3:最高評価の安全性能

スバル・インプレッサ(GE/GH型)インテリア出典:https://ucar.subaru.jp/

GE/GH型インプレッサでオススメしたい3つ目のポイントは、安全性能です。

自動車安全性能を評価する平成19年度の「自動車アセスメント」で、グランプリを受賞。

衝突時の運転席および助手席、歩行者頭部保護を確認する試験で、それぞれ最高評価を獲得した、優れた安全性能を発揮します。

万が一のアクシデントでも、ドライバーや乗員を守る強さを備えているのです。

スバル・インプレッサ(GE/GH型)のオススメポイントその4:追加されたセダン「アネシス」


スバル・インプレッサ(GE/GH型)スタイリングアネシス出典:https://ucar.subaru.jp/

GE/GH型インプレッサでオススメしたい4つ目のポイントは、セダンバリエーション「アネシス」の存在です。

2008年にセダンタイプがラインナップへ加わりました。

アネシスの特徴は、「独立したトランクルーム」。

セダン特有のトランク形式のラゲッジスペースは、ゴルフバッグや旅行グッズを入れるに最適です。

質感の高いミドルサイズセダンを求めるなら、アネシスをオススメします。

スバル・インプレッサ(GE/GH型)のオススメポイントその5:希少価値抜群の「BEAMSコラボ」特別仕様車

スバル・インプレッサ(GE/GH型)スタイリング6出典:https://ucar.subaru.jp/

GE/GH型インプレッサでオススメしたい5つ目のポイントは、特別仕様車の存在です。

特に注目したいポイントは、2008年に設定された「ビームスエディション」です。

ファッションブランド「BEAMS」とのコラボレーションで誕生した特別仕様車は、特別なボディカラーや本革シート、レギュラーグレードよりインチアップされたアルミホイールなどの魅力的な装備が満載。

中古車を探す際は、注目したいモデルです。

【ビームスエディションの主な装備、特徴】

・特別ボディカラー「アクティブオレンジ・パール」
・全席本革シート
・キーレスアクセス&プッシュスタート
・17インチアルミホイール

スバル・インプレッサ(GE/GH型)の中古車相場

スバル・インプレッサ(GE/GH型)スタイリング7出典:https://ucar.subaru.jp/

2020年7月現在の、スバル インプレッサ(GE/GH型)の中古車相場は、以下のとおりです。

【ハッチバック】
最低中古価格:9万円(2020年7月時点)
最高中古価格:149万円(2020年7月時点)
平均価格:40万7000円(2020年7月時点)

【アネシス】
最低中古価格:19万8000円(2020年7月時点)
最高中古価格:49万9000円(2020年7月時点)
平均価格:31万4000円(2020年7月時点)

スバル・インプレッサ(GE/GH型)の維持費

スバル・インプレッサ(GE/GH型)スタイリング8出典:https://ucar.subaru.jp/

スバル インプレッサ(GE/GH型)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。

ガソリン代

使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。

インプレッサのグレード、GT(2リッター、4WD、AT仕様)の実燃費は平均で9.93km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/8601

この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。

【ガソリン代計算式】
906(L)×140(円、ガソリンの値段)=126,888(円、年間のガソリン代)

インプレッサを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約130,000円程度と考えておきましょう。

自動車税

日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、インプレッサの場合は「自動車税」に分類されます。

インプレッサのグレード、GT(2リッター、4WD、AT仕様)は、以下の金額が課税されます。

自動車税(1.5リッター超、2リッター以下):39,500円

その他諸々の費用


ガソリン代や自動車税以外で、インプレッサにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用
車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)
102,410円
任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし
45,000円

インプレッサの年間維持費は約31万円

インプレッサの年間維持費は313,798円です。
ガソリン代 126,888円
自動車税 39,500円
車検費用(基本料金+法定費用) 102,410円
任意保険 45,000円
合計 313,798円
車検費用については自家用乗用車の場合、2年に1度の法的義務があるので、参考程度にしてください。

車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。

また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。

スバル・インプレッサ(GE/GH型)スペック紹介

スバル・インプレッサ(GE/GH型)スタイリングメーター出典:https://ucar.subaru.jp/

スバル・インプレッサ(GE/GH型)のスペックを簡単に紹介します。
 
全長 4.415~4.580mm
全幅 1.740~1.770mm
全高 1.475~1.520mm
排気量 1498~1994cc
燃費(10・15モード) 12.0~17.6km/L
駆動方式 FF/4WD
乗車定員 5名

まとめ

スバル・インプレッサ(GE/GH型)スタイリング9出典:https://ucar.subaru.jp/

無駄がない効率を重視したパッケージングで、多くのユーザーに受け入れられるモデルへ進化した、GE型/GH型インプレッサ。

既に生産が終了されてから10年近くが経過しており、物件数は減りつつあります。

しかし、市場価格は手頃なため、初めてクルマを購入するユーザーやカスタマイズのベース車両にしたい人にはもってこいのクルマです。

GE型/GH型インプレッサで、楽しいドライブを実現しましょう!

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