フォルクスワーゲン"ポロ"は、日本の道路事情でも扱いやすいボディサイズで、女性に人気が高いコンパクトカーです。そのなかでも2009年に登場した5代目 6R型は、数々の「カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したモデルでもあります。
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VW・ポロ(6R型)とは
ポロは、1975年にドイツで初代 86型が登場して以来、フォルクスワーゲンのエントリーモデルとして手頃な価格帯で販
当時は3ドアハッチバックおよぴ2ドアクーペの2タイプで構成されており、2代目 86C型まで同様のボディタイプ構成が続きます。
そして3代目 6N型以降は、新たに5ドアハッチバック仕様を追加。
1996年より日本への輸入が始まり、
VW・ポロ(6R型)最大の特徴は「5つ星評価を獲得した安全装備」
6R型ポロが持つ最大の特徴は、安全装備です。
6R型には、ドライバーや乗る人に優しく頼もしい装備が搭載されています。
エアバッグやシート周り、【6R型ポロに採用されている主な安全装備】
・6エアバッグ(運転席、助手席、サイドなど)
・フォースリミッター付シートベルトテンショナー
・むち打ち低減ヘッドレスト
・ESP(エレクトロニック・スタビリゼーション・プログラム)
・マルチコリジョンブレーキシステム
・アダプティブクルーズコントロール
・リヤビューカメラ
コンパクトな車体でありながら、
VW・ポロ(6R型)オススメポイントその1:盛り上がった柔らかさのあるスタイリング
6R型ポロでオススメしたい1つ目のポイントは、スタイリングです。
全長を4m程度に抑えつつ、
VW・ポロ(6R型)オススメポイントその2:幅広いエンジンバリエーション
【6R型ポロに用意された主なエンジンバリエーション】・1リッター(1000cc)直列3気筒・1.2リッター(1200cc)直列3気筒・1.2リッター(1000cc)直列4気筒・1.4リッター(1400cc)直列4気筒・1.8リッター(1600cc)直列4気筒
小柄な車体に、様々な用途に合わせたガソリンエンジン仕様を多数設定( ※)
特に、2015年改良モデルで追加されたグレード「ブルーGT」 に搭載された1.4リッター直列4気筒エンジンは注目です。
アイドリングストップやブレーキエンジン回生システム、 走行中に4つの気筒のうち半分を休ませる「 アクティブシリンダーマネジメント」が搭載されており、高い走行性能と燃費性能を両立したモデルとなっています。
(※)グレードにより異なる
(※)グレードにより異なる
VW・ポロ(6R型)オススメポイントその3:初の「デュアルクラッチトランスミッション」
6R型では、歴代モデルで初めて7速デュアルクラッチトランスミッションを採用。
クラッチを不要としながらも、マニュアルトランスミッション( MT) に通ずるダイレクトな変速を電子制御で実現しています。
VW・ポロ(6R型)オススメポイントその4:クロスオーバーチックな「クロスポロ」
4代目 9N型で好評だったクロスオーバーSUVチックなグレードが、引き 続き設定されました。
【クロスポロの主な専用装備】・車種専用バンパー・ホイールハウスエクステンション・ルーフレール
ノーマル仕様と異なるエクステリアを装備して、 ワイルドな走りを期待させるデザインで、一味違うポロを楽しみたいなら、 クロスポロはオススメの1台です。
VW・ポロ(6R型)オススメポイントその5:ホットハッチ「GTI」
フォルクスワーゲンの各モデルに用意されていた、伝統のグレードGTIが設定されていました。
モデルサイクルの中で、度々改良が行われたスポーティグレード ですが、注目すべきはエンジンで、2015年のマイナーチェンジモデルでは、1.8リッター( 1800cc)シングルターボエンジンが採用されています。
最高出力は192馬力。
2010年登場時に搭載された1. 4リッターツインターボエンジンよりも、13馬力アップしています 。
豊かなトルク特性を持ったエンジンで、 スポーティグレードならではの楽しい走りを味わえるのです。
VW・ポロ(6R型)の中古車相場
2020年7月現在の、VW・ポロ(6R型)の中古車相場は、以下のとおりです。
最低中古価格:19万円(2020年7月時点)
最高中古価格:245万円(2020年7月時点)
平均価格:76万2000円(2020年7月時点)
VW・ポロ(6R型)の維持費
VW ポロ(6R型)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。ポロのグレード、GTI(1.8リッター、FF、DCT仕様)の実燃費は平均で10.0km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/12317)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
ポロを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約130,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
900(L)×140(円、ガソリンの値段)=126,000(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、ポロの場合は「自動車税」に分類されます。ポロのグレード、GTI(1.8リッター、FF、DCT仕様)は、以下の金額が課税されます。
自動車税(1.5リッター超、2リッター以下):39,500円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、ポロにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)91,650円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし40,000円
ポロの年間維持費は約30万円
ポロの年間維持費は297,150円です。ガソリン代 | 126,000円 |
自動車税 | 39,500円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 91,650円 |
任意保険 | 40,000円 |
合計 | 297,150円 |
車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
VW・ポロ(6R型)スペック紹介
VW ポロ(6R型)のスペックを簡単に紹介します。
全長 | 3.995mm |
全幅 | 1.685mm |
全高 | 1.475mm |
排気量 | 999~1798cc |
燃費(JC08モード) | 15.9~23.4km/L |
駆動方式 | FF |
乗車定員 | 5名 |
まとめ
ノーマルからクロスオーバーチック、ホットハッチまで幅広く揃った6R型ポロは、残念ながら2018年でモデルチェンジがおこなわれ、旧モデルとなってしまいましたが、中古車市場では手頃な価格で販売されています。
コンパクトカーで熱いモデルを希望するなら、「ドイツ産快速コンパクト」であるこの1台はいかがでしょうか。
6R型ポロで、楽しいドライブを実現してください。