スバルを支え続けたミドルサイズセダン!スバル・レガシィセダン(BC型)を往年の名車に乗ってみたい人にオススメする5つの理由

カタログ

2020/09/26

スバル"レガシィセダン"は、「伝統」の意味を持つネーミングを与えられた、スバル初のミドルサイズセダン。ワゴンとともにシリーズでヒットを遂げて、スバルを一躍有名企業に押し上げたクルマです。

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スバル・レガシィセダン(BC型)とは

Photo by Rutger van der Maar

レガシィは、スバル(当時・富士重工業)を長く支えてきたミドルサイズセダン。

スバル1000、レオーネなど数多くの普通乗用車を開発し、独自の技術を追求してきた富士重工業が、持てるすべてを出し尽くして開発したクルマです。

すべての技術が投入されたレガシィは、モータースポーツを統轄する国際組織「FIA（国際自動車連盟）」が規定する「10万キロ世界速度記録」で、当時のワールドレコードを樹立。

高い信頼性と性能を誇るクルマとなっています。

スバル・レガシィセダン(BC型)最大の特徴は「4WDシステム」

Photo by peterolthof

BC型レガシィセダンが持つ最大の特徴は、「4WDシステム」です。

普通乗用車「レオーネ」を通じて、開発に力を注いだフルタイム式4WD(四輪駆動)システムが搭載されています。

電子制御により、自動かつ無段階に前後輪へのトルク配分を変化させる「アクティブ・トルク・スプリット4WD」により、路面状況を問わず安定した走行を実現。

現在の「シンメトリカルAWD」に通ずる4WDシステムを、BC型レガシィセダンで味わえます。

スバル・レガシィセダン(BC型)オススメポイントその1:水平対向エンジン

Photo by peterolthof

BC型レガシィセダンでオススメしたい1つ目のポイントは、水平対向エンジンです。

水平対向レイアウトを採用した、「EJ」型を搭載。

1966年に登場した乗用車「スバル1000」から採用されてきた、伝統のエンジン形式を引継ぎ、新たに開発されました。

登場当初は1.8リッター(1800cc)および2リッター(2000cc)自然吸気エンジンのみがラインナップされていましたが、のちにターボチャージャー付仕様も追加されています。

2リッターターボ仕様は220馬力のパワーを発揮し、当時の同クラス車種では屈指の実力を誇っていたのです。

スバル・レガシィセダン(BC型)オススメポイントその2:FFレイアウト仕様も用意

Photo by RL GNZLZ

BC型レガシィセダンでオススメしたい2つ目のポイントは、FFレイアウト仕様です。

4WDシステムが注目される歴代レガシィですが、初代 BC型ではFF(フロントエンジン・前輪駆動）レイアウト仕様も設定されていました。

車重が4WDモデルよりも軽く、よりスピーディーで機敏な挙動を楽しめます。

貴重なFFレイアウト仕様も、BC型レガシィセダンを選ぶメリットの1つです。

スバル・レガシィセダン(BC型)オススメポイントその3:当時最先端の快適機能

Photo by Rutger van der Maar

BC型レガシィセダンでオススメしたい3つ目のポイントは、快適機能です。

エアサスペンションやアンチロックブレーキシステム(ABS)、ブロンズガラス、シートリフター、本革巻ステアリングを各グレードに採用。

乗り心地や使い勝手に度重なる熟成が施され、上質さを極めたクルマに進化しています。

スバル・レガシィセダン(BC型)オススメポイントその4:フルモデルチェンジ並みの後期型モデル

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BC型レガシィセダンでオススメしたい4つ目のポイントは、後期型モデルです。

1991年のマイナーチェンジで登場した後期型モデルは、エクステリアとインテリアに大きくテコ入れが行われ、フルモデルチェンジに近い変更が施されました。

フロントグリルやヘッドランプ、前後バンパー、テールランプなど、外観が大きく変化し、同型でありながら新鮮さを感じさせるデザインとなっています。

スバル・レガシィセダン(BC型)オススメポイントその5:スポーティグレード

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BC型レガシィセダンでオススメしたい5つ目のポイントは、スポーティグレードです。

登場直後にグレード設定された4WDターボモデル「RS」をベースに、追加装備でパワーアップした特別仕様も用意されていました。

現代のスバル車では定番となっているスポーツモデルの熟成シチュエーションを、構築したクルマでもあるのです。

スバル・レガシィセダン(BC型)の中古車相場

Photo by peterolthof

2020年8月現在の、スバルレガシィセダン(BC型)の中古車相場は、以下のとおりです。

最低中古価格：198万円(2020年8月時点)
最高中古価格：348万円(2020年8月時点)
平均価格:236万5000円(2020年8月時点）

スバル・レガシィセダン(BC型)の維持費

Photo by Rutger van der Maar

スバルレガシィセダン(BC型)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。

ガソリン代

使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Ｌと仮定して計算しています。

レガシィセダンのグレード GT(2リッター、4WD、MT仕様)の実燃費は平均9.50km/Lです。
（参照：https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/88）

この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。

【ガソリン代計算式】
947（Ｌ）×140（円、ガソリンの値段）＝132,631（円、年間のガソリン代）

レガシィセダンを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000ｋｍ程度の走行で約130,000円程度と考えておきましょう。

自動車税

日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、レガシィセダンの場合は「自動車税」に分類されます。

レガシィセダンのグレード GT(2リッター、4WD、MT仕様)は、以下の金額が課税されます。

自動車税(1.5リッター超、2リッター以下)：39,500円

その他諸々の費用

ガソリン代や自動車税以外で、レガシィセダンにかかる費用を挙げてみました。

項目費用

車検費用
・基本料金
・法定費用（自賠責保険料、重量税、印紙代） 102,410円

任意保険（主な条件）
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000ｋｍ以下
・人身傷害：3,000万円（車内のみ補償型）
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし 50,000円

レガシィセダンの年間維持費は約32万円

レガシィセダンの年間維持費は324,541円です。

ガソリン代	132,631円
自動車税	39,500円
車検費用（基本料金+法定費用）	102,410円
任意保険	50,000円
合計	324,541円

車検費用については自家用乗用車の場合、2年に1度の法的義務があるので、参考程度にしてください。

車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。

また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。

スバル・レガシィセダン(BC型)スペック紹介

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スバルレガシィセダン(BC型)のスペックを簡単に紹介します。

全長	4.545mm
全幅	1.690mm
全高	1.395mm
排気量	1820~1994cc
駆動方式	FF/4WD
乗車定員	5名

まとめ

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スバルの運命を大きく左右した伝統のモデルとして、一躍有名となったBC型レガシィセダン。

中古車市場ではプレミアが付く、人気車種です。

年期が入ったクルマでもあるため、状態の良い物件を購入するならば早急に！

BC型レガシィセダンで、スバルの歴史を感じ取りましょう。