隠れたコンパクトスポーツ!三菱・ミラージュ(CK/CM型)の中古車がまだまだ遊べる5つの理由

カタログ

2020/09/30

三菱"ミラージュ"は、セダンやクーペ、3ドアハッチバックなどの多彩なラインナップを揃えたコンパクトカーです。そのなかでも、1995年に登場した5代目 CK/CM型は、三菱自動車が取り組んできたコンパクトカー開発の集大成を飾ったモデルでした。

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三菱・ミラージュ(CK/CM型)とは

出典：https://www.mitsubishi-motors.com/

ミラージュは、セダンを始めとしたハッチバックやクーペなど、多彩なボディバリエーションが設定されていたコンパクトカーです。

1978年の初代から40年以上の間、世界中で親しまれています。

現在販売されている2012年登場の6代目は、タイで生産されている逆輸入の5ドアハッチバックモデルのみ。

そして1995年に登場した5代目 CK/CM型は、同カテゴリーの兄弟車「ランサー」とコンポーネントを共有しています。

このモデルで三菱自動車のコンパクトカーラインナップは、2002年に登場したコルトへ引き継がれました。

三菱・ミラージュ(CK/CM型)最大の特徴は「多彩なボディバリエーション」

出典：https://www.mitsubishi-motors.com/

CK/CM型ミラージュが持つ最大の特徴は、「多彩なボディバリエーション」です。

4代目 CB型を踏襲し、4ドアセダンや3ドアハッチバック、2ドアクーペ「アスティ」をラインナップし、販売チャネル「カープラザ店」の中核を担っていました。

三菱・ミラージュ(CK/CM型)オススメポイントその1:曲線にシャープさを加えたスタイリング

出典：https://www.mitsubishi-motors.com/

CK/CM型ミラージュでオススメしたい1つ目のポイントは、スタイリングで、曲線を多用していながらもシャープさを追求したデザインが取り入れられています。

3ドアハッチバックは全長を4代目 CB型よりも短縮し、取り回しを改良。

4ドアセダンとアスティは、シャープな目付きのヘッドランプと細めのフロントマスク、縦型のリヤコンビネーションランプが引き立つスリムなデザインとなりました。

三菱・ミラージュ(CK/CM型)オススメポイントその2:多彩なエンジンバリエーション

出典：https://www.mitsubishi-motors.com/

CK/CM型ミラージュでオススメしたい2つ目のポイントは、エンジンです。

1.3リッターから1.8リッターまで、多彩な排気量、気筒数のエンジンがラインナップされました。

特に注目したいのは、1.8リッターV型6気筒エンジンで、4代目 CB型で用意された1.6リッターV型6気筒エンジンに排気量アップが施されています。

SOHC(シングルカム)方式の採用やレギュラーガソリン対応化など、コストパフォーマンスが高まめられたエンジンです。

三菱・ミラージュ(CK/CM型)オススメポイントその3:充実した装備

Photo by Josh Larios

CK/CM型ミラージュでオススメしたい3つ目のポイントは、装備面の充実で、当時各メーカーで進められていた運転席エアバッグや、ABSが標準採用されています。

万能な照射が可能な「マルチパラボラヘッドライト」や「テールランプ」など、性能にすぐれた仕様を採用。

安全面と利便性に優れたクルマに進化しました。

三菱・ミラージュ(CK/CM型)オススメポイントその4:電子制御が用いられたトランスミッション

Photo by Josh Larios

CK/CM型ミラージュでオススメしたい4つ目のポイントは、トランスミッションで、「INVECS-Ⅱ」と呼ばれる電子制御式オートマチックと、マニュアルトランスミッションの2種類が採用されました。

ドライバーの運転習慣を学習し、適切なシフトチェンジに反映する機能が備わった、優れたオートマチック仕様となっています。

三菱・ミラージュ(CK/CM型)オススメポイントその5:スポーティグレード「サイボーグ」

Photo by Rutger van der Maar

CK/CM型ミラージュでオススメしたい5つ目のポイントは、グレード「サイボーグ」で、3代目以降のハッチバックに設定されているスポーティグレードです。

175馬力のパワーを有する1.6リッターエンジンがコンパクトボディに収められ、グレードも3種類に細分化。リヤサスペンションに可動域を広めた、マルチリンク式が採用されました。

専用パーツにより、走りへの磨きをかけたモデルに仕上がっているのです。

三菱・ミラージュ(CK/CM型)の中古車相場

Photo by Rutger van der Maar

2020年8月現在の、三菱ミラージュ(CK/CM型)の中古車相場は、以下のとおりです。

最低価格:58万円(2020年8月時点）
最高価格:138万円(2020年8月時点）
平均価格:84万6000円(2020年8月時点）

三菱・ミラージュ(CK/CM型)の維持費

Photo by RL GNZLZ

三菱ミラージュ(CK/CM型)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。

ガソリン代

使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Ｌと仮定して計算しています。

ミラージュのグレードサイボーグZR(1.6リッター、FF、MT仕様)の実燃費は平均12.00km/Lです。
（参照：https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/11029）

この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。

【ガソリン代計算式】
750(Ｌ)×140（円、ガソリンの値段）＝105,000（円、年間のガソリン代）

ミラージュを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000ｋｍ程度の走行で約110,000円程度と考えておきましょう。

自動車税

日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、ミラージュの場合は「自動車税」に分類されます。

ミラージュのグレードサイボーグZR(1.6リッター、FF、MT仕様)は、以下の金額が課税されます。

自動車税(1.5リッター超、2リッター以下)：39,500円

その他諸々の費用

ガソリン代や自動車税以外で、ミラージュにかかる費用を挙げてみました。

項目費用

車検費用
・基本料金
・法定費用（自賠責保険料、重量税、印紙代） 102,410円

任意保険（主な条件）
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000ｋｍ以下
・人身傷害：3,000万円（車内のみ補償型）
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし 45,000円

ミラージュの年間維持費は約29万円

ミラージュの年間維持費は291,910円です。

ガソリン代	105,000円
自動車税	39,500円
車検費用（基本料金+法定費用）	102,410円
任意保険	45,000円
合計	291,910円

車検費用については自家用乗用車の場合、2年に1度の法的義務があるので、参考程度にしてください。

車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。

また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。

三菱・ミラージュ(CK/CM型)スペック紹介

Photo by TuRbO_J

三菱ミラージュ(CK/CM型)のスペックを簡単に紹介します。

全長	3.870~4.290mm
全幅	1.680~1.690mm
全高	1.365~1.395mm
排気量	1298~1597cc
駆動方式	FF/4WD
乗車定員	5名

まとめ

出典：https://www.mitsubishi-motors.com/

三菱自動車が送り出してきたコンパクトカーの集大成となる、CK/CM型ミラージュ。

スポーティグレード「サイボーグ」を始め、当時流行していた「ホットモデル」は、いまだ中古車市場でも価値の高さを示しています。

徐々に状態の良い物件が減りつつあるので、購入するなら今が最後のチャンスではないでしょうか。

CK/CM型ミラージュで、素敵なカーライフを始めてください！