マツダ"ユーノス800"は、「5チャンネル化計画」を推進し、販売チャネル「ユーノス」のフラッグシップモデルに君臨したクルマです。マツダが持つ技術を最大限に表現したラグジュアリーカーでもありました。
Contents
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- マツダ・ユーノス800(TA系)とは
- マツダ・ユーノス800(TA系)最大の特徴は「十年基準」スタイリング
- マツダ・ユーノス800(TA系)オススメポイントその1:国産車初の「ミラーサイクルエンジン」
- マツダ・ユーノス800(TA系)オススメポイントその2:先進技術の走行デバイスを搭載
- マツダ・ユーノス800(TA系)オススメポイントその3:高級車ならではの安全装備
- マツダ・ユーノス800(TA系)オススメポイントその4:ソーラーベンチレーションシステム
- マツダ・ユーノス800(TA系)オススメポイントその5:時代を見据えたFFレイアウト
- マツダ・ユーノス800(TA系)の中古車相場
- マツダ・ユーノス800(TA系)の維持費
- マツダ・ユーノス800(TA系)スペック紹介
- まとめ
マツダ・ユーノス800(TA系)とは
ユーノス500は、
ブランド価値の向上を目指した販売チャネルの拡大を狙い、
マツダ・ユーノス800(TA系)最大の特徴は「十年基準」スタイリング
ユーノス800が持つ最大の特徴は、「十年基準」
前後に丸みを帯びたボディラインは、当時販売されていたクルマでも
時代をリードする「十年基準」
マツダ・ユーノス800(TA系)オススメポイントその1:国産車初の「ミラーサイクルエンジン」
ユーノス500でオススメしたい1つ目のポイントは、エンジンで、搭載された「ミラーサイクルエンジン」は、
環境問題が叫ばれる中で、2.3リッター(2300cc)や2.
マツダ・ユーノス800(TA系)オススメポイントその2:先進技術の走行デバイスを搭載
ユーノス500でオススメしたい2つ目のポイントは走行デバイスで、特に「4WS」には注目です。
四輪操舵とも呼ばれて、
ラグジュアリーカーに求められる高品質な走りを、
マツダ・ユーノス800(TA系)オススメポイントその3:高級車ならではの安全装備
ユーノス500でオススメしたい3つ目のポイントは、安全装備。
ブレーキやコーナリング時の車線はみ出しなど、不安定な走行を防ぐシステムをメインとした安全装備が多数搭載されています。
現代販売されている車種にも通ずる、当時の先端装備が搭載されていました。
【ユーノス800に採用された安全装備】
ABS(アンチロックブレーキシステム)
TCS(トラクションコントロールシステム)
マツダ・ユーノス800(TA系)オススメポイントその4:ソーラーベンチレーションシステム
ユーノス500でオススメしたい4つ目のポイントはソーラーベンチレーションシステムで、太陽電池を搭載したサンルーフを装着。充電したエネルギーをエアコンでの車内換気やバッテリー充電に生
当時、問題視されていた省エネルギー対策として、
マツダ・ユーノス800(TA系)オススメポイントその5:時代を見据えたFFレイアウト
当時、「フロントエンジン・後輪駆動」 のFRレイアウトのセダンが多い中、「フロントエンジン・ 前輪駆動」のFFレイアウトが採用されました。
フロントに荷重を置く事で走行安定性を確保し、 扱いやすいハンドリングと車内空間の広さを実現しています。
時代を見据えたFFレイアウトの採用で、上質な走りと乗り心地を味わえるのです。
マツダ・ユーノス800(TA系)の中古車相場
出典:https://newsroom.mazda.com/ja/
2020年8月現在の、マツダ ユーノス800(TA系)の中古車相場は、以下のとおりです。
平均価格:68万円(2020年8月時点)
マツダ・ユーノス800(TA系)の維持費
マツダ ユーノス800(TA系)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。
ユーノス800のグレード ミレーニアS(2.5リッター、FF、AT仕様)の実燃費は平均8.05km/Lです。
(参照:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/1374)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
ユーノス800を1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約130,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
957(L)×140(円、ガソリンの値段)=134,042(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、ユーノス800の場合は「自動車税」に分類されます。ユーノス800のグレード ミレーニアS(2.5リッター、FF、AT仕様)は、以下の金額が課税されます。
自動車税(2リッター超、2.5リッター以下):45,000円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、ユーノス800にかかる費用を挙げてみました。
ユーノス800の年間維持費は約35万円
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)112,340円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし56,000円
ユーノス800の年間維持費は347,382円です。
ガソリン代 | 134,042円 |
自動車税 | 45,000円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 112,340円 |
任意保険 | 56,000円 |
合計 | 347,382円 |
車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
マツダ・ユーノス800(TA系)スペック紹介
マツダ ユーノス800(TA系)のスペックを簡単に紹介します。
全長 | 4.825mm |
全幅 | 1.770mm |
全高 | 1.395mm |
排気量 | 2254~2496cc |
駆動方式 | FF |
乗車定員 | 5名 |
まとめ
マツダ「販売5チャネル化計画」で、ユーノスのラインナップを担うフラッグシップモデルであった、ユーノス800。
いまや希少価値が高いモデルとなっており、入手が難しい1台です。
購入するなら、見かけた時が絶好のチャンス。
手軽に1990年代のラグジュアリーカーを楽しみたいならば、ユーノス800がオススメです!