希少価値が高め!マツダ・ユーノス800(TA系)を振り返ります

カタログ

2023/03/31

マツダ"ユーノス800"は、「5チャンネル化計画」を推進し、販売チャネル「ユーノス」のフラッグシップモデルに君臨したクルマです。

マツダが持つ技術を最大限に表現したラグジュアリーカーでもありました。

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マツダ・ユーノス800(TA系)とは

出典：https://newsroom.mazda.com/ja/

ユーノス500は、マツダが持てる技術すべてを注ぎ込んで開発されたラグジュアリーカーで、マツダが打ち出した「5チャンネル」構想のうち、販売チャネル「ユーノス」で最上級モデルに位置するクルマです。

ブランド価値の向上を目指した販売チャネルの拡大を狙い、個性的なスタイリングのモデルを多く扱っていたユーノスを引っ張るべく、フラッグシップに据えられました。

マツダ・ユーノス800(TA系)最大の特徴は「十年基準」スタイリング

出典：https://newsroom.mazda.com/ja/

ユーノス800が持つ最大の特徴は、「十年基準」をテーマとしたスタイリングで、メッキ調で表した大きなグリルとひし形に丸みが加わったヘッドライトがひときわ目立つフロントマスクが特徴です。

前後に丸みを帯びたボディラインは、当時販売されていたクルマでも最先端。

時代をリードする「十年基準」デザインで、常に新鮮さを人々に与えるスタイリングが施されました。

マツダ・ユーノス800(TA系)オススメポイントその1:国産車初の「ミラーサイクルエンジン」

Photo by FotoSleuth

ユーノス500でオススメしたい1つ目のポイントは、エンジンで、搭載された「ミラーサイクルエンジン」は、吸気バルブタイミングを燃費効率重視で改善した意欲作です。

環境問題が叫ばれる中で、2.3リッター(2300cc)や2.5リッター(2500cc)の排気量ながら、低燃費を実現しています。

マツダ・ユーノス800(TA系)オススメポイントその2:先進技術の走行デバイスを搭載

Photo by Jason Lawrence

ユーノス500でオススメしたい2つ目のポイントは走行デバイスで、特に「4WS」には注目です。

四輪操舵とも呼ばれて、ステアリング操作によるフロントタイヤの動きに合わせて、リヤタイヤも同時に対応し、車体挙動を安定させる画期的な機構。

ラグジュアリーカーに求められる高品質な走りを、ユーノス800は4WSで示したのです。

マツダ・ユーノス800(TA系)オススメポイントその3:高級車ならではの安全装備

Photo by Jason Lawrence

ユーノス500でオススメしたい3つ目のポイントは、安全装備。

ブレーキやコーナリング時の車線はみ出しなど、不安定な走行を防ぐシステムをメインとした安全装備が多数搭載されています。

現代販売されている車種にも通ずる、当時の先端装備が搭載されていました。

【ユーノス800に採用された安全装備】
ABS(アンチロックブレーキシステム)
TCS(トラクションコントロールシステム)

マツダ・ユーノス800(TA系)オススメポイントその4:ソーラーベンチレーションシステム

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ユーノス500でオススメしたい4つ目のポイントはソーラーベンチレーションシステムで、太陽電池を搭載したサンルーフを装着。充電したエネルギーをエアコンでの車内換気やバッテリー充電に生かすシステムです。

当時、問題視されていた省エネルギー対策として、太陽光を生かしたソーラーパネルでまかなうシステムが採用されていたのです。

マツダ・ユーノス800(TA系)オススメポイントその5:時代を見据えたFFレイアウト

Photo by FotoSleuth

ユーノス500でオススメしたい5つ目のポイントは、FFレイアウト。

当時、「フロントエンジン・後輪駆動」のFRレイアウトのセダンが多い中、「フロントエンジン・前輪駆動」のFFレイアウトが採用されました。

フロントに荷重を置く事で走行安定性を確保し、扱いやすいハンドリングと車内空間の広さを実現しています。

時代を見据えたFFレイアウトの採用で、上質な走りと乗り心地を味わえるのです。

まとめ

出典：https://newsroom.mazda.com/ja/

マツダ「販売5チャネル化計画」で、ユーノスのラインナップを担うフラッグシップモデルであった、ユーノス800。

いまや希少価値が高いモデルとなっており、入手が難しい1台です。

購入するなら、見かけた時が絶好のチャンス。

手軽に1990年代のラグジュアリーカーを楽しみたいならば、ユーノス800がオススメです！